甘えたな君と珍しいことに目覚ましがなる前に瞼が開いて、いつものもう一度目を閉じて眠りに戻りたいという気分もない。
何回か見たことのある天井を見て今の状況を改めて把握する。

そうだ、昨日はヴォックスとサシで飲んでそのまま二人で寝てしまったのだ。
隣を見るといつもは自分より早く起きて朝食なりコーヒーなり紅茶なりを忙しなく準備するコイツが警戒心の欠片もなく寝ている。

相変わらず顔は整っているなぁと寝顔を眺めて、たまには俺が淹れてやるかという気分になった。

ベッドのスプリングに手を埋めて、ゆっくり立ち上がった瞬間何かに服を引っ張られる感覚。

｢……どこ行くんだ｣
｢お、まえ。起きてたのか？今日は気分がいいからお前はまだ寝てていいぞ｣

猫の日｢いい加減にしろよ！！！！恋人のことをほっぽいて他に愛を振りまくような男をいつまでも愛せるわけないだろ！！｣
携帯も財布も持たず、コートすら置いてミスタは家を飛び出した。

◇

そもそも2人はセフレから恋人になったため、互いに性に奔放なのは承知の上だった。それでもうっかりヴォックスに惚れてしまって、セフレ止まりじゃなく恋人になりたいと願ったのはミスタだ。
(オレはヴォックスと違ってなんの才能も無いし可愛げもないから、どうしたってヴォックスの愛を独り占めすることなんて出来ないのに…。一時とはいえ愛してもらえて恋人と名乗ることも許されるなんて、身に余る幸せのはずなんだ。
でも…アイツがオレを甘やかすから、勘違いしてしまった。オレが愛される価値のある人間だって。こんなめんどくさい奴、もう嫌われちゃっただろうな。どうして聞き分けの良い恋人で居られなかったんだろう。)

一個驚喜(嚇)　　"逼~~~~逼~逼逼逼~~~"手機鬧鐘正在不斷的呼喚躺在床上昏睡的青年，感覺他有些低血壓的皺了皺眉頭翻了身，拿起昨日被愛人放在床頭的手機看了看時間12點50分[啊今天的直播]
　　
　　剛開機的大腦有些混亂一時沒想起來自己今天是OFF的青年正打算從床上翻下來，突然的一陣腰痠背痛讓他想起因為他今天放假的緣故，所以昨天跟某個惡魔有些放縱了，再看了一眼手機確定日程後青年安心的繼續躺在床上，想到某個惡魔現在應該正在實況麥塊中，一邊調整姿勢靠坐在床頭上一邊打開youtube點進對方的實況裡看了一陣子後，突然有一個惡作劇的念頭突然湧上心頭，他拿起手機朝著自己的腹部拍了幾張照片，特地挑了一個能看到腰側有些許瘀青的一張發給了老惡魔，然後窩進被子裡偷笑期待著惡魔看到後會有什麼反映。

雪松與柑橘Vox沒有想到自己也會有被綁架的一天。



他還記得自己稍早正在酒會裡與人交杯，高談闊論著下個季度的合作計畫，與他交談的是與Akuma氏族往來已久，交情深厚的家族。Kaneshiro家族即使換了一位年輕的家主，過去的合作依然有條不紊地持續著，兩位Alpha在事業上有著相同的野心，他很樂於提攜後進，所以這些計畫他多半都是同意的，沒有多加刁難，對於新任家主的某些提議他也欣然接受，因此這場交易自然聊得十分順利。



談笑風生之間，Vox的餘光瞥見了正在會場另一頭的英俊男人，時常與Akuma氏族針鋒相對的Yamino家族首長正帶著他漂亮的Beta弟弟認識往來的客戶，坊間傳言Shu Yamino有意將歐洲的事業交由弟弟管理，想來現在就是在向合作家族介紹這個新人。這個人Vox之前是有聽說過，但因為並沒有構成威脅，也就沒有在意，名字好像......Vox皺了皺好看的眉，沒有想起來那個短短的名字。

一个四百岁的恶魔决定去死（上）*OOC 有私设

*部分故事和对话根据真实切片改编

*本章有重要角色死亡

*前后无差





“他从黑暗中走来，朝我张开了双手。”





Luca Kaneshiro从不避讳提起自己与恶魔的关系，即使是面对面前这个明显不相信他的小孩子。



“你不怕他？我是说，即使他救了你。但是他可是恶魔诶？”



“Shut up Mysta, you little bastard.”Luca一点没客气地弹了弹Mysta的额头，然后大笑着被张牙舞爪的狐狸幼崽挥着拳头乱七八糟地揍了一顿。小朋友反而被他身上硬邦邦的肌肉硌疼了手，气得大叫一声F**k you然后憋着眼泪怒冲冲跑走了。



天知道他到底吃的什么，壮得跟冰箱似的……或许是每天健康规律得令人发指的运动和作息？但他也不吃蔬菜啊……所以他到底为啥不怕恶魔啊？拜托，那可是恶魔诶。