🐭ランドに行くライジャンの話。 大きな夢の国のゲートを潜ってジャンとライナーは子供の様に瞳を輝かせて辺りをキョロキョロと見回す、特にジャンはディズニー映画を定期的に見るほど好きだから更に瞳は輝いて今にも走り出してしまいそうだ。
「なあなあ、あれ乗ろ!あっち行こ!」
なんて子供の様にライナーの袖を引いて敷地内を左へ右へと連れ回す、ライナー自身はジャンに付き合って映画を見る程度で世界観を知っている。位でジャン程の熱量はないものの夢の国の独特の雰囲気に飲まれてすっかり、デートを楽しんでいた。
「なー、ここのエリア行っていい?出来たばっかでまだ行ったことねえんだけど」
「おう、折角来たんだから満喫して帰らねぇとな」
マップを見ながら首を傾けるジャンに勿論とライナーは頷いて新しいエリアへと足を運ぶ、ライナーの自宅で昨夜観たばかりの「美女と野獣」エリアだ。
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