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    うすきみ

    @usukimi377

    七海建人の沼にハマっております
    七海×夢主中心に書いてます

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    うすきみ

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    呪詛師七海に囚われる夢主のお話
    頭おかしい七海しかいません

    #七海建人
    sevenSeasBuilders
    #呪詛ミンwebオンリー
    spellMinWebOnly

    貴女のことばかり頭の痛さに目が覚めると、そこは見知らぬ天井だった。
    「昨日……どうしたっけ……」
    昨夜の事を思い出そうとするが、記憶が曖昧だ、というか覚えていない。最期の記憶は、高専から自宅に送って貰って、家の前に着いた所までだ。とりあえず状況を把握しようと左手を上げると、ジャラッという金属音と手首に重みを感じた。そちらを振り向くと、ベッドから繋がる鎖に繋がれた皮のベルトに拘束された自分の手。
    「…………は?」
    反対を振り向くと、右手も同じ物で拘束されている。長さがあるので動けるが、ベッドから降りる事は不可能だ。自分にかかるシーツを捲ると、足には枷は付いていなかった。しかし、何故か着ているものが変わっている。家の前で途切れている私の記憶。そのままならば、本来は任務の時に着ている服を着ているはずなのに、今私は高級そうなバスローブを着ている。胸元を少し捲ると、高級そうなベビードール。え、誰が着替えさせたの?てか、どうなってるの?
    私が動揺していると、部屋のドアが静かに開いた。
    「起きましたか?」
    低い声が聞いた。私が返事をせずに居ると、声の主はこちらへと近づいてくる。隣の部屋からの逆光で顔は見えないが、高い身長としっかりした体躯はわかる。彼はベッドに腰を下ろすと、警戒する私の頭を愛おしそうに撫でた。
    「だれ?」
    「直接会うのは初めてでしたね。私は七海建人といいます」
    「ななみ、けんと」
    「貴女を漸く迎えに行く事が出来ました。準備に少し手間取ってしまいましてね」
    「む、かえ?」
    彼の言っている事が全く理解できない。迎えって何?というか、直接会うのはって……前から私の事知ってたって事?
    「貴女を初めて見たのは一ヶ月ほど前ですね。もう一目惚れでした。それからは毎日貴女の事ばかり考えていましたよ。肌の質感は、抱き心地は、どんな声で啼くのか、もう考えただけで興奮しました」
    恍惚の表情で語る彼に私は声も出なかった。こいつ、頭おかしい。逃げないと確実にやられる。そうは思うが両手を拘束されているので逃げようもない。ここはとりあえず大人しく従っていた方が懸命かもしれない。
    「そんなに私の事を?」
    「えぇ。愛しています」
    そう言いながら奴は私の頬を撫でる。気持ち悪い。鳥肌が立つ。しかし、私のそんな気持ちなど気にもせず、奴の頬を撫でていた手は唇に触れる。
    「思っていたよりもずっと柔らかいですね」
    うっとりとした表情で私の唇を親指で押し込む。そのまま親指は私の口の中へと侵入し、舌を押さえた。そして奴の顔が近づき、唇が触れ、舌が口内に差し込まれる。歯列、上顎、頬の順になぞり、親指が抜かれると舌が合わさる。逃げても追うように口内を蹂躙されていく。気持ち悪いはずなのに、段々と体が熱を持っていく。こいつ、キス上手すぎ……。
    「はぁ……最高だ」
    散々私の口内を舐め回した後、満足そうな顔をした奴が言った。不覚にも息が上がった私は、座っているのもやっとの状態で、奴が回している背中の腕に支えられている状態だ。悔しい。
    「そんなに良かったですか?嬉しいですね」
    私の状態を見た奴は、随分と嬉しそうに口角を上げた。
    「このまま先に進みたい所ですが、楽しみは後に取っておきましょうか」
    背中を撫で、反対の手で首筋を擦りながら言った。妖しく体を撫でられ、少しでも反応してしまう自分の体が鬱陶しい。暫く私の体を撫でた後、奴は「あぁ」と何かを思い出したように口にした。
    「先に言っておきますが、逃げようとしても無駄ですよ」
    「は?」
    「ここは流石の五条さんでも来れませんから」
    「え……五条さんの事……知ってるの?」
    思わぬ人の名前が出て驚きを隠せずにいると、奴はクスリと笑った。
    「えぇ。知ってますよ。私も元は呪術師ですから」
    「元……」
    「呪術師はクソだと思って社会に出ましたが、社会もまたクソでしたね。耐えきれずに思わず殺してしまいました」
    ふふ、と笑いながら立ち上がると、奴はカーテンを開け、窓を開け放った。
    「……嘘でしょ……」
    窓の先には一面海しか見えず、何処までも水平線が広がっている。
    「もしかして……海の上……?」
    「そうですよ。言ったでしょう?準備に手間取ったと。貴女と快適に過ごす船を探すのに苦労しましてね。やはり愛する人と過ごすなら最高の物を用意しないといけない。この室内も特別仕様なんですよ?素晴らしいでしょう?」
    さも当たり前のように語るこいつは何?完全にイカれてる。頭がおかしい。
    「本当はその鎖も取ってあげたい所ですが、貴女も呪術師。逃げられでもしたらうっかり殺してしまうかもしれない。だから、暫くは我慢してくださいね」
    首を傾げながら微笑むその姿と台詞が全くあっていない。天使の様な姿で、悪魔の様なことを言っている。もう意味がわからない。頭が状況を理解する事を拒む。
    「大丈夫、時間は腐るほどありますから。二人で愛を育んでいきましょうね」
    奴は私の頬を撫で、軽く口付けるとニコリと笑って部屋から出ていった。私は閉まる扉をただ見つめる事しか出来ない。余りの絶望に止まってしまった思考が、唯一私に告げた。もう、逃げられないのだと。
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    うすきみ

    DONE呪詛ミン×非術師女夢主
    曖昧な関係を続けていると思っていた夢主のお話
    関係に名がつけば 私には微妙な関係の男性がいる。セフレと言うには甘過ぎて、彼氏と言うには確信の無い関係だ。

     彼と出会ったのはたまに行くバーだった。その日は厄日かと思う位ついてなくて、ただでさえ落ち込んでいるというなか、トドメの様にクソ上司に残業を押し付けられた。何とか終電前には終わったけれど、そのまま帰る気にもなれずそのバーに寄った。空腹に構わず強い酒を煽っていると低く良い声が声を掛けてきた。振り向くとそこには大層なイケメンが立っていた。
     酔っていたし何の話をしたかは良く覚えてないけれど、彼が私の隣に座って琥珀色の液体を水の様に飲んでいたのは覚えている。会話をしながら飲んでいるうちに、自然な流れで手を握られ、耳元で何かを囁かれ、私はよく分からずにそれに頷き、肩を抱かれて店を出た。そのまま何処かの綺麗なホテルで体を重ねて、気づいたら朝だった。しかし、何をしたか、どんな風にしたかを薄ら覚えている辺りが恥ずかしい。いっそ記憶を無くしていればどんなに良かったかと思うほど、昨夜の私は乱れに乱れていた。言い訳をさせてもらえば、酒と疲れのせいだ。
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