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    みなも

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    みなも

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    ※ジウランさんは住民税をごっそり持ってかれたとかで判断能力が失われてかつ燃え尽きています
    ※『』台詞は日本語
    最初の台詞がジウランさんから、あとは交互です

    #うちよそ
    atHome

    うちよそCPで左の子にお願いしますと言わせる「あぁ……市税に諭吉何人消えたんだ……」
    「玖朗、玖朗」
    「ハハッ、横浜市許すまじ……ん?なぁに猫」
    「『いまなら、おすきなコスでひとばんをぷれぜんと』」
    「…………は」
    「『ぷれぜんと』!」
    「マジかあっハイぜひおねがいしますコスはミニスカチャイナ黒の網タイツ(はいてない)で」
    「……? 悪い、早口過ぎて聞き取れなかった、もっかいいいか……ってか『コス』ってなに?」
    「えっ? あー……あー、猫」
    「ん」
    「怒らないから誰に何言われたか言ってごらん」
    「霊霊に『これ言ったらあの闇医者きっと喜ぶから〜!』って」
    「……それで?」
    「エー……俺がそう言った時のアンタの反応と台詞をあの人に教えたら、俺のほしい宝石がもらえる」
    「……あの野郎……」
    「怒ってんじゃん。そんで『コス』ってなに」
    「えっ」
    「『ひとばん』ってどういう意味?」
    「えーーーーっとねェ……」


    オチに霊霊さんを使いがち……さーせん〜〜
    そもそもジウランさんがコスプレにときめく人なのか、あとコス第一希望はミニスカチャイナなのかってところはお母様審議お願いします!!!!
    以上!!!!
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    みなも

    DONEとんでもない書き間違いとかなければ!これにて!完結!
    7か月もかかってしまった……!
    長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました!!
    ウルトラバカップルになってしまいましたが、今の私が書けるウルトラスーパーハッピーエンドにしたつもりです!
    ものすごく悩みながら書いた一連の3日間ですが、ラストは自分でも割かし納得いく形になりました
    2024.3.24 追記
    2024.4.30 最終稿
    玖朗さんお誕生日SS・2023【後編・3日目】 ゆっくりと瞼を開けたその瞬間から、身体が鉛のように重く、熱を持っていることが分かった。たまにある現象だ。体温計で測るまでもなく、発熱していることを悟る。
    「ん……」
     起き上がろうとした身体は上手く動かず、喉から出た唸り声で、声がガラガラになっていることに追眠は気づいた。そういえば、引き攣るように喉も痛む。ようやっとのことで寝返りを打って横向きに上半身を起こすと、びりりと走った腰の鈍痛に追眠は顔を顰めた。ベッドサイドテーブルには、この状況を予期していたかのように蓋の開いたミネラルウォーターのペットボトルが置かれている。空咳をしてから水を含むと、睡眠を経てもなお疲れ切った身体に、水分が染みていった。
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    consacrer au sort d’une journée enneigée

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    子猫と蝶のヴァリアシオン


    「と、言うわけで、こちらが完成したお品でございます」

    小さな白い紙袋を両手でうやうやしく差し出しながら、ラズの向かいに座った男は頭を垂れた。
    作家先生ご自宅のリビング、十四時半、打ち合わせ。
    作家先生、こと、ラズルーカはただでさえ寄り気味の眉根をぐっと近づけて不快感をあらわにした。

    「そういう茶番は要らない」

    本を渡すくらい普通にやれ、と、差し出された紙袋をぱっと奪い取る。男は、空中に浮いたまま所在なくなった手をにぎにぎと開け閉じしながら、さも悲しげな様子でため息をついた。

    「つれないなぁ、ラズ先生は」
    「シリュウは喧しい」

    シリュウ、と呼ばれた青年は、心外だと言わんばかりに片眉をひょいとあげ、先生ひどい、と文句を垂れる。が、ラズは知らん顔だ。聞こえていないのか聞こえていないことにしているのか、不機嫌そうな顔のまま紙袋の中身を検めはじめる。
    紙袋の中身は小さな絵本だ。ラズはその一ページずつを、端々までを丁寧に目を通していく。
    まったく相手にされないだけでなく、真面目に仕事を始めてしまった作家先生を前に、シリュウはやれやれとため息をついた。

    ラズ 6285