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    みずひ梠

    @mizu240

    主に妖怪松版ワンウィークチャレンジ参加作品となるSSを投げています
    よろしくお願いします

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    みずひ梠

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    【元祖妖怪松】【セリフのみ】
    社に住まう妖怪六兄弟の長男と三男の会話
    ※基準の時間軸よりほんのり過去の話です

    衣替えと心ばかりの昔話「おそ松兄さーん!」
    「そろそろ衣替えの時期でしょ?冬衣洗っといたよ」
    「おーありがと…ってえぇえっ!?!?どーやって見つけ出したのチョロ松!?使わない間は結構奥の方にしまっちゃってたはずなのに!?」
    ふふん
    「僕の“眼”を舐めてもらっちゃ困るね!!」
    「この家の中から探したいものを見つけ出すなんて朝餉前さ!!」
    「あれまぁすっかり使いこなしちゃって
    成長したねぇチョロ松〜」
    「そうでしょー!?
    まあ僕元々才能あったからねー」
    「そうねー」
    「それにしたって冬衣って良いよねー!」
    「もちろん風通しが良くて軽い夏衣も良いけどまあ僕は重量感が高級感を醸し出す冬衣の方が好きかな〜だってこのすごく着物着てる感がなんとなく心地良いし急いで歩き回っても裾が返りにくいし何より素材が良いから着心地良いしね!でもたすき掛けるのはちょっと大変だしそもそも冬季は水が冷たいから水周りの仕事はちょっと嫌になっちゃうけど冬の間はそういうの全然気にしないカラ松兄さんが中心に家事やってくれるから正直僕は冬の方が楽で好きな節あるかなー」
    「なははっそっかぁ」
    「おそ松兄さんはどう思う?冬衣について」
    「えー?俺ぇ?
    そうだなーお腹回りが若干苦しくなるからあんまり好きじゃないかなぁ」
    「ああそっか、おそ松兄さんは帯太いもんね」

    「そういえばさぁ、
    何でおそ松兄さんは男なのに女性用のを身につけてんの?確か着物もそうだったよね?」
    「あー…この帯だと尻尾出すとこが被っちゃうせいで腰に巻けないんだよねぇ」
    「それで腹に巻いてんだけど、これ太いから袖縫ってある男物の着物じゃ巻けないってんで袖があいてる女物しか着れない訳よ」
    「へえー…じゃあ最初から角帯巻けば良いんじゃないの?」
    「…えーっと…それはぁ…」
    「…この帯さ、母さんの形見で…俺は不完全な土地神だから、完璧な土地神様だった母さんにあやかって…みたいな?父さんはどっちかっていうと武神だったから、戦うことより護ることの方が大事な今は母さんの力借りてたいっていうか?」
    「へー!あのおそ松兄さんでもそういうことしたりするんだね」
    「チョロ松くーん?それどーゆー意味!?」
    「はははっ!そろそろ洗濯物、取り込んでくるね」
    「おーいってらっしゃーい」
    なんとなーく逃げられた感あるけどまーいっか


    そんなにらしくなかったかなぁ…?
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    recommended works

    sheera_sot

    DOODLE頭が煮えるほどあつい火曜日、閉店間際のスーパーで永遠の向こうにあるものに気がついたことの話をしてください。
    #shindanmaker #さみしいなにかをかく
    https://shindanmaker.com/595943
    こちらで書いたものです。バンユキだけど万理しか出てこない。
    バニラアイスが溶けるまで 見切り品の野菜の棚から少しくたびれた小松菜を手に取る。煮浸しでなら食べられそうだし、野菜しか食べない線の細いあいつには丁度いいおかずになる。自分用に半額シールの貼られた唐揚げもカゴに入れてレジに並ぶ前、冷凍ケースのアイスクリームがいやにおいしそうに見えた。
     スーパーを出れば日も暮れているというのに茹だるような暑さが待っている。部屋まで歩いて十分、少し溶けてしまうかもしれないけれど買って帰ればきっと千も喜ぶし。バニラアイスを一つだけカゴに増やして、列に並ぶ。
     俺の一つ前にはワイシャツの男がいて、エネルギーバーと栄養ドリンクだけを持っていた。カバンも持っていないから、多分中抜けして食べ物だけ調達しにきたという感じだ。お仕事お疲れ様です、なんて思いながらちらりと様子を伺う。限界まで緩められたネクタイに少しくたびれを感じるけれど、その目はなんだか生き生きしていた。こうやって打ち込める仕事をその人はしているのだろう。なんだか、羨ましい。
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    beni_0082

    DONE紅のカラプラのお話は
    「きっと仕方の無いことなのだ」で始まり「本当に嬉しいとき、言葉よりも涙が出るのだと知った」で終わります。
    #shindanmaker #こんなお話いかがですか
    https://shindanmaker.com/804548
    (締めの文変えてます申し訳。発想だけ貰ったような形)
    (第1部読んだ人向け)
    (婚約者確定している)
    (文がド下手)
     きっと仕方の無いことなのだ。私は王族で彼は騎士。そもそも結ばれることすら難しかったはずの恋だもの。だから今こうして彼と密接な関係を持つことができているだけでもありがたいことだと。これ以上を望むのは浅ましいことだと。ざわつく心に何度も何度も言い聞かせる。
     でも。それにしたって。

    (そろそろハグくらいはしてみたい……!!)

     は、はしたないかしら!?こんなことを思ってしまう王女なんて。でもカラムと正式な婚約者になってもう一ヶ月になるのに!一緒にお茶をしたり散歩をしたりすることのみに留まっているのは流石に、流石にペースが遅いのでは!?
     もちろん、王族としてちゃんと弁えてはいるつもりだ。本当の夫婦になるまでは身体を、身体を!か、かっ……さねるところまでいくのは!よろしくないことだってわかっている。……でもハグくらいまでなら、もう進んでしまっても大丈夫なのではなかろうか……?うぅ、なんとなく落ち込んできた。カラムのことは信じているのに。私に魅力がないとか、そういうネガティブな理由で手を出してくれないわけではないことだって、わかっているのに。
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