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    avinyn_m

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    キリハク
    先生×小学生

    #キリハク
    lucky-number

    教師の矜持キリンのクラスには問題児がつまっている。レクイエムのクラスは従順で無個性なモブが多いのに、キリンのクラスはとにかく主張が強い。ロボットがいるし、学校をハッキングするとんでもないクソガキもいる。中でもダントツでやばいのはティラだ。女の子みたいに、女の子の中でも可愛い見た目をしているが、何を隠そう、あれは男だ。子供のわりに立派な一物がついている。そして登校してから下校するまで、キリンに猛烈にアピールしてくる。

    「生徒と先生、禁断の恋っていい響きだゾ!」

    と無い胸を高鳴らせている。キリンは彼女のことをPTAが送り込んだ暗殺者だと信じている。

    「寄るな!」
    「ダーリン」
    「ひっつくな!」

    キリンは両手を上げて触ってませんよアピールする。迫ったのは子供からでも、怒られるのは大人なのだ。子供ならメッで終わるかもしれないが、大人の場合は莫大なお金と首が飛んでいくのだ。

    「俺はそもそも、子供に興味なんてねーんだよ!俺は熟女か人妻が……そもそもお前は男だろ!」
    「男でもダーリンへの愛は本物なんだゾ!先生、わっちが大人になるまで待っててくれる……?」
    「うるうる上目遣いで見るな!」

    キリンはこれでも先生だ。指導者としての矜持がある。男として、童貞としてのプライドもある。生徒で、子供で、それも男になびくわけがない。生まれ変わって女になっていい具合に熟してから出直してこいってんだ。

    ……そう、啖呵を切っていられたうちは良かった。

    「ハック、教室に一人で何してるんだ」
    「キリンせんせい……」
    「みんな外でドッジボールしてるぞ。お前もパソコンなんか弄ってないで、行って来いよ」
    「いいっす。俺はパソコンの方がいいっす。ほっといてほしいっす」

    陰気な顔でパソコンをカタカタするのは、一見大人しいがド級の問題児ハックである。学校中のパソコンをハッキングし、時間割や給食の発注といった機密事項にまで潜り込んでいる。とんでもないクソガキである。子供じゃなかったらお縄である。生意気だし子供のくせに頭が良くてムカつくし大人のことをナチュラルに見下しているし、将来絶対パソコン画面に張り付いてニチャニチャしながら書き込みする大人になるだろう。

    「この歳からネット依存症になると将来困るぞ」
    「余計なお世話っす」
    「どうせ見るならそんなオカルト掲示板じゃなくて、俺の秘蔵AVの方がいいぞ!」
    「子供になんてもん見せるんすか!」

    ハックが袖を振り回して暴れる。子供の腕力なんて蚊が止まるようなものだ。キリンがニヤニヤしながら受け止めると、ハックはむすっと頬を膨らませた。可愛いやつだ、よし、キリンおすすめの秘蔵AVを見せてやろう。AVのない職場なんてオカルト研究会のない大学みたいなものだ。

    「よし、どこにディスクをセットすればいいんだ?」
    「触らないでほしいっす!指紋がつくっす!」
    「おい動くなって。よっこいしょ」

    ハックを抱き上げ、膝の上に乗せる。子供体温が腹と太ももをじんわり包む。ジタバタ身悶えるせいで、キリンのキリンがほどよく刺激される。

    「離してほしいっす!」
    「暴れんなって。ハックはむっつりそうだからな~。ちょっと際どいが『巨乳巨尻我儘ボディ女と密接イチャラブ24時間やりっぱなし天国』!これは超大編だが夢中になってみているうちにあっという間に時間が過ぎる。昼休みの時間だと冒頭だけで終わっちまうのが難点だが……」
    「きょぬー?イチャ?わかんないっすよ~!見るならせめて、オカルトアニメガいいっす!」
    「小学校にアニメブルーレイ持ってくんなよ」
    「AVもってくる教師に言われたくないっす」

    ハックがいそいそとブルーレイをパソコンにセットする。キリンですら知っている、最近YouTubeで話題のオカルト・都市伝説系ショートアニメだ。エログロ多めで面白いそうだが、こんなもの小学生が見ていいのだろうか。

    「先生はこれ知ってるっすか?面白いんすよ、これ」

    ハックがキラキラした目で振り返る。カエルパーカーの目がぽよんと揺れ、キリンの乳首を掠める。変な声が出そうになった。ハックはガキのくせに無駄に整った顔をしている。大福のようにふくふくした頬、袖に隠れて見えない手、小さく軽い体。キリンの背がゾクゾク震える。

    「この歳でこんなもん好きなのか。お前、ろくな大人にならねーな」
    「キリン先生よりはましな大人になるっす」
    「あ、言ったなクソガキ」
    「わ、わ、脇腹くすぐらないでほしいっす!」

    毎晩しこしこと鍛えたキリンの指技に、ガキンチョが耐えられるはずもない。どんな女も一瞬で昇天させる(実例なし)秘技に、ハックは笑い転げるしかない。どれだけイキがっても、やはりガキ。大人に敵うわけがないのだ。キリンは調子に乗って服の下にまで手を入れる。子供の肌はすべすべしていて、ほのかにミルクっぽい甘い香りが漂う。目を閉じれば妄想を刺激され、それだけでイきそうになる。

    生徒、子供、それに男になんて食指が動かないはずなのだが。

    「ハック、早く大人になれよ」
    「子供扱いしないでほしいっす」
    「ガキだろうが。焦らしプレイは好きだけどよ~。目の前にあってお預けはきついぜ……」
    「キリン先生?なんか、お尻の下に固いものが……」

    ハックこそ、PTAが用意した罠なのかもしれない。キリンがお縄にかかるのが先か、ハックが大人になるのが先かのドキドキチキンレースである。

    教師としての矜持?童貞のプライド?そんなもの、性欲の前には塵に等しいのだ。
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