キャラ崩壊、捏造、エロはファンタジー「今日ヒマ?久々に飲もーよ」
突然のお誘いに書類作成の手を止める。
「いいですけど…ふふ、五条さん飲めないじゃないですか」
この人は見かけによらず下戸だった。時々開かれる高専メンバーの飲み会でも、一人だけソフトドリンクを頼んでは硝子さんや七海さんにお子様だと揶揄されている。
「いーの!僕レベルになると炭酸で酔えるから」
「私でよければお付き合いします」
「そう来なくちゃ。たまには宅飲みとかどうよ」
「宅飲み、」
「僕下戸だからかそういうのまったく誘われないんだよねー。仲間外れって結構寂しいよ?」
「ふふ、いいですよ!宅飲みしましょう」
「オッケ、じゃあ僕んちね。あ、誰も誘わないでね」
「え?どうしてですか?」
「大事な話するから」
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