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    葉づき

    葉づき@hadukia3です。小説書いてます。
    オクタとデイヴィスクルーウェルとトレイクローバーに狂わされてる。スタンプや反応とても嬉しいです!
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    葉づき

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    #葉づきエアスケブ小説企画
    ニンコパ会場でのリクエストありがとうございます!

    リクエスト:「嫉妬」 アズ監 ジェイ監
    アズールジェイドとの事だったのでこの2人とサンドにしました!

    #アズ監
    azSupervisor
    #ジェイ監
    jayJr.
    #女監督生
    femaleCollegeStudent

    「僕、監督生さんに告白しようと思うんです」

    ジェイドに告げられたその一言に僕は思わず低い声で「は?」とだけ返した。ドクドクと鼓動が煩い。心拍数が上がって、喉が乾いていく。目の前のジェイドはニコニコと笑みを深くして未だに薄ら寒い笑みを顔に貼り付けている。

    「……何故僕にそんな事を言うんですか」
    「いえ、一応あなたにも知っておいて頂こうかと」
    「どういう意味です? 勝手にしたら良いでしょう?」
    「えぇ言われなくとも勝手にはします。アズールはどうするんですか? まぁ僕としてはこのまま黙って諦めて頂けると一番嬉しいのですが」
    「……おまえ……」
    「ふふ、そんなに怖い顔をしないで。僕達、同じ陸のメスに恋した仲じゃないですか」
    「……知ってて僕を煽っているのなら、本当に良い性格をしていますね、おまえは」
    「ふふ、ありがとうございます」
    「褒めてない。……良いでしょう。お前がそのつもりなら僕だってあの人を手に入れてみせる。ジェイド、おまえにだって譲ってなんてやりませんよ」
    「そうこなくては。僕も絶対に負けるつもりはありません」

    ニヤリと笑うジェイドの眼光がギラリと鈍く光る。敵意に溢れたその顔はどこか満足そうだった。まさかあのジェイドと恋敵になるなんて思いもしなかった。相手にとって不足なし。不足なしどころか正直相手にはしたくなかったが……。だけど僕だって簡単には諦められない。それくらいあの人が、監督生さんが好きだから。



    「……まったく。分かりやすいなこれは」
    「あっ、やっぱり痕になってますか?」
    「えぇ少し。数日は消えないでしょうね。痛かったでしょう?」
    「……んっ」

    愛しい僕の彼女の脚をすぅと撫でる。白い太ももに残った歯型を舌で舐めれば恥ずかしそうに身を捩る。僕の歯型ではない。僕は彼女を噛んだりはしない。

    「っ、アズール先輩が、いけないんですよ」
    「ふふ、僕?」
    「分かってるくせに。この間アズール先輩が私の脚中を蛸の吸盤の痕だらけにしたりするから、ジェイド先輩が膨れちゃったんですよ?」
    「だめですね、元の身体に戻るとつい……理性が働かなくなって、あなたも随分と乱れていましたし……」
    「だ、だって先輩が……」
    「ふふ、どっちの先輩?」
    「アズール先輩」
    「はい、僕の……いえ僕たちのユウさん」

    髪を撫でて口付けて、タコ足の吸盤の痕と鋭い歯型が残った彼女の脚を撫でる。そう、僕達はどちらも監督生さんを手に入れた。どちらも勝ちでどちらも負けだ。監督生さんの気持ちが両方にある事を知って僕達は共有という道を取った。彼女がどちらの手も取らないなどと馬鹿げた事を言うから。想いが通じ合っているのにみすみす逃すなんて出来るものか。こうして僕達3人の交際は始まった。相手があのジェイドなら、相手がこの僕なら、互いにそう思っている。

    でもやっぱり好きな雌を一人占めしたい欲がなくなった訳じゃない。ジェイドに抱かれる時、どんな顔をするのかそう思ったらグツグツと腹の底が煮えたぎる。けれど、奴もきっと同じなのだろう。だからどちらも勝ちでどちらも負けなのだ。

    小さな少女の身体中にまとわりつく二匹の人魚の嫉妬と執着と惜しみない愛。ねぇ、監督生さん。存分に味わってその全て一雫も残さずに飲み干してくださいね。


    リクエストありがとうございました!!
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    葉づき

    DONE #葉づきエアスケブ小説企画
    ニンコパ会場でのリクエストありがとうございます!

    リクエスト:「嫉妬」 アズ監 ジェイ監
    アズールジェイドとの事だったのでこの2人とサンドにしました!
    「僕、監督生さんに告白しようと思うんです」

    ジェイドに告げられたその一言に僕は思わず低い声で「は?」とだけ返した。ドクドクと鼓動が煩い。心拍数が上がって、喉が乾いていく。目の前のジェイドはニコニコと笑みを深くして未だに薄ら寒い笑みを顔に貼り付けている。

    「……何故僕にそんな事を言うんですか」
    「いえ、一応あなたにも知っておいて頂こうかと」
    「どういう意味です? 勝手にしたら良いでしょう?」
    「えぇ言われなくとも勝手にはします。アズールはどうするんですか? まぁ僕としてはこのまま黙って諦めて頂けると一番嬉しいのですが」
    「……おまえ……」
    「ふふ、そんなに怖い顔をしないで。僕達、同じ陸のメスに恋した仲じゃないですか」
    「……知ってて僕を煽っているのなら、本当に良い性格をしていますね、おまえは」
    「ふふ、ありがとうございます」
    「褒めてない。……良いでしょう。お前がそのつもりなら僕だってあの人を手に入れてみせる。ジェイド、おまえにだって譲ってなんてやりませんよ」
    「そうこなくては。僕も絶対に負けるつもりはありません」

    ニヤリと笑うジェイドの眼光がギラリと鈍く光る。敵意に溢れたその顔は 1382

    葉づき

    DONE #葉づきエアスケブ小説企画
    ニンコパ会場でのリクエストありがとうございます!
    リクエスト:「あなたと居ると飽きませんね」 ジェイ監
    「記念に1枚写真を?……っふふ。ケイトさんの影響ですか? 良いですよ。撮りましょう」

    僕と写真が撮りたいなんて。そんな事をあっけらかんと言うあなたが面白く映った。僕達の事を怖がったり、そうやって馴れ合ってきたり。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。いつもあなたの周りには人がいて、いつも愉快な目に合っている。面白い人だ、そう思った。自分の損得関係無しに、人の為に動けてしまう人。それ故に、あなたが時々口にする辛辣な言葉やハッキリとした物言いが僕は好きなんです。あなたに裏がない事を知っていれば知っている程にそれが愉快で。次から次へと面倒事に自ら首を突っ込んでいく監督生さんは面白い。

    未知の異世界人への興味関心は、あなたの人となりを知る度に、一緒に他愛もない時間を過ごす度に、監督生さん本人への好意にその姿を変えていく。からかって膨れる顔も、スキンシップを少ししただけで真っ赤になる頬や耳も。楽しそうにケラケラ笑う顔も、怒った顔もずっと見ていたい。あぁ最近はニヤリと悪い顔も覚えてきてしまいましたね。僕達に似てきてしまったのでしょうか。……でもそれは悪くないですね。

    スマホのロックを外して、つぅ 782

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    葉づき

    DONE #葉づきエアスケブ小説企画
    ニンコパ会場でのリクエストありがとうございます!

    リクエスト:「嫉妬」 アズ監 ジェイ監
    アズールジェイドとの事だったのでこの2人とサンドにしました!
    「僕、監督生さんに告白しようと思うんです」

    ジェイドに告げられたその一言に僕は思わず低い声で「は?」とだけ返した。ドクドクと鼓動が煩い。心拍数が上がって、喉が乾いていく。目の前のジェイドはニコニコと笑みを深くして未だに薄ら寒い笑みを顔に貼り付けている。

    「……何故僕にそんな事を言うんですか」
    「いえ、一応あなたにも知っておいて頂こうかと」
    「どういう意味です? 勝手にしたら良いでしょう?」
    「えぇ言われなくとも勝手にはします。アズールはどうするんですか? まぁ僕としてはこのまま黙って諦めて頂けると一番嬉しいのですが」
    「……おまえ……」
    「ふふ、そんなに怖い顔をしないで。僕達、同じ陸のメスに恋した仲じゃないですか」
    「……知ってて僕を煽っているのなら、本当に良い性格をしていますね、おまえは」
    「ふふ、ありがとうございます」
    「褒めてない。……良いでしょう。お前がそのつもりなら僕だってあの人を手に入れてみせる。ジェイド、おまえにだって譲ってなんてやりませんよ」
    「そうこなくては。僕も絶対に負けるつもりはありません」

    ニヤリと笑うジェイドの眼光がギラリと鈍く光る。敵意に溢れたその顔は 1382

    葉づき

    DONE #葉づきエアスケブ小説企画
    ニンコパ会場でのリクエストありがとうございます!
    リクエスト:「あなたと居ると飽きませんね」 ジェイ監
    「記念に1枚写真を?……っふふ。ケイトさんの影響ですか? 良いですよ。撮りましょう」

    僕と写真が撮りたいなんて。そんな事をあっけらかんと言うあなたが面白く映った。僕達の事を怖がったり、そうやって馴れ合ってきたり。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。いつもあなたの周りには人がいて、いつも愉快な目に合っている。面白い人だ、そう思った。自分の損得関係無しに、人の為に動けてしまう人。それ故に、あなたが時々口にする辛辣な言葉やハッキリとした物言いが僕は好きなんです。あなたに裏がない事を知っていれば知っている程にそれが愉快で。次から次へと面倒事に自ら首を突っ込んでいく監督生さんは面白い。

    未知の異世界人への興味関心は、あなたの人となりを知る度に、一緒に他愛もない時間を過ごす度に、監督生さん本人への好意にその姿を変えていく。からかって膨れる顔も、スキンシップを少ししただけで真っ赤になる頬や耳も。楽しそうにケラケラ笑う顔も、怒った顔もずっと見ていたい。あぁ最近はニヤリと悪い顔も覚えてきてしまいましたね。僕達に似てきてしまったのでしょうか。……でもそれは悪くないですね。

    スマホのロックを外して、つぅ 782

    葉づき

    DONE #葉づきエアスケブ小説企画
    ニンコパ会場でのリクエストありがとうございます!
    リクエスト:無自覚両片想い フロ監、ジェイ監

    無自覚の部分が少しうすくなっちゃったかもしれません💦この監督生は多分2人とも好きなんでしょうね……片割れへの態度しか見えていない2人……といった形です!!
    いつだって気分じゃない。いつだって楽しい事だけしていたい。そんなの当たり前。嫌なら締めて言う事聞かせるか、興味すら持たないか、普通ならそれだけなのに。

    だけど、小エビちゃんだけはちょっと違う。
    小エビちゃんは小さくて弱っちくてバカみたいで、なのに時々、すげぇ可愛い。面白い動物を観察するみたいに可愛がってやってるのに。オレがぎゅ〜ってすると顔を背けて「やめて」って言う。こんなに爪を立てないように、締めすぎて骨が折れたり内蔵が出たりしちゃわないようにしてあげてるのに。こんなに優しく絞めてあげる奴なんて小エビちゃん以外に居ないのに。意味わかんねぇ。オレは小エビちゃんと居るとさ、すげぇ楽しいのに、小エビちゃんは違うの?

    楽しいし面白いから一緒に居る。それはジェイドとアズールもおんなじ。一緒だと飽きねぇから3人一緒に居るだけ。つまんなかったり面白くなくなったら、はいそこで終わり。

    なのに。

    「あはっ、小エビちゃんだぁ。なぁに見てん……」

    渡り廊下で遠くを見てる小エビちゃんを見付けて駆け寄って、ガバリと後ろから抱きついて、視線を同じ高さにしたらさ、その視線の先に居たのはよく見知った顔だっ 2274

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