リンぐだ♀とネウヤコが極小特異点でばったり会う話「ンンン…マスター、あの者人間ではありませぬ」
「…サーヴァント?」
「サーヴァントではなく…魔の物ですな」
「魔物?」
「あのピエロ?お坊さん?の人でっか!身長何センチあるんだろ」
「弥子よ…貴様まさかそれしか疑問に湧かないなどと言わないだろうな」
「え」
「あの男、人ではない。いや元人間だったというべきか…」
「ええ!?」
「これはこれは見事な化かしでございますなぁ。拙僧でなければ見逃してしまうところでございました」
「こんにちは!そのぐっちゃぐちゃに混ざった歪んだ魂はどのような酷い呪いを受けたらそうなるのか興味があると先生はおっしゃっています!」
「言ってない!!」と弥子は顔をブンブンと振って否定
「探偵さんなの?すごいね」
「いや、させられてると言うか何というか…」
「そういうあなたはマスター?私とそんな変わらない年でお店のマスターしてるなんてすごいね。残ったご飯食べ放題だ…いいなぁ」
「そういうマスターではなくて……って食べ放題?その…信じられないかもしれないんだけど…私達はカルデアという組織から来たんだ」
説明終了
「ほう、そのような組織が地上にあるとは!更に特異点とな!謎に誘われて来た甲斐があったものだ!」
「専門家がいるなら私達は別にいなくても…」
「何か言ったか?」
「何でもないです」
「人ではないって道満から聞いてたけど魔人とは…」
「世界は広いですなァ。拙僧、魔界とやらに興味がありまする」
「道満はそれ以上霊基イジるの禁止」
「ンンン…」
「さて、我輩達とお前達はどうやら目的が一緒らしいが謎解きは我輩達に任せてもらおう。謎は主食なのでな」
「ネウロは魔人な上にサディストだけどとても頼りになるのは間違いないから信じてほしい」
「うん、信じるよ。でも戦いになったらこちらに任せて」
「マスターはお人好し過ぎますな。もしこの者たちが裏切ったら等と疑わないので?」
「この人達は大丈夫だよ」
「拙僧知りませぬぞ…」
こうしてネウロと弥子、立香と道満は特異点を修復しに動くのであった。
続かない。