誰が為に　前編「ミスタ、私と別れてくれ」
「は？」

平日の夜。なんてことないひとときに、大きな爆弾が落とされた。否、私が落とした。ソファに座って膝に肘をつき、両手を顔の前で合わせる私の姿は、ミスタにはどう写っているだろう。
飲み物のおかわりをとってきたミスタは、全ての動きを停止させ片目をつり上げる。その反応になるのも当然だろう。先程まで仲良く映画を見ていたのだ。脈絡もクソもない。

「…すまない。頼む。」
「なにに謝ってンのか知らねぇけど、やだ。ぜってぇ別れてやんねー」

へっと反抗的な表情で中指を立てるミスタ。その姿に愛しい気持ちを抱きつつ、やはり無理かと苦笑した。当たり前だ。付き合うまであれほどアプローチしたのは私だ。

「少し無理やりになるが、許してくれミスタ」

シルバーリングヴォックスは今日も例のリングを身につけている。

それは、出会った時から一度だって外しているところを見たことがない。指にはめている時もあれば、チェーンを通してネックレスにしてる時もあるし、大事に財布にしまわれている時もある。付き合いたての頃、大切なものなの？って一度だけ聞いたことがあった。ヴォックスは慈愛に満ちた目をして、命よりもなと答えた。そっかってそっけなく答えたけど、実際そこまでショックは受けなかった。ヴォックスほど長く生きていれば色んな出来事があっただろうし、沢山の大切な人がいたと思う。死ぬまで手に持っておきたい思い出の品の一つや二つあるのは当然だと思うし、何百年という記憶を抱えても、こうして一つ一つ丁寧に扱う彼が好きなのだ。

あの日どうしてか、我慢ならなかった。
ミスタの側から一時も離れまいと、保護者のように彼を守るシュウの姿に眉を顰めた。
なんとなく分かってはいたさ。私のせいであの子が苦しんでいることくらい。伊達に長く生きちゃァいない。シュウの瞳の奥に潜む緩やかな炎、それは悪人を責め立てる者の瞳だった。確かに彼の瞳には覚えがあった。

それは昔昔、遠い昔、それこそ生まれて間もないくらいの鬼子の時のことだ。
食うものもなく、飢えを凌ぐために死体を漁った時、たまたま人の子に見つかってしまった。その子供は穏やかな瞳を一変させ、烈火のごとく目を吊り上げ、俺を罵倒し殴ろうとしてきたのである。
私は生憎と道徳を携えずに生まれたものだから、どうして怒っているのかとんと分からなかった。

Alban跟著Sonny來到車站
小貓嘴上說著沒什麼，但眼睛已經紅腫不已
因為他的戀人即將搭上末班車，離開他。

Sonny知道Alban捨不得自己離開他，但因為一些原因sonny不得不能像以前那樣慣著alban
只好含著淚快步向前方走去

alban就這樣，看著sonny搭上了車。

列車開始行駛
alban站在原地一動不動
在他的眼裡看來一切都是那麼的扭曲。

朝著遠處，列車越來越遠

「已經快要看不到了啊.......」

alban一直和自己說
不能哭喔
想像著sonny平時的溫柔

但是真的好想說出口

「你不要走」
「不要丟下我。」

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後繼

隊長是臨時接到任務所以才要出差一個星期
每次sonny要出差小貓都會像人要死了一樣需要一整天才安撫好

病人設定是醫生Alban 病人Sonny
虐嗎？算是
HE嗎？算是
有ooc嗎？有
不要認真看待

在高中時期，Alban跟Sonny是最要好的密友，他們每天一起上下課，一起到樹蔭下吃午餐。

每個人都以為他們的友誼會持續下去，但最終這兩人在畢業之後就各自到了不同的地方了。

Alban抱著遺憾的遠離了家鄉，成為了一位醫生，每天都過著很忙碌很緊湊的時間，忙碌都連他藏起來的感情也忘記了。

每次一想起畢業那天，在Alban去找Sonny一起拍照的那時，他永遠不會忘記Sonny親手把自己的第二顆鈕扣送給了校花。

第二顆鈕扣是最接近心臟的鈕扣，女生們都會在畢業時向暗戀的男生索取鈕扣，這過程就跟表白一樣讓人緊張。

雖然男方並不需要回應，但通常鈕扣就只會送給喜歡的對象，所以收到鈕扣就表達對方或許也對你有好感。

那年夏天Side.Sonny之二

Sonny對兩人初次見面的印象並不深刻。他記得當天是他期待已久，全家要一起吃飯的日子，開心的他路過公園看到對方正在被一群人欺負，因為他心情好，所以順便出手相助一下；因為他心情好，所以順便烙一下剛學會的英文單字，結果沒想到那群人就真的被他趕走了。

Sonny其實自己也快嚇死了，但看著身後哭得唏哩花啦的男孩，看著他都要把眼睛給揉腫了，趕緊抓住他的雙手，對方被他的舉動嚇一跳的抬頭，被淚水沾滿的臉進入了Sonny的視線，他被這一幕逗得笑了出來。

他只是舉手之勞，並沒有想當英雄。

當晚Sonny得知父母親要帶他搬離這裡3小時車時的都市，他才有些後悔沒有問到那個男孩的名字，也不知道未來能不能再見到他。