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    Shsyamo🐟

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    お題主<海女 様>

    こどものひサニーが仕事から帰ってガチャリと玄関を開けると、バタバタと足音が聞こえる。

    「さにーおかえり!」
    「さにぃおかえり!」
    「Onyooo・・・ただいまぁ〜」

    かわいらしいふたりの男児がぎゅーっとひっついてくる。
    サニーは顔を蕩けさせて二人を抱きしめた。

    つい最近、仕事中に保護した双子の兄弟。
    リアスと光ノ。
    身元が不明で、本職の力を使ってこっそり探しても、戸籍さえもみつからなかった。
    しかし、サニーは二人の可愛さにメロメロであり、ひとまずは自分の家に置いておくことにしたのだった。

    「さにーきいて」
    リアスが話しかける。
    「ん〜、なぁに?」
    「まってるあいだにさにーのことかいたの」
    バッと見せてくれたのは、スケッチブックに書かれた、闇のような混沌。
    「えーっと・・・」
    彼が言うからには自分のことを書いてくれたようなのだが。
    「これがおれで、これがひかりので、これがさにー!」
    指をさして説明してくれるが、どこがどの部分だか理解に苦しむ。
    しかし可愛いリアスがそんなことしてくれるなんて。
    「ありがとうリアス〜♡」
    すりすりと頬を合わせてリアスに抱きついた。

    「さにぃ!わたしも、かきました」
    光ノがサニーの服を引っ張る。
    負けず嫌いで少し嫉妬深い彼もまた可愛いのである。
    「うんうん。」
    リアスと比べると、使われている色味はシンプルで、肌色と黄色のみ。
    丸が体で、黄色く塗りつぶされているのが髪の毛だろう。
    「ありがとう光ノ〜♡」
    リアスと同じようにぎゅーっと抱きつくと、光ノは嬉しそうにハグを返してくれた。


    「さぁ、お風呂はいるよふたりとも。」
    夕飯を食べ終えて3人で浴室へ向かう。
    「今日も、あれ、するんですか?」
    光ノがもじもじしながらサニーに問いかける。
    「したいの?」
    こくん、と頷く光ノ。
    「リアスは?」
    「おれは、ぬるぬるとれないから、あんまりすきじゃないけど、ひかりのがしたいなら、する」
    ぎゅっと隣りにいた光ノの手を握るリアス。
    サニーはわかった、と返事をすると部屋の引き出しからパウチをひとつ取り出すのだった。


    「さにー、もういい?」
    「んー、もうちょっと?」
    「やだ、がまんできない」
    「こら、ちゃんと準備してから。」
    「はやくっ・・・」
    「おれがさき!」
    「あっっリアス!!!」

    ドボーーーン

    プカプカと浴室にシャボン玉が漂う。
    「あぁ〜!!」
    浴槽に浸かるリアスの体は泡だらけ。
    「わーいあわあわ!」
    「リアスずるい・・・」
    グスンとべそをかく光ノはサニーに頭を洗われていた。
    光ノのお気に入りの泡風呂。
    ふたりは浴槽に入る前に、身体と頭を洗っていたのだ。
    順番に洗ってやるサニーは一人しかいないため、どちらかが先に洗い終わってしまう。
    今日はリアスが先に洗い終わったので、光ノが終わるまで待ちきれなかったようだ。

    「ほら、流すから耳ふさいで」
    指を耳にさして水が入らないようにする。
    シャワーをまんべんなくかけてゆすぐと、いいよ、と頭を撫でてやる。

    「ひかりのもはやく」
    リアスが浴槽の泡で遊んでいる。
    「まってリアス!」
    洗い終わった光ノも、続いて浴槽にダイブする。

    「こらこら、あんまり飛び跳ねると危ないぞ。」
    楽しそうな二人を横目にサニーは自分の身体を洗い出した。


    「うぇえ・・・」
    「はしゃぎすぎだ・・・」
    風呂でのぼせたリアスを、光ノがパタパタとうちわで扇ぐ。
    サニーはスポーツドリンクをゆっくりと飲ませてやる。
    「りあす、だいじょーぶですか?」
    「ん・・・んん」
    よしよし、と頭を撫でているとそのままリアスは目を閉じて眠ってしまった。

    「りあす、ねむってしまいましたね」
    「そうだな。・・・俺たちも寝るか。」
    3人で眠れるように大きく新調したベッドに転がる。
    「・・・さにぃ」
    「ん?どうした?」
    光ノがサニーに身体を寄せる。
    「わたし、ほんでよんだんです。おやすみのあいさつ」
    「あいさつ?」
    そんな本うちにあっただろうか。
    サニーがキョトンとしながら光ノのことを見ていると、そっと近づく彼の顔。

    ちゅ。
    小さい唇が、自分のそれと重なる。


    そこからサニーの記憶がない。

    目覚めたら、全身が重たい。リアスと光ノがまた自分にのしかかっているのかと思いきや、成人しているであろう男性の腕が自分に巻き付いていた。

    「─っわぁあ!」
    ガバリと起き上がるサニー。

    「・・・っるせーな、」
    横で眠るショートカットの男がぼやくが、寝言のようだ。
    「ん・・・」
    さらりと長い黒髪にグリーンのインナーカラーの綺麗な、これも男。

    どちらも全裸である。
    そして、自分も。

    「え?は?」
    サニーがぽかんと目を回していると、ロングヘアの彼がゆっくり起き上がる。

    「・・・ン、サニー、おはようございます」
    ちゅ、と軽くキスをされる。
    「おいお前だけずりーぞ」
    後ろから声がかかったと思えば、ぐっと顎をひかれて唇を奪われる。
    「ちゅ・・・ぉはよ、サニー。」

    微笑まれるその顔があまりにも綺麗でサニーはドキリとする。

    いやいや。ドキリじゃなくて。
    「あの・・・どちらさま・・・」
    「ん?光ノ、ですよ?」
    「リアスだけど。」

    目の前に、美形の成人男性が、ふたり。

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