脱稿ハイでうっかり致してしまった話 若造とセックスした。
勿論清く正しいお付き合いの末ではない。
交換日記もしていないしお手々繋いでデートなどというものもしていない。正真正銘爛れた身体だけの関係というものだ。
何故そんなことになったのかといえば簡単な話で、所謂脱稿ハイというやつだ。とち狂った若造が脱稿ハイで暴れまわった挙げ句にこの高等吸血鬼たる私をソファベッドに押し倒したのだ。
若造の好みは一貫しておっぱいの大きいお姉さんである。これはY談おじさんが立証している。何だったらつい最近もY談波を浴びてシンヨコの中心で巨乳を叫んだので間違いはない。
だが脱稿ハイの若造が鬱陶しく絡んだ挙げ句に勢いで押し倒したのは畏怖畏怖しいこの私だった。ハイパーキュートで愛らしくも畏怖いこのドラドラちゃんがしどけなく腕の中に収まっていては、性癖が巨乳のおねえさんであろうがうっかりその気になってしまっても仕方がない。どう考えても若造ひとりの責任とは言い難いくらい可愛い私にもほんのちょっとだけ僅かばかりの責任もある。若造のアナログスティックが誤作動したのではなく正常は反応を返しただけなのだ。
2508