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    シンセどき

    @shinsedoki

    曲擬人化をしているまたサイ好きです

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    シンセどき

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    下書きなしで書いてみました
    何にも考えてないとこうなります
    ぽたデラ唯一の隠し曲という立場は多分こんな感じだと思うと興奮しますね

    #太鼓曲擬人化
    taikoDrummingSimulation

    またサイ短編人気がない路地裏。
    そこで僕とサイクルはキスを交わしていた。
    周りの音は環境音でかき消されている中で、
    吐息を感じながら唾液を貪っていく。
    ………お願い、誰も来ないで。
    そう思いながらサイクルの腰を抱きつつ彼女の唇を貪る。
    僕という獣が解き放たれた理由はサイクルが煽ったからだ。
    「………ここなら誰も来ないから、キスとか出来ちゃうね。」
    そう言ってサイクルは笑っていたが、
    「………本当にキス、しちゃう?」
    と、冗談で言ったら照れたまま無言で頷かれたので
    現在に至る。
    最初はバードキスを繰り返していたが、
    段々熱が上がっていき最終的に舌を入れては
    唾液の貪り合いを繰り返していた。
    「………はっ。」
    サイクルが唇を引いたのが中断の合図となった。
    唾液の糸は名残惜しそうに引いていた。
    「………またさいたまって、凄いわね。
     誰かが来るかもしれないのに
     こうする余裕があるんだもの。」
    「君が煽ったからだよ。それに…」
    「それに?」
    僕はサイクルの唇に付着した唾液を
    指に絡め取っては舐めた。
    「サイクルのその“表情”が
     人が行き交う街中の近くで僕にだけ見せてくれる事が
     背徳感があっていいなぁって思ったんだ。」
    「………もう、またさいたま。」
    「誰も来なくてよかったね。」
    「………うん。」
    サイクルは僕の手を繋いできた。
    指を深く絡ませながら。
    「…続きは家でしよっか。」
    「…そうね。」
    そう言ってサイクルは照れながら笑った。
    まさかこの二人がさっきまで路地裏で愛し合っていただなんて、
    街中を歩いている人達は気付く訳がないよね?
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