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    rica_km

    @rica_km

    👹滅:💎🔥/🔥🧹中心リバ含雑食、時々作文。ねんどーる&オビツろいど歴2周年(ねん🔥兄弟持ち、💎×2)。かなり20↑成人済

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    rica_km

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    支部で公開している【猫と記憶と因果律】の続編1章目。漫画家志望の美大生宇髄×漫画原作者志望の大学生煉獄が、鬼殺隊の頃の記憶を基に漫画を描き、連載を目指す…!

    【猫と記憶と因果律シリーズ】全文はこちらから
    https://www.pixiv.net/novel/series/10490058

    続・猫と記憶と因果律◆01 宇髄と煉獄が今生で再会して3ヶ月ほど経った。
     進捗としては週刊漫画誌ウェブ版での読み切り短編の掲載が決まり、その原稿をついさっき入稿したところである。
     作業スケジュールが順調に進んだお陰で、締切を一日前倒して担当へと送れたのは幸いだ。現在時刻は夜八時。作業用チェアの背もたれに体を預け切り、ぐったりと放心状態になっている。
     何しろこの数日、煉獄の原作者としての作業が終わった日から、宇髄にとっては孤独な戦いが始まったのだ。
     相応に研究も研鑽も重ねたつもりではあるが、漫画を読むのも描くのも今生が初めて。この時代に生まれてからは何をしても神童だ天才だと褒めそやされてきた宇髄だが、それは全て前世からの記憶あっての上げ底に過ぎない。
     宇髄自身それをよく思い知ってはいるのだ。だからこそ自分の力量次第で煉獄の作品への評価も変わると意識した途端、かつて感じたことがないほどのプレッシャーに襲われた。
     食えない、眠れない、休憩をと思っても落ち着かず、すぐに作業に戻ってしまう始末。
     お陰で今、口内炎が三つできていた。食欲がない上に口も痛いからと碌に食べずにいたら胃が荒れたらしく、ずっとシクシク痛んでいる。こんな状態では連載を持った時にどうなってしまうのか先が思いやられる。
    「それでも描くしかないけどな……」
     宇髄はデスク横にある引き出しのうち、一番下をガラリと引き開けた。そこには落書き用のノートやペン類が乱雑に入っている。基本的に宇髄は片付けや整理整頓はしておく方だ。ゆえに、この引き出しが乱雑になっているのは、わざとである。
     ノートは文具屋でよく見るタイプのもので、全く同じ表紙のものが十冊ほど重ねて仕舞い込まれている。その背表紙を指で辿って一番下のノートを迷いなく引き出した。
     デスクへ置き、ノートの背表紙側を開く。ノートはほとんどが横書きを前提としている左綴じだが、漫画をノートに描くなら宇髄は後ろから使うことにしていた。そのノートへ無意識に覆い被さるほど前のめりになる。他にひとがいるはずもない自分の部屋ではあるが、このノートは誰にも見せたくないという気持ちの表れだ。

     一頁目は、炎柱と音柱のイラスト。
     タイトルこそ入れていないが実質漫画の表紙にあたる。頁を捲ると、舞台が藤の家であることが描かれており、作中の二人は躊躇ったり恥じらったりしながら会話をしている。
     ——これは、前世でのある思い出を下敷きとして漫画にしたものだ。


     暗闇であろうとも、音柱も炎柱も夜目が利く。なのに、まるで光も音も何もない世界に二人きりであるかのように、言葉のないまま静かに手に触れ合った。
     あたたかな指先に触れることは初めてではなかった。だが、宇髄はさらに躊躇いなく掌を合わせて指を絡め、しっかりと握る。その性急な仕草に、煉獄は少しの戸惑いを見せた。
     宇髄はそのまま煉獄の手を引いて、既に寝支度が整っている続き間へと先導する。
    「——きみ、まさか、本当に……」
     煉獄は逡巡を隠せずに潜めた声で尋ねた。それでも畳を踏み締める音は立ち止まらずについてくる。
    「今日だけ許せよ」
     宇髄はゆっくりと煉獄を振り向いて、その身体を強く抱き締めた。躊躇っていた煉獄の両腕が迷いながらも宇髄の背へ回る。そして堪えきれぬように強く抱き返してきた。
     ほらやはり同じ気持ちだったんじゃないかと宇髄は安堵と切なさが入り混じった溜息をつく。
    「好きなんだ、煉獄。……わかるだろ?」
     闇の中で鼓動だけが響いているようだった。それでもまだ抵抗を示すように煉獄は宇髄の胸で小さくかぶりを振ってみせる。
    「お前さんがずっと俺を見てたのも知ってる。——お前だって、全部分かってて気付かない振りをしてたんだろ」
    「許されないだろう、こんなこと」

     互いに好き合っていることはわかり切っているのに、二人は互いの思いを詳らかにしていなかった。時々指先を掠めるような淡い触れ合いで生まれる甘く擽ったい気持ちだけで満足だと言い聞かせていたのだ。けれどそれを破ったのは音柱、宇髄。
     今宵だけの秘密だと煉獄に迫る。

    「今だけだ。煉獄、今だけ。——あとは墓場まで持って行く」
     間近で見つめ合えば、煉獄の綺麗に張った額と金色の髪が月光を受けて淡く輝いていた。普段では考えられぬほど儚く見えるのは、そこに浮かぶ表情が一夜の恋だと覚悟を決めたせいかもしれない。瞳を縁取る金環が一際美しい光を放ち、精一杯の献身を示すように真っ直ぐ視線を向けられる。
     宇髄は、まだあどけなさを僅かに残す煉獄の輪郭を掌で包むと、額を合わせて目を閉じた。痛々しいほどに真摯でひた向きな愛情の裏にある覚悟を思うと直視できなくなってしまう。
     身勝手な己の言い分は、煉獄が誰にも見せることなく大事に温め続けてきた愛情を、我が物のように食い荒らすことと同義なのではないか。そう思った時、煉獄が囁くほどの小さな声で宇髄の名を読んだ。
    「なら、宇髄……、いっそ来世まで持って行ってはくれないか」
     僅かに震える声と温かな吐息が淡く宇髄の唇へと触れた。堪らず鼻先を擦り合わせて瞳を覗き込むと、愛おしさと喜びが湧き上がる。同時に、煉獄の視線は不安と悲しさまでもが綯い交ぜになったまま、瞳がさざなみ立ったように見えた。
    「そうしよう。来世では、必ず——」
     囁いた宇髄は唇を重ねながら、煉獄の浴衣の帯を解き——。


     ——と、ここまではほぼ当時の事実である。
     宇髄はふぅと小さく息をついて、さらに頁を捲った。


     裸で布団の上に仰向けになっている煉獄が、宇髄へと両腕を差し伸べている。
    「宇髄。今宵おれをきみのものにしてくれないか」
    「煉獄——」
     頬を上気させた煉獄が真っ直ぐに宇髄を見上げ、その身体に覆い被さる宇髄も真上から煉獄を見下ろした。煉獄の両腕に招かれるまま唇を重ねに行く宇髄は、片手をそっと煉獄の首筋から胸元へと撫で下ろしてゆく。
    「ン……、」
     喉の奥で小さな悲鳴を堪えた煉獄が僅かに肩を跳ね上げた。撫でるうちに乳首が痼って感触が変わる。ぴんと固く立ったそれを指先で摘むだけで今度は腰がにじり動く。キスを続けている煉獄の唇は、身体を這う宇髄の手のせいで気もそぞろらしく、宇髄に蹂躙されるまま口端から唾液が溢れていた。
    「はぁ……、は……、」
     できるだけ静かに呼気を逃そうとしているのであろう煉獄の下腹は既に熱を持ってふっくらと質量を増している。それを意識させるように宇髄が腰を押し付ければ、煉獄の瞳はとろんと快楽に酔い始める。
    「宇髄……、もっと触って欲しい」
     請われるままに宇髄は煉獄の首筋から鎖骨、胸郭から臍へとキスを繋げて降りてゆく。


    「ちょっと身体が細過ぎたかな」
     このノートの下書きを始めたのは煉獄と出会ってから間も無くで、およそ三ヶ月前である。自分が描いた絵でも、この三ヶ月でまた書いた量は増えていたし、炎柱への解像度だって多少は上がっている。
     とはいえ、炎柱であれ今の煉獄であれ、その身体を宇髄は(そして音柱も)見たことはない。ゆえにこのノートにある炎柱の身体は宇髄の想像の産物である。
     しかし着衣でも分かることというのも当然ある。今の煉獄は骨格的には肋骨が丸みを帯びており、横から見ると肉厚な印象だ。であれば、炎柱も恐らくそうであろうと推察できた。
     そしてこの流れで気になるところはまだある。
    「ちんこ見たいなぁ……」
     口に出してしまうとあられも無いが、ノートは自分しか見ない前提なので無修正だ。
     ノートの中の煉獄は自分のペニスに視線が釘付けで、そこへ宇髄の手が伸びて触れんとしている。しかしこの煉獄のペニスを過去でも現在でも宇髄は見たことがないため、完全に妄想の産物だ。
     実物はどのようなものか。わからないからこそサイズ感やバランス感にはこだわったつもりだ。しかしリアルさも追求はしたい。リアルがどんなものかを知る予定も全く無いのだが、参考にするからちょっと見せてと言えるものでもない。
     そもそもまさか宇髄がコソコソと自分用のエロ漫画を描いているとは煉獄も思わないだろう。
     思われていたらとしたら、それはそれで心外だ。

     さらにページを捲ると、ストーリーもへったくれもない合体絵と煉獄の顔ばかりの欲望丸出しのコマが続く。二体がくんずほぐれつしている身体を頭身や体格差を守って描くことの難しさを実感したページでもある。
     自分で気に入っているのは煉獄の表情で、『そんなつもりはないのにどうしても感じてしまう』というまだ見たこともない表情を、研究に研究を重ねて描き直したものだ。自分が鉛筆で描いた絵だというのに、この表情だけでちょっと勃起する。ものすごく煉獄に似ているし、本当にこんな表情をするんじゃないだろうかと思わせる絶妙さがあった。
     宇髄は一度大きく息をついて、ちらりと自分の下半身の様子を窺う。この数日は特に追い詰められ過ぎて、オナニーという選択肢すら全く浮かばないほどだった。そろそろ構ってやってもいいかなという気になってきて、さらにページを捲る。
     煉獄が宇髄を煽るような隠語を無自覚に連発するコマが続く。これは宇髄がこれまでほとんど読んだことのなかったエロ漫画を研究してそれらしい画面作りとして描いてみたシーンだ。隠語は好みのアダルトビデオを参考にしつつ、エロ漫画から学んだいやらしい書き文字もふんだんに使った実験的なページでもある。描いてみれば、煉獄には無自覚な煽りもよく似合った。
     ノートを広げて凝視したまま、右手が部屋着のスエットを掻い潜る。
     宇髄の脳内ではもう色づいた煉獄の甘い声まで合成されてすっかりピンク色に染まり始める。

     ——と、その時、ドアホンが鳴った。
     訪問者は、入稿完了のメッセージを見た煉獄だろう。

     宇髄はさすがに心臓が飛び出るほど驚き、左手で叩き付けるようにノートを閉じた。同時にちょっとぬるりとしている右手をスエットから素早く取り出すと、デスクのティッシュ箱を引き寄せる。片手で鮮やかに数枚を引き抜いて手を拭い、ゴミ箱へ。
     実家暮らしの煉獄には作業部屋としていつでもこの部屋を使っていいと鍵を渡していたから、呼び鈴に特に応じなくとも問題はない。だが、部屋に上がってくるまでの僅かな隙に居住まいを正して迎えなくてはならないと気ばかりが焦った。
     一番下の引き出しを開けてノートを放り込み、足で閉める。
     玄関からは鍵を差し込む音が届く。続いてドアが開く音と、控えめな「お邪魔します」の声。
     宇髄は手がまだ汚れているような気がして、猫のようにスルリと音なく洗面所へと駆け込んだ。
     思い切り湯を出して、手を洗ったついでに顔も洗う。濡れた両手で髪を掻き上げたところで、煉獄が洗面所をひょっこりと覗きに来た。素晴らしいタイミングだ。

    「宇髄、連絡ありがとう。入稿お疲れ様」
    「おー、煉獄。わざわざ寄ってくれたんだ。悪いね」
     今ちょうど顔を洗ってさっぱりしたところですといった風に、宇髄はタオルに顔を半分埋めながら答えた。
    「そんなに疲れ切った宇髄の顔を見るのは初めてだな」
    「ここんとこ全然眠れないしさ、口内炎なんか三つもできてんの」
     それは痛々しいなと言った煉獄の方が痛そうな顔をしていて、宇髄は思わず微笑んだ。
    「あぁ、そうだ宇髄。完成のお祝いにと母が肉を持たせてくれたんだ。冷蔵庫へ入れておくから食べてくれ」
     エコバッグの口を煉獄が広げて宇髄が覗き込む。それはスーパーでもちょっといい肉が入っているような立派なトレイの、すき焼き用らしい肉だった。
    「うわ、すげぇ美味そうな肉だ。お礼しなきゃな」
    「礼には及ばない。むしろうちの家族は宇髄にとても感謝してるんだ」
     そんな覚えないんだけどと宇髄が笑っても、煉獄は存外真面目な表情のままだ。
    「家族も今の状況を喜んでくれているし、応援もしてくれている。全て宇髄のお陰だ」
    「俺だって煉獄がいなきゃ今の状況にはなってなかったよ。俺も煉獄に感謝してる」
     思いがけない言葉を聞いたかのように煉獄は目を大きく見開いてぱちりと瞬きをしてから、照れ臭そうに笑って頷いた。
    「じゃあ宇髄、届け物もしたことだし、今日は邪魔をしないようにこれでお暇しよう。ゆっくり休んでくれ」
     話を切り上げるようにひらりと片手を上げた煉獄は、さっさと洗面所を出てしまう。キッチンへ肉を置いたらすぐに帰るつもりなのだろう。
    「ちょっと待って、煉獄。あのさ、」
     呼ばれた煉獄が振り返る。口火を切ったものの何も考えていなかった宇髄は、片手をひらりと出して煉獄のエコバッグを受け取った。そのバッグから肉を取り出し、冷蔵庫の前へ行く。
     明かりをつけていないキッチンは、リビングからの光が漏れているとはいえ薄暗い。冷蔵庫を開ければ、庫内の光だけが一際明るく灯る。この数日の修羅場のせいで、冷蔵庫の中身はほとんど空っぽだ。
     しかしそんなことより、せっかく訪ねてきた煉獄を何と言って引き止めようか。宇髄の頭の中はそれだけだ。
    「お祝いの肉だしさ、一緒に食べようぜ。明日スーパー開いたら材料買ってさ、すき焼きで打ち上げしよ」
     だから泊まっていかないかと尋ねて、様子を窺った。
    「そうは言っても、他人がいるときみが休まらないだろう?」
    「一人でもずっと休まらなかったんだ。寝かしつけてよ」
     パタンと冷蔵庫の扉を閉めると、キッチンはまた薄闇に戻った。
    「俺が寝るまで一緒に何か話して。今はそういう方が気が休まりそうなんだ」
     宇髄が煉獄へ向き直ると、煉獄は笑顔で頷いた。
    「ならそうしようか。きみはずっと一人でプレッシャーに耐えていたのだし、労わねばな」
    「煉獄だって自分の持分は一人でプレッシャー抱えてたんだから、同じだよ。——でも、今日はめいっぱい労われたい!」
     頑張ったから褒めてくれと言い切れば、煉獄はもちろんだと笑う。パッと明るくなった空気に安心した宇髄は、少し思い切って煉獄の手を取って歩き出した。向かうのはベッドルームだ。
    「ベッド行こ」
     何もしないから、という言葉は敢えて飲み込んだ。そう言ったならそれを守る気はあるし、絶対に何かしてやろうという下心があるわけでもない。ただ、予防線など張らず自然に任せたらどうなるのか興味があった。
    「体は眠くても、頭が冴えすぎてて寝付けないんだよね」
     手を引かれたまま煉獄はちゃんと歩いてついて来ているが、何となくはっきりしない返事のような相槌しか返ってこなくなってしまう。しかしこれは宇髄の予想の範囲内の反応でもある。
     こんな風に恋人じみた振る舞いで宇髄から煉獄へ触れる時、緊張させているのだろうなと度々感じていた。
     触れること自体を厭うているわけではないのだと思う。なぜなら、煉獄が自ら距離を縮めてくることは確かにあって、一冊の本を二人で覗き込む時などは肩も頭も触れるほど無邪気に寄せてくることもある。——とはいえそれは無自覚なものなのだろうけれど。

     互いに好意があることは最初から感じ合っていたと思う。なのにまだ付き合おうと言わずにいたのは、せめて共通の目標をひとつクリアするまではと待っていたのだ。きっと煉獄はそういったけじめも大事にするだろう。
     例えば、最初の原稿をきちんと入稿し終えたこんなタイミングならば、煉獄も受け入れやすいのではないかという期待もあった。
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    rica_km

    PROGRESS宇煉・天桃前提の💎🏅です
    💎🏅・🔥🍑は、どちらも従兄弟関係(年齢設定とか詳細は齟齬が出そうなのでw、ふんわりで…)
    🏅19歳(大学生・成人)・🍑16歳(高校生)の3歳差。両思いながら🍑が未成年の上、🏅が注目を浴び易い状況であることから色々堪えているところ
    💎🔥はいずれも社会人で恋人同士
    💎が一人暮らししている部屋へ🏅は泊まりに来るほど懐いているし、秘密も共有している…
    ひみつとつみひとつ◆01◆01 Tengen side
     俺のマンションには、従兄弟の天満が時々泊まりに来る。いや。時々よりは、もう少し頻繁に。
     立地が便利だからというのは理由のうちほんの一部に過ぎない。
     天満は抜きん出た才のせいで少々注目され過ぎているもので、自宅近辺には大抵マスコミ関係の誰かしらが潜んでいるらしかった。横柄だの生意気だの好き放題に言われやすい天満だが、あれで結構繊細なところもあるのだ。注目の体操選手として世間の注目を浴びるのも無理からぬことだが、衆目に晒され続けて疲弊するメンタルが有名税とは到底思えない。フィジカルにだって影響を及ぼすことくらい想像に難くないはずなのに、それでも世間様は若干十九歳の青年を好奇心の赴くままに追い回して好き放題に書き立てる。
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