Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    mikanmikan_0211

    @mikanmikan_0211

    🔞力尽きてしまった文字をここにしまっていく倉庫。めちゃくちゃ尻切れ蜻蛉だし続きの目処もたってないので注意。逃げて!
    アイコンは親友が描いてくれました!!!

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 8

    mikanmikan_0211

    ☆quiet follow

    甘い。注意書きすることも特にないくらい普通のトラ天。

     先に照れた方が負け。というルールの元、彼らは突然ゲームを始めた。ここでまず前提として、二人は付き合っていない。
    「悟天、愛してる」
    「あはっ。ボクも愛してるよ〜」
    「……やるな。結構渾身の愛の告白だったんだけど」
    「トランクスくんこそ」
     暇を持て余したハーフサイヤ人は、いわゆる『愛してるゲーム』というやつをやろうという流れになったのだ。男二人で? あり得ないだろう。そんな至極真っ当な意見を言う者は、残念ながらここにはいない。何故なら、悟天もトランクスも様子がおかしい側の人間だからだ。
     目と目を見つめ合い、先ずは互いにジャブを決め込む。当然、同性の親友に言われた所で微塵も動揺しない。これは面白い良い暇潰しだと思い、彼らは次の一手を繰り出した。先攻はトランクス。悟天の頬に右手を滑らせ、左手で彼の頭を撫でながらゆっくり呟いた。
    「愛してる」
     悟天は嬉しそうににっこりと笑う。そして、両腕を首の後ろに回し、顔をギリギリまで近づけて言った。彼のターンである。
    「すーき」
     おお、可愛いこと出来んじゃねえか。と、トランクスは思ったが、まだまだ全然だ。照れさせたいならこれくらいやれ、そんな気持ちを込めて、今度は耳元に唇を寄せる。ほぼ吐息を吹き掛けるトーンで口を開いた。
    「愛してるよ、オレの悟天」
     ぶるっ、悟天の肩が震えた。
    「お? 照れたか?」
    「……ざんねーん。耳がこしょばゆいだけでしたー」
    「ちぇ、なんだよ」
     勝ったと思いきやぬか喜び。確かに悟天の白い頬は、色味を全く変えていなかった。早く照れろよと心の中で舌打ちをしていると、悟天が早くも次を仕掛ける。
    「大好きだよ」
     ちゅっ。
     悟天は、トランクスの唇に軽く、口付けた。
    「ッッッ!?!?!?」
     触れた瞬間、トランクスは大きく後退りをする。壁に頭を打ち付けたことで、そういやここは自室だったことを思い出した。
    「お、おま、おまおま、今ッ」
    「……ボク今、何した?」
    「は? ……はああああ!?」
     トランクスは混乱で、目の前がぐるぐるすした。自分の顔が熱いのが良くわかる。あ、負けたんだなと言うことだけはなんとなく察せた。
     しかし、対抗していた悟天の頬も、りんごと同じくらい赤くなっていた。
    「……引き分け、引き分けだ!」
    「へ?」
    「今日はもうお前、帰れ! で、頭冷やそうぜ、お互い」
    「と、とら」
    「で! ちゃんと冷静になったら、言いたいことある。今度はゲームとか無しでさ」
    「……そう、そうだね。うん。ボクも、あの……伝えたい事、あるし」
     何だか妙な空気感になってしまったが、今日のところはひとまず解散だ。くだらないゲームがきっかけだったが、彼らは気付いてしまったのだ、自分の気持ちに。
     ああ、でも、次からどんな顔して会えばいいだろう。照れずに顔を見られるだろうか。二人は、高鳴る鼓動をどうにも抑えられそうになかった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖😘💖💞💞💞💞💞❤❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    mikanmikan_0211

    MEMO見たいなら、書けば良いのよ、ホトトギス。先に成長したトランクス×まだ幼児体型の悟天のトラ天。超健全。付き合ってる。推敲とかしてないから誤字とかあったらごめんね。
     サイヤ人というのは、どうも肉体成長が地球人とは違うらしい。15の時を境に突然背が伸びたトランクスは、あっという間に父ベジータの身長を越した。スクールの人間には不思議がられたが、誰よりも驚いたのはトランクス本人だろう。朝起きたら、自分でも目に見えて分かるほどに伸びている等身。やっと背が伸びた嬉しいひゃっほいどころの騒ぎではない。何かの病気ではないかと疑い焦った彼は、部屋をぐちゃぐちゃにし扉を壊し壁に穴を開けながら「ママー! オレどうなっちゃうのママー!?」と叫び回ったものだ。偶然家にいたベジータに殴られ、サイヤ人の特徴について説明してもらい安心した。
     話は変わるが、トランクスには幼い頃に将来を誓い合った恋人がいる。名を孫悟天と言って、歳は一つ下の幼馴染。トランクスと同じ、ハーフサイヤ人の少年だ。ハーフサイヤ人は、サイヤ人の特徴と地球人の特徴、どちらが遺伝されるかはどうやらランダムなようで、悟天もトランクスと同様に肉体成長が遺伝されていた。どういう事かというと、つまりこういう事だ。
    2351

    recommended works

    mikanmikan_0211

    MEMO見たいなら、書けば良いのよ、ホトトギス。先に成長したトランクス×まだ幼児体型の悟天のトラ天。超健全。付き合ってる。推敲とかしてないから誤字とかあったらごめんね。
     サイヤ人というのは、どうも肉体成長が地球人とは違うらしい。15の時を境に突然背が伸びたトランクスは、あっという間に父ベジータの身長を越した。スクールの人間には不思議がられたが、誰よりも驚いたのはトランクス本人だろう。朝起きたら、自分でも目に見えて分かるほどに伸びている等身。やっと背が伸びた嬉しいひゃっほいどころの騒ぎではない。何かの病気ではないかと疑い焦った彼は、部屋をぐちゃぐちゃにし扉を壊し壁に穴を開けながら「ママー! オレどうなっちゃうのママー!?」と叫び回ったものだ。偶然家にいたベジータに殴られ、サイヤ人の特徴について説明してもらい安心した。
     話は変わるが、トランクスには幼い頃に将来を誓い合った恋人がいる。名を孫悟天と言って、歳は一つ下の幼馴染。トランクスと同じ、ハーフサイヤ人の少年だ。ハーフサイヤ人は、サイヤ人の特徴と地球人の特徴、どちらが遺伝されるかはどうやらランダムなようで、悟天もトランクスと同様に肉体成長が遺伝されていた。どういう事かというと、つまりこういう事だ。
    2351