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    annojo_94

    @annojo_94

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    annojo_94

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    ハッピーエンドが思いつかなくて詰んでしまった
    Δじゃない逆転ドラ←ロナと本編ロナの雑メモ
    全員救われない話

    吸血鬼ロナ(吸ロナ)、退治人ロナ(ロナ)と邂逅
    恨みつらみ怒り憎悪を剥き出しにしてロナを殺しに来る
    突然の状況に理解が追いつかないロナ、反応が遅れ
    怪力での殴打をまともに食らい叩きつけられる

    「お前が殺したくせに。どうしてお前だけが!」




    自分の判断ミスで退治中しくじって窮地に陥ったドラロナ
    助かったのはロナだけ
    ロナは退治人を辞め、吸血鬼化する為にどんな手段も試した
    旧知の仲である吸血鬼達にはとても頼めない
    (ドラを自分が殺してしまったという負い目)
    新横浜を離れ、名も知らぬ高等吸血鬼を誘っては、噛み付かれることを繰り返した
    その過程で身体は穢れきってしまった
    片目も、いくつかの指も差し出した
    声を差し出し、喉も潰れてしまった頃ようやく吸血鬼へ転化
    幸いにも欠損は全て回復
    この身体なら、力なら、今度こそドラルクを守ってやることができる
    二度と同じ失敗はしない

    全てはいずれ生まれ変わるドラルクと再会するため
    別れた日に交した約束だった

    いつか必ず君に会いに行く。ドラルクはそう言った。
    だから自分は何年でも、何百年でも待つ。
    その為に人の身ではいけない、長い生を得る必要があった。




    そうして二百年と少し経った頃、
    吸ロナは吸対隊長のダンピール、ドラルクと出会う。
    待ち望み続けた再会、
    ドラルクの名を呼ぶが反応が悪い
    俺のこと覚えていないのか、
    必ず会いに行くって約束しただろう、
    だから俺はこうして、こうなってでも。

    吸ロナの言葉を遮る吸対ドラルク

    「確かに私には、必ず会いに行くと約束した相手がいる。私は幼い頃から……今も、その約束を叶えなければと思い続けて生きてきた」

    「彼の名はロナルドという」

    「高潔で無垢な吸血鬼退治人、それがかつて私が愛した男だ。決して貴様のような吸血鬼ではない。紛い物ごときが、彼の名を語るな」





    ロナを庇う吸対ドラルク
    吸対制服の“死なない”ドラルクに驚くロナ
    おい、しっかりしろ、と身体を支えるロナ
    吸対ドラはロナの顔を、格好を見て、涙を滲ませる

    「ああ……ロナルドくん。私のロナルドくんだ」

    「会いたかった。ずっと君を、君だけを探していた」
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