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    レイラの創作質問集。創作へ役立つキャラクターへの質問集からお借りしてます。

    レイラ・ベックフォードという女について基本スペック
     レイラ・ベックフォード。1978年12月08日生まれ。女性。イギリス国籍。幼少期はかなり痩せ型だったが、ホグワーツへ通い出してからはまともな食事を取れるようになった為、健康的な体型へ。身長は172センチまで伸び、バストサイズはGカップ。お尻は標準か少し小さめ。全体的にかなり女性的な丸み帯びた体型。ベックフォード一族の特徴である、赤い髪と瞳を持ち入学時は肩まであった髪も腰辺りまで長く伸びた。癖っ毛で猫毛故にかなり跳ね気味。抑えているのかウェーブが掛かった髪をしている。肌の色は少し赤みのある色白。目は吊り上がっているのもあり、少しキツめな印象を与える。服装は服を買うという行為をするまでは、かなり汚れたヨレヨレの服だったが買う事を覚えてからは、スキニーやショートパンツなどといったパンツスタイルが多く見られ、可愛い服よりも大人な印象を与える服装を好みよく着ている。肌身離さずに必ず持っているものは杖。何があっても対応出来るようにと、これだけは必ず所持している。レイラにとってなくてならない物は、命。目的を果たすまでは失う訳にはいかないアイテム。


     勿論、状況によって変わるが基本的には普通のスピードで喋る。普段はハキハキと喋るが、困ったり考えたりすると「ええ、と……」などの意味の無い言葉が出る事はある。滑舌が良いので途切れ途切れに話すというより、流れよく喋る。トーンは少し高めだが甲高いわけでもなく、女性的な高さ。声質は凛としており、伸びやかで真っ直ぐ。怒る時や驚く時は大きめになるが、普通。時と場合によっては小声になる。幼少期は細い声質。感情が声に乗ることは多く、怒っていたり幸せだったり楽しいなどはとても分かりやすい。悲しい時は我慢しがちなので少し低めな声色にはなる。家での教育レベルは全く無いので、お上品というわけではない。小説などから影響を受けたり、イメージになっているのでそれが反映されている。なので時々少し言葉遣いが荒くなる。よく喋る人物であれば、大勢が居る中目を瞑ってレイラの声を当てることは出来るだろう。物凄く特徴的な声という訳ではないが、心地良さもあるので仲のいい人物には伝わる。特に分かる点は感情の乗せ方だと推測する。レイラの声で惹かれる部分はどこかと聞かれば、真っ直ぐとしたブレのない声だろう。欠点として人によっては怒っている時の声は苛立つかもしれない。荒ぶりながらも突き刺さる声色は、特定の人物達にはきっと苛立たせる要因。

    教育と経済事情
     家族からの教育は全く無いに等しいので教養は無し。ただ、自力で勉学に励むなどしていた為、地頭は良い様子で頭の回転は人より早い方。ホグワーツで過ごすうちに機転が利くようになっているので、吸収率は凄い。野生の勘という言葉がピッタリな程、勘は良いが言葉通り野性的。明確に言葉には表せないが勘で動けるタイプ。ハーマイオニーやマクゴナガルのように頭脳明晰というよりは、興味があることにとことん突き進んで独学で学ぶ癖があるので、興味のない事や苦手な事はとことんダメ。持っている知識のおかげで栄誉や高い評価といったものはあまりない。ただ、闇祓いになりたくて、勉学に励んでテストの結果が良かっただけである。家族にとっては全く勉学等にお金を掛けていないので、経済的ダメージはなし。レイラにとっては快適とは言えない生活。しかし、実の両親の残してくれた財産のおかげで困った生活はしておらず、義家族からの援助なしで学生生活を送ってきたし、その後も同じである。将来の職業は闇祓いで、レイラにとっては満足でやり甲斐のある仕事。ただブラック気味な職場ではあるが。元々は目的の為になったものではあるが、素直になりたいと思ったのも事実。しかし、ベックフォードを根絶やしにするという目的がない世界線では、クィディッチ選手になっていた可能性はある。

    特技と才能
     レイラが日々の生活において頼りにしている特技は、記憶力の良さと勘。また人の顔色を見るのは悪い癖でもあり特技なので、そのおかげで人間関係の構築が出来ている面もあるので頼りにしている。また、魔法に関しても興味が一番ある為、習得への道が早い。興味あることには努力を怠らないので、特技とも言える。才能があるのかと言われればレイラにとっては分からないが、優秀な魔法使いや魔女から見れば才能はある方である。勿論、得意不得意は見られるが。幼少期コッソリと抜け出し冒険をしていたこともあり、体を動かす事、つまり運動神経などは良くバランス感覚が良いので箒に乗ることは得意。故にクィディッチは特技でもあり才能の一つと見られる。巻き起こる事件によって活躍ばかりではないのが残念である。レイラの才能と言われればベックフォード家の特徴的な特殊能力だろう。本人は才能と言われると嫌な顔をするが、それも立派な才能である。「未来が見える」という特殊能力は中盤まではコントロール不能だったが、なんとかコントロール出来るようにした為、卒業後は見たい場所(時間軸)を見れるようになっている。誰にも知られてないユニークな才能は「百味ビーンズ絶対に美味しい味に当たらない」であり、フレッドとジョージと出会った時以外は全て、まともな味と出会っていない。勿論、才能。レイラを知る友人の誰もが知っているであろうレイラの才能は「完全努力型と不屈の精神」だと思われる。これは立派な才能であり、中々出来るものではないので友人達からは評価されがち。特技や才能の中にプライドや恥を抱くものがあるとすれば、特殊能力だろう。ベックフォードだと確証を持つものなので、出来ることなら公言をしたくないものであり、一種の恥。しかし、同時に大切な人を救う為のものでもあるので、プライドも持ち合わせている様子。
      
    家族構成
    【実の家族】
     母、父
    【義家族】
    義母、義父、義妹

     将来、一生独身だがフレッドとジョージとは特殊な事実婚みたいな形で収まり、最終決戦後に実母の妹が死亡した為、遺された双子で男の子である赤子を養子に引き取る。フレッドとジョージは片方ずつ後継人となり、特殊だが家族を築く。
     ※但し、現在最終決戦でのレイラの生死が不明なので、生存した場合上記の家族構成になる。
     義家族との仲は愛のない家族。元々、不妊で子供に恵まれずに居たが、ダンブルドアの思惑通りレイラと出会い養子に引き取るものの、ベックフォードと姓を名乗ったことにより、赤い髪と目が復活してしまったので不気味がられる。おまけに魔法発現により、それらは酷くなり恐怖の対象へと変わる。タイミングの悪いことに、実子が出来てしまった為、愛情は全く与えられなかった。義妹からは喧嘩を売られるので、負けたくないというプライドから喧嘩を買ってしまう。そのことで更に義両親との溝が深まることに。実の両親の記憶は小さかったというのは勿論だが、目の前で死ぬのを見てしまった精神的ショックにより、綺麗さっぱり忘れてしまっているので、実の両親からの影響が無い。家族への価値観は元々は喉から手が出るほど欲しいものだったが、諦めがつき始めてからは無に等しいものだった。しかし、切望していたレイラには価値としてはかなり高いとのだったと見られる。また、家族が良いなと思える原因としてはウィーズリー家だろう。いつかこういう家族を作りたい、と思わせてくれた家族の一つ。レイラにとって、もし、家庭を持ったら義家族のようにはならない、絶対子供には愛情を捧げると決めている。子供を作ることすら叶わないが。

    関心
     レイラの関心は魔法界への知識が全く無い為、大きくへそこへと向かれている。また、楽しいことへも興味があり、基本的には好奇心旺盛。本人は真面目な部分もある為、悪戯をしようものなら「ダメよ」と断るが、表情に出ている為周囲にはバレがち。特にフレッド、ジョージ、リー、アンジェリーナ、アリシアの友人達にはバレバレである。勝手に根付いている趣味は人間観察。小説や図鑑を読むことは幼少期から好きで、よくホグワーツでも読んでいる。ホグワーツへ入学してから出来た趣味は、悪戯/魔法薬/クィディッチなど。人間観察については無意識に環境から根付いてしまったものなので、人に気付かれることはない。ただよく人を見ているな、となる程度。こういった趣味は友人達と楽しむことは多い。友人と楽しめるからこそそれが趣味なると言えば正しいかもしれない。ストレス発散法は悪戯したり、箒で空を飛んだり、無心で本を読むなど。体を動かしたりしている方が発散にはなる様子。レイラのクリエイティブな面はあまり見られることはないのは、レイラが不器用だからだろう。手を出してみたいと思っていることは、趣味というよりもクィディッチ選手になるということ。しかし、レイラの目的を果たす為には目指す暇もない上にそんな資格をないと思っているので、あくまで楽しむ程度に済ませている部分が多く見られる。

    人や地域社会
     マグルでは赤い髪と目が受け入れられる事なく、好奇な目に晒される事も多く両親はそれを嫌がり外へ出すことを禁じたのもあり、元々人とは遠い存在で過ごしていた。勿論、近所の人と挨拶など何もない。顔を合わせることも殆どなく、存在が無いものに近い。故に鎖国状態。ベックフォード一族というのもありホグワーツ入学するものの避けられる事が多く孤立。しかし、フレッドとジョージと出会ってからは大親友と呼べる友人も出来、ようやく近しい人物が出来た。友人達と挨拶を交わしたり、共に食事し勉学に励むなどそれなりに一般的なことを経験出来るようになり、後輩も出来た。また、ウィーズリー家と関わるようにもなったので交友関係は本人からすると大きく変わり形成されていった。もし、マグルでの実家近辺で火事や洪水災害など起きた場合は、助けてしまうだろう。魔法を使うかは状況次第であるが、使わない(使えない)としても彼女は体を投げ捨てでも救助活動を行う。人に助けを求めるという行為が苦手というより出来なかった環境で育ったので、助けてほしいと素直に言えないがフレッド、ジョージには求めれるようにはなった。そして仲のいい友人のアンジェリーナ、アリシア、リーにもそれを出来るようにはなってきた。

    道徳観や倫理観
     本人はハッキリさせるタイプだが、不安定な面が一部見られる為、全て白黒ハッキリではなく時折両者の混じった灰色で見てしまうこともある。しかし、基本的には白黒ハッキリさせたいタイプな様子。一族を殺すべき、自分は死ぬべきといった理念を持っている節がある。大切な人の死を異常に嫌う面がある為、そのような人物を救うといった信念が強い。友人、恋人への思い入れは勿論強いので、死や大切な人物への感情が疑われると素直に怒りを表に出す。なぜ、このような事柄が重要なのかと問われれば記憶は失ってしまったが、両親の死を目の前で経験していることを体が覚えている、今まで友人が居なかった事や家族として認識されていなかった孤独感からである。またレイラがこのような信念を抱くようになったのも同様の理由であるが、セドリックとフレッドの死を能力で見てしまったことが一番の原因でもあり、未来を変えれることが分かってしまった事だと予測出来る。おそらくレイラが表に出すことのない信念や意見や理想は、ベックフォードの特徴として矛盾が見られるが「人には等しく命の平等さがあること。だからこそ、ベックフォードや闇の魔法使いは滅ぶべき」「人を愛せば己も愛してくれるが、それは自分勝手に過ぎない」などと、普段の明るさからは感じられないことを奥底では思っている。特にこれらを思うようになったのは、三大魔法学校対抗試合トライウィザード・トーナメントからであり、レイラ自身への感情の変化や、ベックフォードを根絶やしにする目的を掲げたことによる影響であり、不安定な一面の現れでもある。彼女が一番手放せない道徳的信念は大切な人を救うことで何より誰よりも勇敢であるべき、というもの。大切な人を救うことは意識的だが、誰よりも勇敢であるべきだと思っているのは無意識。グリフィンドールだからではなく、人を殺すという道徳的に反したものを掲げてる以上、誰よりも勇敢に何でも立ち向かわなければという心理の表れ。

    アイデンティティ対ペルソナ
     五つの言葉でレイラを表すとしたら「宿命」「血」「死」「勇敢」「決意」「愛」レイラを知る親友が表すとしたら「愛情」「ヒーロー」「悪戯」「勇敢」「真っ直ぐ」「ストイック」
     レイラを詳しく知らない生徒からすれば「恐怖」「死を与える存在」「血」「未知」「孤独」
    上記で挙げられたもので、当てはまらないものは案外ないのかもしれない。どれも正しいようで間違いてあり、死を与える存在なのは「未来を変えれる可能性がある」という点では当てはまっている。本来、未来を知ることは出来ずその未来を変えようなどと滅多に無いことであり、誰かを救うことは誰かを犠牲にしてしまう可能性があるからである。それが例え自分であっても。
     レイラは自分の事を義家族の評価の影響で化け物だと認識していたが、それは知らない者達から見たら魔法使いもマグルも同じだが、友人からすれば普通の少女である。義妹との関係が悪い為、年下同学年にはお姉さんぶるところがあり、自分を姉みたいだと思ってる節はあるが、面倒見は確かに良いが妹属性だと思われている。レイラをよく知らない人物からすれば見た目とベックフォードということだけで、憶測している。故に本人にとってへ不服であり、自らそのような行動をしていないとは思っているが事件に巻き込まれる辺り思われてもしょうがないとは思っている様子。
     五つの言葉を挙げられてレイラが驚くものは友人達からの言葉だろう。知らぬ人達から挙げられる言葉は、慣れているが友人達の言葉は慣れてないものばかりで驚きと嬉しさなどが入り交じっている。

    人間関係
     全ての意味で一番の近しい関係はフレッドとジョージ。恋仲というのもあり、付き合いとしては一番長い為。友人として近しいのはリー、アンジェリーナ、アリシア。先輩後輩の関係性で言えば、クィディッチの事もありウッドやハリー達と言えるだろう。ただ、基本的にとても仲が良く近しいと言えばフレッドジョージを含む、アンジェリーナ達の同級生組だろう。憧れというものを持っているのであれば、ビルやチャーリー。特にチャーリーは在学時期が被っていることや、面倒を見てもらったのもあり兄のような感覚で接している。そこに芽生えなかった幼い何かはあったかもしれないが、レイラにとって兄のような存在が心地良かったのは事実。
     自分から挨拶はするタイプ。返ってこないと分かっててもきちんと挨拶するし、相手から行動を起こすのを待っているタイプではあまりない。ただ、状況によるので全てがそうとは限らない。人への信頼を寄せるのには時間が掛かる方。これは無意識な面も強いが、根元の部分では嫌われることを恐れているようなのでその場合のダメージが少ないように、すぐには信頼を置いていないのかもしれない。ただ、人間関係の構築は下手くそな為、すぐに打ち解けるには誤解を解くとこから始めなければいけないので少しハードルは高い。明るい人や意思の強い人など、不快感に繋がるものでなければ大体の人間には引かれ。故に、見た目で判断しないタイプはかなり安心し、仲良くなりたいと思える。友愛を切望していたレイラにとって、現状の人間関係には大満足。これ以上はないと思っているくらいには満足している様子。
     モンタギューのように突っかかってくる人間は基本的にムカつく、という感情が湧くがけして傷付いていないという訳では無い。アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックに両親は裏切り者でお前も裏切る、と言われた際は困惑と共に酷く傷付いた。
     ※シリウスは知らなかったのと、ピーターの裏切りにより敏感だった為。誤解は解かれる。
     弱みを見せれるのはフレッドとジョージ。特にこの二人には弱みを見せれる相手だと、自分でも認識しているのとフレッドもジョージもレイラの弱みを引き出してあげるのが上手な為。アンジェリーナやアリシア、リーも弱みを見せれるが友人だからこそ、心配をかけまいとしてしまう癖がある。恋愛話の弱みはこの三人には勝てないが。
     セブルス・スネイプは単純に苦手なので、あまり関わりたくないとは思っている様子。嫌味を言われると返してしまうので、結局減点されてしまう。しかし、両親と何やら関係があるのではと分かると、避けながらも探ろうとはする。モンタギューやフリントは争いになるのが目に見えているので、なるべく避けている。ドラコも婚約に関して色々言われるので一応避けてはいるが、気にかけてはいる。
     死を軽々しく扱う者や、ベックフォードという一族にはかなり嫌悪感を抱く。人の死を馬鹿にする者を見たら、レイラは激怒するだろう。特に祖母や大叔父などのベックフォード家には嫌悪感を抱きまくっている。
     もし過去に関わった人物で、もう一度目の前に現れてほしいのが誰かと問われたら、実の両親と答える。記憶にない両親と会って話したい、抱き締めてほしいから。逆に二度と現れてほしくない人物は母親以外のベックフォード一族。顔も見たくなきゃ言葉も交わしたくない。
      
    秘密
     レイラの秘密は本当にベックフォードだった、という点だがこれは身体的特徴とファミリーネームから分かる事ではあるが、本人は入学当初からずっとマグルだと言い続けてきた。それもあり本人としては事実だと分かってから、あまり公言したくないものへと変化した。故に最大の秘密はベックフォード一族を根絶やしに殺すことを目的にしている、という点である。表立って言える事ではないので公言はしない。フレッドとジョージにはベックフォードを根絶やしにする、つまり全員殺すということは告げていない。「一緒に戦う」と告げてくれた相手に「一緒に殺して欲しい 」という意味には絶対にしたくなかったからであり、殺す役目は自分。だからこそ「ベックフォードを止めたい」とある意味本当でもあり嘘でもある事を告げている。ダンブルドアには目的達成の為や、ダンブルドア自身の思惑の為に告げている。また、親友であるアンジェリーナとアリシアには自分込みでベックフォードを殺そうとしていると見抜かれた。また、人から聞いた秘密は絶対に漏らさないので、作戦で漏らしてはならない事は例えどんな拷問を受けようとも口にしない。周りの人物はレイラの秘密を打ち明ける時は信頼か目的の為であることが多い。

    恐怖
     魔法界ではヴォルデモートが一番恐れられているが、レイラにとってそれは恐怖ではない。まずマグル育ちであまりにも魔法界への理解が無かったが為に、有名な犯罪者程度しか認識していなかった事。次にベックフォードへ意識が行き過ぎており、打倒ベックフォードを掲げるレイラにとって最大の敵ではない事。そして、ヴォルデモートを倒すべき人物はハリーだと理解している事。この三つの点から、レイラにとって恐怖ではない。一番の恐怖は大切な人を失うことや守れないこと。未来が見える能力を持ったレイラにとって大切な人の死を見て助けれないことは、死を恐怖としているレイラにとって一番の恐怖である。故に人の死を目撃すると感情が大きく不安定になり、特に大切な人の死は暴走してしまう傾向が見られる。ダンブルドアの死でそれは現れており、フレッドとジョージに止められ落ち着きを取り戻すものの、レイラに大きなショックを与えた出来事の一つ。両親の死を目の前で経験したせいだが、記憶は失っており体が覚えている為、異常な恐怖を感じている様子。ただ、本人からすれば記憶にないので言いようのない恐怖を感じている。
     友情を育んだレイラにとって、嫌われていることは慣れていても一度好かれた人物に嫌われることに恐怖があり、嫌われてしまうかもしれないと時々考えてしまう。
     家族に対する恐怖は少なからずあり、ウィーズリー家のような家族を見ると安心すると同時に、義家族への根付いた複雑な恐怖が浮かぶことがある。故に、自分が家族を持っても大丈夫なのかと考えることはあるが、自分の死をも想定している為その考えは六年生辺りから無くなる。

    背景や心の傷
     先程の恐怖の原因の始まりは実の両親が目の前で殺されたことによる、潜在的恐怖の影響。事実を知ればヴォルデモートに殺されたのではなく、とある目的の為に父親が母親を殺したという背景ではあるが、そうせざるを得ない状況での死なのでかなりショックだったと考えられる。そのような出来事がきっかけにレイラにとってはベックフォード一族として血に堕ちるのか、それとも闇の陣営に打ち勝つ存在になるのかという進路へ突入する。結果として、ベックフォード一族を全て根絶やしにすると決め、本当に全てのベックフォードを切り捨てた。目的の為の夢、というのがレイラにとってあるので心の底からこうなりたいという夢は実質捨てたのと一緒である。失ったものは実の家族と、真っ当な人生。家族と分かち合う喜びは諦めており、もう二度と会えない両親が自分に向ける顔も思い出せることはない為、実の両親との短い思い出も失った。
     レイラの持つ恐怖や、家庭環境による影響でそもそも根は自己肯定感が低く、存在価値をあまり見い出せていないタイプ。故に、表では強がっているが心の奥底では結局化け物と変わらないと思っている。欠点は素直になれないところや、ベックフォードの血を色濃く受けているという点。ベックフォードというだけでレイラにとっては欠点。そして、おそらく半分は理解している欠点として、完全に捨てきれない人への情があること。ベックフォードは論外であるが、それ以外の人物には情が残ってしまう為、基本的にお人好しな面をレイラは欠点だと理解している。半分だけ。
     レイラの心の傷は実の両親の死、義家族から化け物と恐れられまともに関わってくれないこと、外との関わりの無さ、ベックフォード一族の魔女ということ。これらが大きい傷と言える。
     もし再び同じ状況へと投げ出されたとしたら、助けるという選択肢しか選ばないし、成功すれば克服は出来るが失敗すれば永遠の傷になる。両親の死などは現在でも、死ぬまで永遠に心の傷で癒されることはない。克服させる為に同じ状況へと投げ出す場合、どうやって克服するかは助ける選択肢を成功させるしかない。自分が助けれなければ結局、結果は一緒なのでただそれだけ。自分の手で成功させなければきっと、レイラは人の死というのを克服させるのは難しい。そもそもそれが難しいので、克服は不可能と見られる。
     ベックフォード一族というのは、根絶やしにした後、ようやく克服に近いものを得られることが出来る。一人全てを背負って自分で終わらせることが目的なので、根絶やしにした時点で後は自分が死ぬだけ。全て背負った怨念やベックフォードの血を無くすことが出来ることに、安堵するだろう。
     義家族とは卒業後、魔法族のベックフォードに襲撃される時に決別する。何度、義家族と対峙させても仲が良くなることは一生ない。もし、愛されることがあればレイラの性格は今と大きく違うし、入る寮もハッフルパフへと変わり、早い段階で死亡すると思われる。それくらい性格の違いが現れる。

    望み、欲求、欲望
     本編冒頭、レイラが求めているものは「友愛」のただ一つのみ。家族愛はもう得られないと理解しているレイラにとって、初めての外の世界に触れる=友人が出来る、という思考なので最初はこれしか求めていなかった。故に組み分け儀式の際に、組み分け帽子にも「友人」を切望していた。家族愛を表面上捨てたレイラにとって、幸せと感じることが出来るのは友人だと考えている。レイラの人生に足りないのは様々な「愛」だと思われる。家族愛や友愛、恋愛。誰かに優しくされ必要とされる事のなかったレイラにとっては、全てが足りない。また話し相手がまともに居なかったこともあり、入学当時は少々ばかり人間関係構築の下手さにコミニュケーションが足りないことも容易に想像がつく。ベックフォードというものが自分と無関係であれば、体を動かすことが好きなレイラにとってクィディッチ選手になるという夢を追い掛けていただろうが、そうはいかなかったので追い求めることはしなかった。また、普通に暮らすということはレイラにとってあまりにも難しいことなので、それも追い求めてはいなかった。レイラの自尊心を築き上げたものは友人達ではあるが、基本的にレイラはベックフォードであり血を色濃く継承してしまっている為、あまりちゃんとした自尊心はない。寧ろ、少しばかり歪んだ自尊心を持っている節があり、ベックフォードを根絶やしにするまでは死ぬ訳にはいかない、といった自尊心。レイラが様々な困難に泥水を啜ってまで立ち上がるのは、ダンブルドアや親世代の者達から聞いた母や父の思い、そして母の手紙によって自分がどうすべきか考えた結果であり、また大切な人達の為でもある。人生の目標であるベックフォードを根絶やしにするというものに向かうには、どんな思いをしてでも立ち上がらなければいけないという気持ちから、レイラを奮い立たせているのだろう。その先にあるフレッドとジョージと共に平穏な生活をあわよくば、と夢を少し見ている。

    欠点
     レイラが望むものに引っ付いてくる一貫した欠点はベックフォードであること。とにかく特徴的な赤い髪や瞳は、恐怖の象徴としてよく目立つ上に友人を作るのもかなり苦労する。望んでいてもいなくても必ず闇と交わることになる為、普通の学校生活を過ごすのも無理であり、ベックフォードを根絶やしにする目標に関しては「ベックフォードのような愚かな選択」として捉えられることもある。倫理観が抜けたような、恐ろしい選択であり決して人から褒められるものではなく、彼女にとって人生最大の欠点となるだろう。人間関係においてもベックフォードだからという事が言えるが、気が強いレイラは攻撃的なことを言われると言い返してしまう性格でもある為、穏便に済まないことも少々ある。特にモンタギューやフリント等の一部のスリザリン生に多く見られる。そうでなくとも、時々同じグリフィンドール生とも衝突が見られる。性格において、気が強い部分は変えた方が良いだろうかと思ってはいるが、一種の防衛反応でもあった為あまり変えられない部分であり、変わらなくてもいいかと思えてきている。ベックフォードということは変えられる欠点ではない為、どうしよもうないものである。ポジティブには捉えれるものでないので、基本的に変わることの出来ない欠点。不屈の精神ではあるが動揺しない訳ではない。勿論、どんな場面かによって変わるが基本的に窮地な場面での失敗や動揺は、ベックフォードとしての力を制御しにくくなってしまう。三大魔法学校対抗試合トライウィザード・トーナメント時のヴォルデモート卿復活の際の、極限の緊張感と異常な集中力のせいもあり血の共鳴が起こっていることに気付かず、死の呪文を放ってしまっている。故に極度の緊張感やストレスに対して無自覚な事が多いので、自分の変化に気付きにくい。そして、激しい動揺が起こるとベックフォードの血に染み付いている怨念などの声が酷く聞こえてしまう。心が折れても立ち上がる事は出来るが、折れる前の対処法が中々難しいので、動揺等の影響が大きく出てしまいがち。

    美点
     友人を求めたレイラだが、ベックフォードだということで困難であった。しかし、フレッドとジョージとリーの出会いで大きく変わったが、初めはフレッドもジョージも悪戯目的だった。何故、彼らがレイラを面白いと思ったのかは、素直な反応を見せるところであった。レイラ本人は隠そうとしがちだが、分かりやすい為そんな反応が純粋に彼らの心を刺激したのだろう。そして、真っ直ぐでお人好しなところは彼らだけではなく、セドリックやアンジェリーナ、アリシア等といった親しい友人達の心に届く要因となる。ベックフォードを根絶やしにするという目標は、欠点でしかないがそんな欠点に打ち勝つ為のレイラの美点は「勇敢、強い意志、大切な人への気持ちを大事にする」大きくこの三つだと思われる。どんな恐怖や絶望にも負けない勇敢さ、折れても折れても立ち上がる曲げられない強い意志、背中を押して共に戦ってくれる友人や恋人達への思い。だからこそ、どんなに愚かな選択だとしても失いたくない者達の未来を守る為に、レイラは意識してはいないがこの美点を形成している。寧ろなるべくしてそうなっていった美点でもある。ただ、何事にも突っ込んでいける勇敢さは時に欠点としても現れ、必ずしも美点だけとは限らない。

    ストレスやプレッシャー
     基本的にストレスやプレッシャーを感じていても、自覚がない事が多くそれらは一種の防衛反応でもあるが、それよりも状況がそうさせているかもしれない。例えば試験等においては彼女は結構プレッシャーを感じており、試験前になると少しばかり落ち着きのない姿を三年生辺りまでは見せており、また闇祓いを目指せるかが決まる時に関しては、少し顔色が悪かった。故に基本的にはちゃんと自覚は出来る。逃げたいという気持ちは無いわけではないが、基本的にストレスやプレッシャーから逃げることはしない。出来ないのが自分でも分かっているから。ストレスやプレッシャーに強い方ではないが、切迫した場面において能力が発揮出来るかは運に近いかもしれない。本番に強いタイプでもあるので、運良く上手くいく事は多い。ただ、ストレスやプレッシャーがあった方が上手くいくことも多い。緊張している時に人に突っかかる態度をとることはない。一部を除き(モンタギュー等突っかかってくる人物)落ち着かない表情を見せるものの、強がりな性格をしているので緊張していないと言い張る。ストレスに晒されると、少しばかり怒りっぽくはなるがどちらかと言えば何かに集中をしだす事が多く、人と距離をとろうとしがち。限界点は決して高くはない。入学当時は環境に慣れること、周りからの良からぬ噂や距離感などで既に限界点に達していた。しかし、成長と共に高くはなってきたが人の死を目撃してしまうと分かりやすく限界点に達してしまう。大きなものでいえば、守りたかった者を守れなかったなどは分かりやすい失敗には敏感ではあるが、人との関わりにおいて言葉選びに失敗すると大丈夫だろうか?嫌われないだろうか?と敏感。故に人間関係構築は失敗したくないと敏感になりがちな傾向ではある。レイラの感情的な反応を見たければ、目の前で誰かを殺すか死を侮辱すれば簡単なことだろう。
     
    感情の幅
     感情はかなり豊かといっていい。但し、入学当時は笑い方が下手くそだったり、気の強い部分が反映され楽しくなさそうに見える事も多かったが、分かる人には分かるようにかなり表情に出ている。体で表現するようなことはあまりしないが、あまりにも喜ぶと抱きついたりは出来るようになった。また、照れたりするとそっぽ向きがちで、何かの感情変化が現れると腕を組んだり、少し足を動かしたりなどする。人の観察が得意な人物や、レイラをよく見ている人物にはかなり分かりやすい。ポジディブな面は無自覚であれ自覚ありであれ、表に出すことが多いもののネガティブなものは内に秘めがち。心配を掛けたくないのもあるが、一番は悩んで弱っている自分を見られたくないという意地やプライド。死に関するものはレイラを怒らせがちだが、しつこく突っかかられたり友人達を侮辱されると怒る。またかなりびっくりする驚かされ方をすると怒る。理不尽なことにも怒る。怒りの感情は素直に出しやすいのか、隠すことはあまりない。食に恵まれていなかったこともあり、食欲には素直。食べている時が悩みなど何も関係ないのだから幸せだと口にするくらいには、幸せへの感情に直結する。また、友人達との関わりは幸せであり、興味があることへの探究心を満たすことが出来た時も幸せだと感じる。嘘をつくことは得意であるが、迷いがある時は髪を触るなどの無意識な仕草に現れる。迷いのない覚悟が決まった嘘は分からないが、レイラの仕草に気付くものであれば迷いのある嘘は見抜けるかもしれない。
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    PROGRESSレイラの創作質問集。創作へ役立つキャラクターへの質問集からお借りしてます。
    レイラ・ベックフォードという女について基本スペック
     レイラ・ベックフォード。1978年12月08日生まれ。女性。イギリス国籍。幼少期はかなり痩せ型だったが、ホグワーツへ通い出してからはまともな食事を取れるようになった為、健康的な体型へ。身長は172センチまで伸び、バストサイズはGカップ。お尻は標準か少し小さめ。全体的にかなり女性的な丸み帯びた体型。ベックフォード一族の特徴である、赤い髪と瞳を持ち入学時は肩まであった髪も腰辺りまで長く伸びた。癖っ毛で猫毛故にかなり跳ね気味。抑えているのかウェーブが掛かった髪をしている。肌の色は少し赤みのある色白。目は吊り上がっているのもあり、少しキツめな印象を与える。服装は服を買うという行為をするまでは、かなり汚れたヨレヨレの服だったが買う事を覚えてからは、スキニーやショートパンツなどといったパンツスタイルが多く見られ、可愛い服よりも大人な印象を与える服装を好みよく着ている。肌身離さずに必ず持っているものは杖。何があっても対応出来るようにと、これだけは必ず所持している。レイラにとってなくてならない物は、命。目的を果たすまでは失う訳にはいかないアイテム。
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