光「知らないっすよ…?もうどうなっても…」
一切の暗闇を知らないその瞳に酷く興奮する。
触れたい、触れられたい。
何度思い描いたかわからない。
ヤケクソと言わんばかりに発せられた言葉と共に押し倒された自分の体。
身長も体重もさほど変わらない。
その体を押し返すこともできる。
けれども自分よりも鍛えられていない華奢なその身体に身を任せてみたい。そう思った。
「…タケミっち……」
両肩を力強く押さえているその手はプルプルと震えている。
なかなか先に進まない様子に呆れたように小さく笑って名前を呼ぶと、顔を赤らめながら喚き出す。
「ぁ…いやいやいや…!だって!マイキーくんをですよ⁉︎ま、マイキーくんをお、押し倒すなんて…俺が…そんな…なんか…今、幸せな時間だなぁ…て…」
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