人物設定など.
~作家陣~
鶴見 篤四郎(42)
歴史・時代小説家
歴史の本質をドラマチックかつ重厚に表現する文壇の重鎮。数々の文芸賞を総なめにし、近年は講演会の開催や後進の育成にも積極的に努めている。
月島 基(33)
ノンフィクション作家
あまりに生々しい独特の筆致でノンフィクション界の中でも一線を画す存在。ハードボイルドな内容はまさに月島の人生そのものを表しているようだと界隈を唸らせている。
鯉登 音之進(22)
ミステリ作家
学生時代に趣味で書いたデビュー作が話題となり、驚異の20万部ベストセラーとなる若き天才作家。筆が早いため、作家業と並行してタレント・モデル活動も器用にこなす。
尾形 百之助(29)
探偵・怪奇小説家
「読み終わる頃には背中に冷汗をかいている」と評されるほど、じっとりとした仄暗い世界観を創る鬼才。派手な売れ方はしないが、コアなファンたちが長年ついている。
~編集部の人々~
宇佐美 時重(30)
第七出版社・編集長
幼い頃から父の書庫で本を読み漁り、別世界へトリップするのが大好きだった。「面白い本を作りたい」という熱意に同調してくれる作家陣を地道に集め、若くして出版社を立ち上げたやり手の編集マン。
谷垣 源次郎(24)
編集者
生真面目で仕事熱心、その人当たりの良さから担当作家たちからの信頼も厚い。主な担当は尾形で、物理的に時間を割かれている。しょっちゅうよく分からない理由で取材旅行などに連れまわされる。
江渡貝 弥作(21)
デザイナー
第七出版社発行の本のほぼすべての装丁、挿絵やデザインなどをディレクションしている。鶴見に才能を見いだされ、以来ずっと彼のことを熱狂的に信奉している。
門倉利運(50)
営業
もともとは編集者をやっていたが、度重なる不運に見舞われて宇佐美により営業へと抜擢された。出版社と書店をつなぐ架け橋的存在。基本的に外回りが多く事務所にはいない。手土産をよく持ち帰ってくる。