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    nou2ura

    @nou2ura

    (no profile)右爆大好き
    轟爆中心に右爆小説書きます。
    🔞あり女体化ありです。

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    nou2ura

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    轟爆
    誕生日に轟からピアスを貰った爆。
    轟くんからピアスホールを開けてもらう爆の話。
    二人がピアス開けてたらいいなぁ…と思って書いた。

    #轟爆
    bombardment

    ピアッサー誕生日に轟からピアスを貰った。
    轟の瞳のグレーとブルーの物だ。
    轟の耳には、すでにオレの瞳の色の紅いピアスが光っているのを以前から知っていた。
    穴は兄から開けてもらったと言っていた気がする。
    「無理に開けなくてもいい…貰ってくれるだけでいいだ」と言っていたがやはり付けないとまるでオレがヒビってるみたいだ。
    ピアッサーと消毒、保冷剤、ファーストピアスの準備は万端だ。
    ふぅ…とひとつ息を吐き。
    保冷剤で耳を冷やし、鏡を見ながら位置を確認する。ピアッサーを耳たぶにセット…
    手が震えてる今まで凄い傷を負ったことがあるオレがビビるなんてそんなことない…
    一旦やめ一呼吸つく。

    「爆豪何してるだ?」
    いつの間に帰って来ただろうか…
    「なんでもない!」
    急いで片付けようとするがすでに遅かった
    「爆豪…それ…」
    「あ?あぁ…せっかく貰ったからな…」
    「ありがとう…そうだオレに開けさせてくれないか?」
    「っえ…」
    「ダメか?」
    「お前…下手そう…」
    「大丈夫だ…この間は、自分で開けたから…」
    「………」
    「なぁダメか?」
    「…失敗したら殺すからな…」
    「あぁ…」

    オレは、轟に背を向けて座る
    「保冷剤よりオレが冷やした方がいいな」
    と轟の手が耳たぶに触れドッキとし心臓の音が聞こえないかと思ってしまった。
    「爆豪この辺でいいか?」
    「あぁ…」
    ピアッサーがセットされる心臓がさっきよりも早くなる
    「…爆豪」
    「なっ…なんだよ…」
    「緊張してるのか?」
    「そんな訳あるか!さっさと開けやがれ!」
    「…わかったじゃあ開けるぞ…」


    「爆豪終わったぞ…消毒するな…」
    痛みは、全然なくほんの数秒の出来事だった。
    鏡を見ると小さな穴が空いていた。
    「開けて1週間は、これ付けられないけどな…でもきっと爆豪に良く似合うと思うぞ」
    満足そうに微笑む轟。


    一週間後
    轟から貰ったピアスを着ける。なんだかいつでも近くに轟がいるような感じがしてむず痒いが
    悪い気はしなかった。
    「爆豪…おはよ…お…付けてくれたのか…」
    「まあな…」
    「良く似合ってる…」
    「当たり前だわ!」
    「そうだな…それにいつでも一緒にいる感じがするな…」
    いざ言われると恥ずかしくなり…
    「…何恥ずかしいこと言ってんだ…さっさと飯食え!」
    「あぁ…」

    嬉しいなんて絶対に言ってやるもんか…
    何故かピアスの部分が今更熱く感じたような気がした。


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    DONE轟爆ワンドロのお題「触れる」でハロパロ轟爆おにしょた。【熱に触れる】



    ふっ、と右腕に何かが触れた。

    途端、男の集中力が途切れる。文字を追っていた意識を膝上の紙面から引き剥がして、焦凍は軽く瞬いた。
    秀麗な面差しを彩る長い睫毛が、読書に没頭していた余韻を払拭するように、一度、二度、空気を奮わせる。次いで、読書を中断させた要因を探すべく、紅白に分かれた髪の合間から、オッドアイの視線を動かした。
    目線を流した先、ぱたん、ぱたん、と金糸雀色の尻尾を揺らしながら、画集に夢中になっている幼子の姿が目に入る。
    豪奢なソファの上。男の右側から拳ひとつ分の距離を開けた座面に深く腰かけながら、半年程前に拾い上げた人狼の子供が、一心不乱に色鮮やかな挿絵を眺めていた。
    紅玉の瞳が、画集の中で展開される見知らぬ光景を前に、キラキラと鉱石のように輝いている。滴る血潮よりも尚、吸血の渇きを誘発するその瞳に、すうっとオッドアイを眇めながら、だが焦凍は手を伸ばすことなく、静かに幼子の姿を見守るに留めた。
    ツンツンと跳ねる尾と同様の髪色の合間からは、黒褐色の獣耳が覗き、書物への好奇心を示すように、元気よくピンと前向きに立っている。尻尾は、恐らく内心の興奮が無意識に発 2521