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    ヒロ・ポン

    支部ないです。ここに全部ある。

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    ヒロ・ポン

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    寺生まれのTさんのパロです

    広島生まれのKさん僕は賭郎勝負をしに廃墟ビルに出かけた
    普段通り賭けを行っていると
    負けた相手が凄い勢いで負け惜しみを言って来た
    お、今日の人も元気だな、そう思った瞬間
    僕は相手が投げて来た鈍器と激突した
    門倉さんが間に立っていたから僕は咄嗟の瞬間受け身を取ることができたため両足を骨折する重傷で済んだ

    数分後僕は賭け郎が読んでくれた搬送車に乗ろうとしてビルの前を移動していた
    門倉さんは廃墟ビルに仕掛けられていた爆弾に気づいていたらしく、僕は始末についての話をしてみた。
    「ふうん」とそっけなく聞いていた門倉さん
    けど少し話してから門倉さんが「破片で狙う気か」と言った。

    見るとビルに残して来た相手がスイッチを持ってこちらをみている!
    「そうです!建物ごとです!」
    僕が叫ぶと「そうですね、片づけます」とビルを指す門倉さん

    見ると黒服が門倉さんに何か武器を渡そうとアタッシュケースを開いている所だった!
    「耳を塞いで口開けといてくださいよ…」
    門倉さんはそうつぶやくと車の窓から上半身を外に出し、狙いを定め
    「破ぁーーーーー!!」とRPGを撃った
    すると門倉さんの担いだ武器から弾が飛び出し、男がいたフロアを吹き飛ばした。
    「これで安心ですね」そう呟いて片手でタバコに火を着ける門倉さん。
    広島生まれってスゲエ…その時初めてそう思った。
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    トーナ

    DONEいとしい傷痕の対となってる門梶です。疵に贈るキス


     深夜に目を覚ました梶が最初に気づいたのは裸の背中に当たる大きな存在だった。梶の背中を覆うようにして眠る門倉がすぐ隣にいる。よほど深く寝入ってるようで寝息が耳元に当たる。そっと見上げると普段は鋭い隻眼が閉じられた、穏やかな寝顔があった。思いがけなく跳ねた胸の鼓動を宥めつつ、貴重な時に起きられた自分を褒めた。眠る門倉を見るのが小さな喜びであり、楽しみだった。
     ゆっくり身体の向きを変えて門倉に向き合う。前髪の分け目から見える、皮膚を抉ったような大きな傷痕。梶が雪出との勝負に負けた後に出来たものなのだと聞いた。傷が元で人格や体調に影響が顕れている。プロトポロスで見せた片鱗はたしかに門倉ではない、『なにか』だった。手を伸ばして優しく撫でる。起きないのを逆手に取っていたずらに指を這わせる。


     最初に出会った時とは違うかもしれない。それでも、根幹は門倉なのだと思う。梶は彼が普段から『なにか』を抑えつけているのをひそかに感じ取っていた。梶の前ではなんでもないように振る舞う。そんな彼を前に自分も知らないフリをした。何も出来ないのがもどかしかった。
     感触を感じるのか、眉間にしわ 615