広島生まれのKさん僕は賭郎勝負をしに廃墟ビルに出かけた
普段通り賭けを行っていると
負けた相手が凄い勢いで負け惜しみを言って来た
お、今日の人も元気だな、そう思った瞬間
僕は相手が投げて来た鈍器と激突した
門倉さんが間に立っていたから僕は咄嗟の瞬間受け身を取ることができたため両足を骨折する重傷で済んだ
数分後僕は賭け郎が読んでくれた搬送車に乗ろうとしてビルの前を移動していた
門倉さんは廃墟ビルに仕掛けられていた爆弾に気づいていたらしく、僕は始末についての話をしてみた。
「ふうん」とそっけなく聞いていた門倉さん
けど少し話してから門倉さんが「破片で狙う気か」と言った。
見るとビルに残して来た相手がスイッチを持ってこちらをみている!
「そうです!建物ごとです!」
僕が叫ぶと「そうですね、片づけます」とビルを指す門倉さん
見ると黒服が門倉さんに何か武器を渡そうとアタッシュケースを開いている所だった!
「耳を塞いで口開けといてくださいよ…」
門倉さんはそうつぶやくと車の窓から上半身を外に出し、狙いを定め
「破ぁーーーーー!!」とRPGを撃った
すると門倉さんの担いだ武器から弾が飛び出し、男がいたフロアを吹き飛ばした。
「これで安心ですね」そう呟いて片手でタバコに火を着ける門倉さん。
広島生まれってスゲエ…その時初めてそう思った。