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    Shsyamo🐟

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    Shsyamo🐟

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    父の日2本立て
    🟡に子供ができたことを伝えてみた話。
    お腹が大きくなった🟣との日常の話。

    お相手はご都合で💜くん(名前が出てくる程度)
    性別とかなんとか特に考えずに読んでくださいませ!

    父の日サニーの場合

    数日前からシュウが体調が優れないようだ。
    心配しながらも、朝シュウが眠っている間に家を出て、勤務中に彼からメッセージ。
    『体調不良の原因わかったから帰ってきたら伝えるね。悪いことじゃないから安心して』
    そのメッセージを見たとき、本業の悪い勘を感じなかったので、きっと本当に大丈夫なんだろう。
    そうはいえどソワソワしているのを上司にはバレるほどの態度であった。
    勤務終了後急いで帰宅するサニー。
    「ただいま!」
    さっと手洗いうがいを済ませてリビングへと向かう。
    「おかえりサニー。」
    シュウはソファでブランケットを腹から下にかけている。
    寒いのだろうか。
    「まだ具合悪い?」
    そっと隣に座るとこてんと頭を肩に預けてくるシュウ。
    よしよしと頭を撫でると、そっとその腕が掴まれる。
    ゆっくりと降ろされた手はシュウのお腹に当てられる。
    「・・・お腹痛いの?大丈夫?」
    心配になってブランケットの上からそこを撫でると、ふふふと笑い声が聞こえた。
    「な、なに?」
    「パパは心配性だね。」
    「・・・は?」
    聞き間違いだろうか。いや、しかしシュウは自分の父親のことパパとは呼ばない。
    思考が停止して固まっていると、腹に添えられた手にシュウのそれが重なる。
    「・・・赤ちゃん、できたんだ、サニーとの、子。」
    「・・・・・・・・・え。」
    シュウの顔が少し赤く火照っているのは微熱のせいか、恥ずかしさか。
    しばらく黙っているサニーをちらりと見つめるとシュウの倍ほど、首までも真っ赤にした彼。
    「んははっ!真っ赤!」
    「シュウ〜〜!!!」
    ぎゅ、と横からシュウを抱きしめるサニー。
    「苦しいってぇ。」
    へへへと笑いながら幸せそうに笑うシュウ。

    「そういえばサニーごはんは?」
    「急いで帰ってきたから食べてない。」
    「じゃあできもので良かったら作るから待ってて」
    よいしょ、とソファから立ち上がろうとするシュウを引き止める。
    「だ、だめ!シュウはじっとしてて!」
    「え、えぇ。」
    「自分でできることは、自分でするから!シュウは?お腹空いてる?一緒に作ろうか?食べたいものある?」
    「うーん、僕はあんまりお腹空いてないかも。」
    「でもなんか食べないと、赤ちゃん大きくならないから、ちょっと待ってて!」
    バタバタとキッチンで料理を始めるサニーを見ながら、幸せだなぁとシュウは笑うのだった。
    それからサニーはシュウが出産するまで家事を一切させなかったとかなんとか。



    浮奇の場合

    「ほら、行くよ」
    そっと手を差し出される。
    「うん。」
    その手を掴んで座っていたシュウが立ち上がる。
    重たくなった身体をゆっくり動かして歩く。
    浮奇からしたら普段の半分ほどのスピードで、ゆっくりと道を歩く。
    妊娠中であっても適度な運動が必要だということで、近くのスーパーに買い物に行くときは必ず一緒に行く、と約束したのだった。
    しっかりと指を絡めて、隣に並ぶ美しい顔が同じ視線のように感じるのは自分の姿勢が悪いからだろう。
    「・・・何?しんどい?」
    ピタリと足を止めて、視線が重なる。
    「あ、ごめん」
    彼を見つめていたのがバレたのだろう。
    「ごめんじゃなくて。辛いなら家帰るよ」
    「ち、違う、体調は良いよ」
    「じゃあ何?嘘とか許さないから」
    言葉はぶっきらぼうなのに、全力で自分のことを心配してくれていることを感じてキュンと胸が切なくなる。
    「・・・かっこいいなって」
    「は?!」
    パチパチと瞬きを繰り返す浮奇。
    「かっこいいパパだなって」
    その言葉を聞いた浮奇は急にムッとした顔でシュウの顎を掴む。
    「んぇ???」
    「・・・今俺のことなんて言った」
    ──パパ?
    その言葉は、彼の唇によって塞がれる。
    「っ・・・な、なにするのこんな道端で!」
    シュウは驚いて顔を赤らめる。
    「俺はシュウのパパじゃない。子供ができたからって、そんな呼び方許さないから。」
    その綺麗な瞳がシュウを吸い込むように見つめる。
    「・・・ごめんごめん。僕のパートナーは、浮奇だよ。」
    「うん。」
    また手を繋ぎなおして、ゆっくりと歩きだす。

    買い物から帰ってきてから、浮奇に冗談でダディ?と呼んでみたら、双子にしたいの?って怒られた。

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    にし乃

    DONE夏♀と喧嘩した五の話です。夏が某お煎餅を好きというのは完全なる捏造。
    短いのでおやつ感覚で、何でも楽しんで下さる方のみどうぞ!相変わらず拙いものですが、私も五夏のフェスティバルに参加したかったので。
    俺の誠意とお煎餅傑と喧嘩した。
    きっかけは確か、俺が窓のババアにきちんと挨拶をしなかったからとか、そんな些細なこと。
    「挨拶くらい幼稚園児でもできるよ」って呆れたみたいに言われて、頭にきて「庶民」とか「ブス」とか「変な前髪」とか色々言い返した。
    気付いたら傑は目の前からいなくなっていて、取り残された俺は夜蛾センからゲンコツを食らったのだった。

    「くっそ……。」

    一晩経ってもイライラが消えてなくなることはなく、俺は八つ当たりみたいに教室の扉を乱暴に開けた。
    三つ並んだ席のその真ん中で、傑は涼しい顔をして携帯をいじっていた。中学時代の知り合いとでもメールをしているのだろうか。そう思ったら、胸がモヤモヤムカムカした。
    俺はわざと音を立てて、自分の席にドカッと座る。いつもだったら俺に気付けば「おはよう」と言ってくれるのに、傑はこちらを向くこともなかった。挨拶をきちんとしろって昨日言ったのお前だろ、と思ったが、こちらから話しかけるのは負けた気がして俺も黙ったままだった。
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