Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    DiedSafely

    @DiedSafely

    無事死亡の物置
    リクエストや感想、他に何かあればこちらまで↓
    https://marshmallow-qa.com/diedsafely?utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 9

    DiedSafely

    ☆quiet follow

    ⚠️閲覧注意⚠️
    DOKI DOKI English Club!
    副部長 Mysta・rias #MystariASS

    主人公「ミス………」
    EN ver
    MC「Mys……」

    #文芸部パロディ
    literaryParody

    Tap to full screen (size:426x270).Repost is prohibited
    😭😭😭💖💖💖💖😍😍😭😭😭🙏🙏🙏😭😭🍆🙏😭😭🙏😋😋😋😋😋😋😭😭
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    DiedSafely

    DONEキスの日(5月23日再録)
    キスの日👹🦊⚠️ナチュラル同棲

    「ねぇVox、今日何の日か知ってる?」
    「さぁ…知らないな、なんの日なんだ?」
    「んー、知らないなら秘密」

    と夕食を食べているMystaは言う。秘密、と言われると気になってしまうのが人間の性(正確には人ではないが。)である。Mystaとの夕食を終えたVoxはシャワーを浴びてドライヤーをかけながらスマホを手に取って調べる。

    「キスの日…?」

    日本で言う、キスの日とやららしい。当然、Mystaは何が言いたかったんだ?となる。キスなんて朝起きた時のおはようのキスや寝る前のおやすみのキスなど、当然毎日のようにしている。だからこそ、何が言いたいのか分からなかった。Mystaはキスをして欲しかったのか?夕食中に?と悶々とする。髪を乾かし終えて、Mystaにシャワーが空いたという事を伝えて、自分は何をすべきなんだろうかと考える。なんの日か知ってるか、なんて聞かれてキスの日だったとしたら、Mystaはキスがしたかったんだろうと当然のように思う。その日のMystaのシャワータイムはいつもより長くて、それで何となく察しが着く。あれは多分私が気になって調べることを想定してのMystaなりの夜のお誘いだったのかもしれない、と。Mystaから誘われる事はまぁまぁなくはないが、こんな遠回しなお誘いは初めてだな。と思う。Mystaがシャワーから出てきてリビングにドライヤーを持ってくる。Mystaに見られる前にスマホをぽんと少し離れたところにほおり投げる。
    1213

    related works

    recommended works

    iori_uziyama

    DONE勢いで書いた。
    🦊😈🦊、🧡❤🧡
    置いていかれたヴォと置いていってしまったミの話。死ネタ。
    いっそ愛さなければよかったなんて鬼の生は長くて、今まで何度も人を愛したし、見送ったし、それでも時間が傷を癒やして、また人を愛せたし。だからミスタを愛したときも、彼の人生いっぱいいっぱいまで最大限の愛を注ごうと決めていた。そこに悲観はなかった。それは本当だったのに。彼を抱きしめて寝るのが好きだった。彼の体温が好きだった。彼の声が好きだった。彼の笑顔が好きだった。あぁ、忘れていた。そうだった。愛するものを失うのは心が引きちぎれるほど悲しくて、過ぎ去ることはわかっていてもその時間が果てしなく長く感じる。彼のことをずっと覚えて抱えていたいのに、あまりにも辛すぎて今すぐ忘れてしまいたくもなる。あと何年で忘れてしまうのだろう。あと何年で忘れられるのだろう。この傷が愛おしいのに辛くて堪らない。日本では49日で魂があの世へ行くらしいけれど、私の心にはミスタが染み付いて離れない。死んでしまいそうなくらいギュウギュウと締め付けてくるのに、決して殺しはしてくれない。ミスタに会いに行かせてくれない。鬼の身体を呪うしかない。焦がれて、力の制御もうまく行かずに引っ掻いたシーツが引き裂かれても、もがくことをやめられない。ああ、いっそ愛さなければよかったのにと思ってしまうほど、苦しくてつらい。楽しい思い出が輝くほどに、彼を思い出すほどに、憎くなる。なぜ私を置いていく。頼むから、置いていかないでくれ。泣き叫んで、縋り付いたっていい、どんなに情けない姿になってでも、ずっと側にいてくれるならそれでいい。たのむ、みすた、一人にしないでくれ。金色の瞳からポロポロと涙が溢れる。牙のある口から嗚咽が溢れて、雨の日も、雪の日も、晴れの日も風の日も、嵐の日も、昼も、夜も、朝も、ひたすら墓にすがりついていた。一ヶ月が経ってもニヶ月が経っても三ヶ月が経っても、半年が過ぎても、四季が巡ろうとも、涙は止まらなかった。両手の指を超える年を経ても未だに夢に思い、起きては絶望した。取り繕う余裕もなく、余りにも変わらず居るものだから、街中の話題になっても、国中の話題になっても世界中の話題になっても、頭の中にはミスタしか居なかった。ひとりぽっちになってしまった鬼が、いまだにわんわん泣いている。
    1298