猫と芳香!注意!
星ちゃん開拓者、穹くん星ハンのご都合捏造展開
前回(箱は未だ開かない)の続き
今回の試作品烈炎濃茶は遅効性だったみたいです
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「確かにお前が望むなら会えるとは言ったけどさぁ、流石に二度目が超直近でこんな状況だとは思ってなかったよ俺も」
「んん……?ふふ」
ダブルベッドがスペースの大半を占拠する部屋に、二人の男女が入室する。ここは仙舟・羅浮の金人巷付近にある宿泊施設で、いわゆる”休憩できるヤツ”だ。ふらふらと足元が覚束無い様子の女を、女によく似た見目の男が支えている光景は双子の兄が妹を介抱しているようだが、この二人は兄妹ではない。そもそも、兄妹はこのようないかがわしい宿泊施設になど来ないだろう。
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