「みんなでおねんねしましょーね♡」*雄英・ヒーローに対する世間のアンチがウザくなったので、個性で体験してもらおう!と思い立った主の話
ん?脳無?そうだね、怖いね、痛いね。でもさ、それを高校入学したばかりの卵たちを守るために、君たちが貶して否定しているヒーロー(教師)が経験したんだよ?なぁに?君たちは彼みたいに誰かを守りたいって気持ちはないの?ふーん…薄情な奴だネ♡
でも残念、この個性は全て体験しないと終わらせられないんだ♪ 強制終了させちゃうとココロが壊れちゃうからサ。でもだぁいじょーぶ♡君たちは彼らを貶していたんだから、もっともっとステキな結果に導けるデショ?
あ、そうそう。その『世界』は体験型だけど、君たちの対応によって結果が変わる仕様なんだ。きっと素晴らしい結末を見せてくれることを期待しているよ。じゃ、頑張ってネ♡
――ブツンッ
と、電波が切れるように、彼らに個性をかけた人物の映像が消えた。
彼らの周りに見えるのは、守るべき子どもと敵対するヴィランか。それとも頭を下げる彼らを批難するメディアか。それとも、それとも――
――ああ、はやくおわって……