Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    🐟🥔🌷

    児童書│ふありです🐟🥔

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    🐟🥔🌷

    ☆quiet follow

    日向ヒヨ誕生日カウントダウンSS導入編(諸事情でボツ)「じゃあ、決まったことを整理するわね。3/31、ヒヨの誕生日にさりげなくありあの家に呼び出してパーティー。みんなで持ち寄ったヒヨへのプレゼントを渡す。準備は前日に協力してやるからそこまでに用意しておく……こんな感じかしら?」
    冴子がまとめた決定事項をオレがホワイトボードに書き起こしていく。
    そのボードの前にはハルキ、宇佐美、南、宝生、さらに英さんから凪さんまで。
    そもそもどうしてこんなことになっているのかっていうと————

    昨日。
    「やっほ〜、真と冴。二人でおでかけ!?」
    冴子と横並びで歩道を歩いていたところに、オレらを見つけたハルキが走ってきた。
    「ヒヨの誕生日が近いから、何かしたいねって考えてたんだ。相談ついでに買い物でもって」
    「確かに、もうそろそろ月末だもんねっ。ボクもお祝いしたいな……あっ、せっかくならパーティーしようよ」
    「えっ」
    二人きりでこじんまり用意しようしていたオレたちは、互いに顔を見つめあってしまう。
    「大丈夫だって!この前のクリスマスパーティーみたいにパァっとやっちゃお。宝生もきっと協力してくれるよ」
    「前回は本当にすごかったわよね」
    うん、冴子の言う通り豪華だったな。
    その時のヒヨの楽しそうにしている姿が脳裏に浮かんでくる。
    ……今度も、喜んでくれるだろうか。
    「やってみよう」
    「まじ!?やったー!じゃあ案を考えようっ」
    「でもハルキ。オレは人集めとか苦手だから、手伝ってくれると助かる」
    「わたしからもお願いしたいわ。大河人脈ひろいし」
    オレたちからの要望を聞いて、即座にハルキがグーサインを出す。
    「もちろん!ちょうど仕事も落ち着いてて余裕があるんだよね〜。ボクにできることがあったらなんでもいって⭐︎」
    「ありがとう、なら早速……」

    ハルキのおかげで、いつものおなじみのメンバーが名乗りをあげてくれた。
    まさか自分が、率先してこんな会を開く側になるとは思わなかったけど。
    これもハルキやヒヨが新しい世界を見せてくれたからだよね。
    「これで賛成なら、手を挙げて」
    言い終わらないうちに手が八つ、全てあがる。
    「じゃあ決定で!各自準備に取りかかろう!」
    ハルキの一声で、みんなが一斉に動き始めた。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works