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    marikucchi_gkm

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    金カム腐SS置き場。
    尾宇佐現パロSSを載せています。
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    marikucchi_gkm

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    【尾宇佐SS】ツイログ。現パロクリスマス話。11/22SSと同じ世界線です。王道ケンカップル。色々捏造設定あります。

    #尾宇佐
    oyuasa

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    rabimomo

    DOODLEタイトルまんまです
    めちゃくちゃ出来る男な月を書いてみたくてこうなりました
    在宅ワークした日に休憩時間と夜に一気書きしたのでちょっと文章とっ散らかってますので大目に見て下さる方のみ!
    直接の描写はないですが、肉体関係になることには触れてますので、そこもご了承の上でお願いします

    2/12
    ②をアップしてます
    ①エリートリーマン月×大学生鯉「正直に言うと、私はあなたのことが好きです」

     ホテルの最上階にあるバーの、窓の外には色とりどりの光が広がっていた。都会の空には星は見えないが、眠らぬ街に灯された明かりは美しく、輝いている。その美しい夜景を眼下に、オーダーもののスーツを纏いハイブランドのビジネス鞄を携えた男は、目元を染めながらうっそりと囁いた。
     ずっと憧れていた。厳つい見た目とは裏腹に、彼の振る舞いは常にスマートだった。成熟した、上質な男の匂いを常に纏っていた。さぞかし女性にもモテるだろうとは想像に容易く、子供で、しかも男である己など彼の隣に入り込む余地はないだろうと、半ば諦めていた。それでも無邪気な子供を装って、連絡を絶やせずにいた。万に一つも望みはないだろうと知りながら、高校を卒業しやがて飲酒出来る年齢になろうとも、仕事帰りの平日だろうと付き合ってくれる男の優しさに甘えていた。
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    Kon_sch5

    PROGRESS
    宵待草、鳥がよぶまで 7ちょっとだけ・・・・・



     夢見が悪い、というのは、もはや疑いようのない事実だった。
     週に一、二度は、寝汗をかいて飛び起きる。それがもう二か月は続いていた。夢の内容は思い出せない。絶望的な気分だけがべったりと背中にはりつき、はげしく打つ鼓動を聴きながら肩で息をする。絶望感の正体もまた不明だった。自分自身が危害を加えられたというよりは、取り返しのつかない行為に手を染めてしまったというような、そういう種類の絶望感だという気がした。
     食いしばりも日に日にひどくなるようで、顎から首にかけてこわばったようになって目覚めることもあった。職場で雑談の一環として何の気なしに口にすると、歯科にかかったほうがいいと熱心にすすめられた。部下からは「マウスピースは食いしばりを解消するのではなく歯への負担を軽減するものなので、ボトックス注射によって食いしばりを抑える治療がおすすめ」だと言われた。ボトックス注射というのは美容医療の領域でしか耳にしたことがなかったので、月島はおどろいた。「歯ぎしりが治まるだけじゃなく、フェイスラインもすっきりするのでお得」と言われたものの、月島は別段顔まわりをすっきりさせたいと考えたことはなかったけれど。
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    のぞむし

    PROGRESS6月の月鯉🌙🎏小説進捗〜

    大正15年、春。
    帝都で一人の将校が殺され、上半身の皮を剥がされた死体が見つかる。
    退役し今は隠居の身の淀川から、かつての金塊争奪戦と関係があるのでは、と秘密裏に調査を命じられた鯉登少佐だがーー。
    というなんちゃってミステリ風な、情念不倫もの(になる予定)
    鯉登が妻子ある身のため、何でも来い!な方向けです。
    まだゴリゴリ書いてるので、修正入る可能性あります
    帝都メランコリア1
     帝都の春は騒がしい。
     零れんばかりの桜が上野の恩賜公園の周りには咲きほこり、夕方まで残る春の陽気に浮かれた人々がその下を行き交う。
     つい先月には、ここ帝都で若い将校の殺死体が発見され、ちょっとした騒ぎになったばかりだというのに。
     都会の人々の興味は忙しなく、瞬く間に移ろっていくものらしい。
     そんな桜の花弁がそこここに舞い散る帝都の春の通りを、鯉登は砂埃をあげて走る車の中から眺める。
     正直、進んで出向きたい場所では決してなかったが、鯉登の職場である陸軍省にわざわざ電話を寄越された上、車までを回されて呼び立てられれば、出向かざるを得なかった。

     車の着いた先で、庭の石畳を進んで玄関までいくと、一人の老人が扉の前で待っていた。
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