ハロウィンパーティーは終わらないワンドロ
ハロウィン。昔は学校の行事で仮装したりお菓子をもらったりしていたが、成長するにつれ、仮装もしなくなったしお菓子は昔のように大量にもらうことはなかった。
「ということで〜〜!明日はみんなに仮装して来てもらいます!!!」
「何がどうなってそうなったんだ…」
「仮装って言っても私できるようなもの持ってないし…」
えむが今日の練習終わりにそう言い出した。司と寧々は怪訝な顔をするが対照的に類とえむはニコニコと笑みを浮かべていた。
どうせならばハロウィンパーティーをしようという話に収まった。明日は金曜日。土曜日が休みだからちょっと遅くまでパーティーをしてても誰も怒らないだろう。それじゃあ決まり!とえむが号令をかけ、それぞれ更衣室に向かった。
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