シャワーを浴びておいでってつまり、セックスしようってことだろ?
いつもの三倍くらいのスピードでシャワーを済ませたオレは、ウキウキでオレを待っているであろうシュウの元へ急いだ。
「シュウ!」
「ええ、なに、ずいぶん早くない?」
ソファに座っていたシュウの隣へ座る。彼は笑顔でオレを迎えてくれた。
「待ってくれてるかなと思って」
「んはは、そうなの?」
「うん、ねえシュウ…」
待ちきれなくて、唇を合わせた。ほらやっぱり、シュウも期待してたよな?瞼を閉じる速度が、それを物語ってる。
オレは気分を良くしてキスを続けた。そのままソファに押し倒して、シュウの腰を撫でた。ン、と小さく漏れる声が色っぽくて堪らない。
オレは知ってる。このあとシュウは早くシたいオレを止めて、ベッドへ行こうって誘ってくれるんだ。オレはいいよってキスをして、シュウの手を引いて、それで…。
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