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    ゲニー

    ZL小説
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    ゲニー

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    【現パロ/不思議ゾロ×社畜ルフィ】
    ・ビュ◯ネくんネタのゾロルです 
    ・とにかくルフィがゾロにぺろぺろされます
    ・何でも許せる人向け(汗)
    ・べったーから移動しました

    #ゾロル
    zolu

     『ぺろりんゾロくん』



     午前0時を回った頃。遅い帰宅のルフィがようやく風呂を出て濡れた髪をタオルでわしゃわしゃ拭きながら自室へ戻ると。
     ふと、人の気配を感じて顔を上げた。
    「!? お前誰だァ!?」
     見知らぬ緑頭のイケメン黒スーツ男が腕組みをして、ドーンとつっ立っていたのだ。さすがにビビった。
    「ハンターか!? あでもグラサンしてねェ……。なに睨んでんだ!? つーか泥ボーか? チカンか? 頭おかしいヤツかァ!?」
    「ほっぺたカサカサしてんじゃねェか」
    「喋ったァ!」
     そりゃー人間なんだから喋るだろうけど、それよりもそのイケメンがスタスタ近付いてきてほっぺたに触るからびっくりした。こしこしと肌理を確かめるみたいに、親指であちこち撫で擦って。
    「おれ、最近帰り遅くてあんまし寝てねェから……。でもちゃんと肉は食ってるぞ?」
     て呑気に答えてていいんだろうか。今すぐ退治するべきじゃね??
     よし一発殴ろうとルフィが拳を固めると、顔を近づけて来たイケメンに近い近い!とか内心焦っているうち、ぺろりん、とほっぺたを舐められた。
    「ギャーーッ!?!?」
    「あ、デコのこの辺もカサカサだぞ」
     おでこぺろりん。
    「いやいやいや!!」
    「あ、ここも。こっちも」
     鼻先ぺろりん。首筋ぺろりん。
    「ん、ちょっ!? やめろっ!」
     咄嗟にルフィは逃げをうったのだが、散乱していた雑誌を踏んづけてズルッ! からの、ドッターン……見事にコケた。
     ちーん……。
    「大丈夫か?」
     しれっと手を差し伸べてくるぺろりん男。
    「あ、ありがとう」
    「あ」
    「また『あ』かよ。っておい! 何乗っかって来てんだ!?」
     手を取るどころかなぜかこの男、馬乗りでルフィのパジャマのボタンをテキパキと外し始めたのだ。ぬ、脱がされてるぅ〜!!
     しかもさすさすと胸や腹を撫で回して、
    「ちっと保湿が足りねェなァ」
    「コラコラお前! 涼しい顔してねェで退け! ちっとカッコイイからって何しても許されると思うなよ!? そうだまず名を名乗れ! 誰なんだお前は!!」
    「誰って、お前が昨日買ったんじゃねェか」
    「かかか買った?」
     おれは人間を買った覚えはねェけど??
     当惑するルフィに男がスッと指差した先、見ればルフィが昨日コンビニで買ったばかりのボディケアローションが机の上にデデンと乗っかっていた。
     緑のボトルに、黒字で『ZORO』の商品名。
     キラキラ金色のラメが散りばめられていて、なんだか大人っぽいかな〜と思って背伸びして買ったのだ。
     そう悔しいけど、この目の前の男みたいに大人の色気があって背も高くてやっぱりカッコイイ男によく似合う──。
    「ZORO?」
    「おれはゾロだ」
    「ゾロ……」
    「早く塗れよ。おれが浸透しやすい内に」
     言うとゾロはルフィの腕を掴んでひょいっと起こしてくれ、机の上の『ZORO』を手に取ると蓋まで開けて渡してくれた。
    「う、うん」
    「掌に500ベリー玉くらい取るんだぞ?」
    「はいはい」
     つまりゾロはZOROで? ボディローションで? えーと、だから〜…??
     結局ルフィは言われた通り、ペタペタと体に塗り始めた。
     んん〜イイ匂いしますねぇ〜。大人の男の香りですねぇ〜。
     いやでもまさかこんなん出てくるとはなぁ……(遠い目)。
    「あ、こんなとこもカサカサしてやがる」
    「待て待て! もう舐めんのやめてください!」
    「遠慮すんな。つーかお前もーちっと規則正しい生活しろよ?」
    「それはうちの会社がブラックで……て、ちょっ!? 背中舐めんな……っ」
    「そんな会社辞めちまえ」
    「でもっ、中途半端はおれ…イヤ……あっ!」
     って変な声出たんですけどーーっ!?
    「暴れんな、舐めらんねェ」
    「だから舐めるなって! えーと、ゾロ…くん? なんでいちいち舐めてくんだァ!?」
    「応急処置」
    「意味わかんねェから……。も〜タンマタンマー!」
     ググーッとゾロの胸を押し返してどうにかこうにか顔を遠ざける。すると彼の周りが薄っすらグリーンに光っているのに気付いてキレイだな〜とちょっと見惚れてしまう。
     無表情のゾロは何を考えているのやら、
    「あ」
    「!? つ、次はどこだ!?」
    「唇が荒れてる」
    「くくくくちっ…」
     ガチッと顎を片手で固定されてしまい、ルフィは生まれて初めてのキスを不本意にも奪われる覚悟を決めた。
     でもでも、悔しいからでっかい目を更にでっかくしてゾロを睨んで……。
    「……」
    「…ん? 唇はぺろりんしねェのか?」
    「唇は専門外」
    「あっそう……」
     なーんだ……。って、なんでちょっとガッカリした感じになってんだおれは??
    「明日『薬用リップZORO』買ってこい」
    「あい……」
     これってアレかな、新手のキャッチか何かなのかな……。
    「髪もパッサパサだなァ」
    「ヘアケアZOROも買ってきます……」
    「ついでに新発売の薬用顔ローションも買ってこい」
    「あれ? さっき顔ぺろりんしてたじゃん」
    「顔はついでだ」
    「唇はついでじゃねェのに……」
    「何が不服なんだよ」
    「ゾロくんはたくさんいるんだな〜。どのゾロくんもそんな偉っそうなんか?」
    「比べてみたらどうだ?」
     ニヤリ……ってニヤニヤしやがって、こーなったらどのゾロくんがいいか、全部買って確かめてやっからな!?
     芋洗って待っとけよ!!!※首です

    「あ、ここもカサカサ」
    「うひゃひゃ! くすぐってェよゾロくん! 腹舐めんなー」

     こうして夜ごと色んなところをぺろりんされるルフィのお肌は、ぺろりんゾロくんによって完璧に管理されるのでありました。



    (リップ編に続きます)

    大人ビューネくんが推しだったのでつい…( ˘ω˘ ;)
    ゾロが舐めたとこは即効性があります(笑)
    リップのゾロくんはちゅっちゅゾロくんです←

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