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    hiko_kougyoku

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    「顔は感情の舞台というけれど」メイキングという名の妄想博覧会
    ※とっ散らかった文章です。
    ※というかほとんどが妄想。

    「顔は感情の舞台というけれど」メイキングという名の妄想博覧会☆雨緒紀
     雨緒紀って不器用な感じがするよな~~~感情を表すのが下手というか、他と関わるのが下手というか、強がりばかりというか。そんな感じがする~! 知り合い以外からは冷徹って思われてそう~~~それで「こいつ苦手」って思われてそう。そのへん書きて~~~~~~~~!

     ……というわけで雨緒紀の物語がスタートしました。

     雨緒紀の物語は「顔は感情の舞台と言うけれど」「次回のお話」「次々回のお話」の三つにしようと思っています。
     最初は「次々回のお話」が単発で浮かんだんですけど、もう少し欲しいな~と思い今回の「顔は~」も追加。でも雨緒紀が……こう……クールな一面(※かなりぼかして書いてます)も見たいな~~~ということで「次回のお話」も追加。三つになってしまいました。そんなに書ける???
     勿論それぞれのお話単発でも楽しめます。……頑張って書きます。

     最初、雨緒紀は感情自体を出すのが下手で無表情かなと思っていたんですが、書いているうちに意外と笑う……もしかしてこの人は感情を出すのが下手なんじゃなくて、自分の弱い部分を出すのが下手なのかな……泣いたり、悲しんだり、苦しんだりという部分が。なんて思ってこうなりました。正直書いてて一番難しい。
     厳しいことや冷たいことを言うけど本心では……なキャラかなと思います。そんなお話を書きたい。


    ☆弾児郎
     弾児郎はにへらっと可愛く笑うから任務先のおばあちゃんあたりに好かれてほしい。おばあちゃんの肩とか揉んであげてるの見たい。それで「弾児郎ちゃん、これうちの畑で採れた野菜なんだけど、よかったらお友達と食べて」っておすそ分けをもらってほしい。弾児郎は新鮮なお野菜をもらってぱあっと笑みを浮かべて「おばあちゃんありがとな。みんなで食べるよ」ってお礼を言うの。えらい子。

     ……で、芋をもらってきたわけですよ(前提が長い)
     弾児郎ちゃんは料理と言うほどではないけど野菜の美味しい食べ方を知っていると思う。だからたまに庭の隅っこで焚火をしながらいろいろ焼いてみんなで頬張ってほしい。いっぱい食べてね。
     余談ですがこの人はスイカが似合うと思う。


    ☆有嬪
     この人、めちゃくちゃ悪役ですって笑みですけどそこがいいですよね。
     有嬪は護廷十三隊に入った時、雨緒紀のことを「なんか顔が綺麗な奴がいるな」くらいに思っていたんじゃないかな。
     で、雨緒紀が一人でいるのを見て「もっとうまく立ち回ればいいのに」「頭いいのに不器用だな」「なんかほっとけねえ」なんて思って、気にするようになったのかな……なんて妄想してます。包容力ありそう。雨緒紀の痛みや苦しみに一番に気付いて声を上げるのがこの子。雨緒紀もその辺分かってる。だから有嬪には少しだけ優しい気持ちになる。有嬪くんをもっと出したい。


    ☆長次郎くん
     年を取ってから(※以下雀部副隊長)は人前ではあんまり感情を出さないイメージ。死神図鑑では笑ったり落ち込んだり大きな声を出してましたが……でも副隊長としての顔をしている時は、総隊長の隣にいるし部下もたくさんいるしで威厳を保つというか、あんまりへらへらできないというか、そんな感じで寡黙なイメージがします。
     でも若いころ(※以下長次郎)は、元気いっぱい! ってイメージがあるからどうしても感情豊かに書いてしまう……私の書く長次郎くんは少し子どもっぽいような……たぶんこれから大人っぽくなるんでしょうね(前も同じようなこと言ってたよねえ???)
     雨緒紀は子どもっぽい長次郎くんを見て若いなあと思うけど、一方で考えていることを顔に出し過ぎって思ってるんじゃないかな。感情をなくして欲しいわけじゃないけど、でも人の上に立つ人間として、あまり顔に出すべきじゃないって。そしてこいつは伸びしろもあるって一目置いてる。見たい。


    ☆元柳斎
     アニメの一番隊のEDで元柳斎殿と雀部副隊長が一緒にお風呂に入っていたシーンで、副隊長は顔真っ赤にしてのぼせてましたよね。たぶん元柳斎殿、炎属性だからお風呂愛ってると自然と追い炊き状態になっちゃうのかな……元柳斎殿の後にお風呂入った人、のぼせそうだな……。
     長次郎くんは元柳斎殿のところに出入りして護廷十三隊に入って一緒に住むようになって(語弊がある言い方)、元柳斎殿お背中流します! って付いて回っていたんじゃないかと妄想。元柳斎殿はええい付いてくるないらん! って言ってたけど長次郎くんのあまりのしつこさにそのうち観念してお背中流してもらってるんじゃないかな……。老いてからも続いてたらいいな。

     背中流し、長次郎くんはたまに乃武綱さんとかにもしていたらいいな。でも乃武綱さんはめちゃくちゃ背丈があるから背中も広いわけで……長次郎くんは背中をこすっている時に壁の掃除をしている気分になりそう。
     逆に乃武綱さんも長次郎くんの背中を洗ってあげていて欲しい。でも体格差的にお父さんが子どもを洗っている光景みたいになりそう。見たい。


    ☆金勒
     頑張って作った重要書類で芋焼かれたら誰でもぶちぎれる。今回一番可哀想だった人。
     金勒さん、有嬪くんと湯船に浸かった時に「あーーー」って気持ちよさそうな声出して欲しい。有嬪くんは「金勒、お疲れだな」ってしししって悪戯っぽく笑うの。
    金勒「さすがに一日中書類仕事はこたえる」
    有嬪「乃武綱を追っかけまわして少しは気分転換になったんじゃねえの?」
    金勒「……体は動かせた。気分は最悪だが」
     お風呂から出たら有嬪くんは金勒さんの肩を揉んでほしい。有嬪くんの手は肉厚で大きいし力もあるから気持ちがいいんだよきっと。金勒さんお疲れ。


    ☆乃武綱
     重要書類で芋を焼いた張本人。
     この人も雨緒紀のことをよく見てると思う。その上で……いや、この先は次の話を書いてからにしよう。

     さて金勒さんに追いかけられた乃武綱さんですが、塀の上屋根の上庭を駆け回り瀞霊廷中を逃げ回ってほしい。金勒さんもしつこく追いかけるの。
     金勒さんは乃武綱めがけて鬼道を連発して本気で倒そうとするし、真横を蒼火墜や赤火砲、白雷がびゅんびゅん飛んで「あぶねっ」って顔を青くしながら逃げる乃武綱。見たい。
     でも体力は当然乃武綱の方があるから無事逃げ切る。乃武綱は上手く金勒を撒く。
    「いや~今回も大変だったなあ。あいつもカリカリカリカリ怒り過ぎだぜ。そのうち頭の血管切れるんじゃね?」
     自分がやったことを棚に上げてそんなことを言いながら「ふ~やれやれ」って角を曲がると……、
    「執行」
     地を這うような声が下から聞こえてぴたりと足を止める乃武綱。目だけを動かして見下ろすと、鬼の形相の金勒が壁に背を預け、腕を組んで待ち伏せていた。
    「手間を掛けさせやがって……!」
     言いながら胸倉を掴まれ、捕まる。(※本当は耳か襟首を掴みたいが乃武綱おじさんがでかすぎて届かないため胸倉)
    「来い」
    「俺が悪かった! 許してくれ!」
    「……まあ適当なところに置いておいた俺も悪い」
    「金勒……!」
    「なんて言うと思うか? 今日という今日は許さん」
     そう言いながら三番隊舎に連行→説教コースを食らって欲しい。乃武綱は金勒にどれだけ怒られても次の日にはけろっと忘れるしまた怒られるようなことをしそう。金勒さん可哀想。好き。

    ☆☆☆

     いつも長い小説を読んでくださり本当にありがとうございます! 魂こもった感想もいただき本当に励みになります!
     次回も……長くなります……。すみません……頑張ります……!
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    hiko_kougyoku

    DONE若やまささ+弾児郎、源志郎
    「この拳が護るもの」③
    ※弾児郎の物語。
    ※やまささと言い張る。
    ※捏造あり。かなり自由に書きました。
    ※途中残虐・流血表現あり。
    この拳が護るもの③  4


     鉛のような空気に、有嬪の声が響く。深刻な面持ちで耳を傾ける隊長たちを順に見やった長次郎は、次には元柳斎の向こう隣、先ほどは座る者がいた場所へと視線を移すと、胸の辺りがじんと重くなるのを感じた。
     本日二度目となった全隊長の招集。集まった顔ぶれの中に、しかし先の当事者であったはずの源志郎の姿はない。元柳斎が自室に下がらせたのだ。
     長次郎は虚の襲撃後の源志郎を思い出す。茫然自失として佇んでいた源志郎の手には使われることのなかった斬魄刀が握られ、肝心なところで身が竦んでしまった未熟者を悔やむように、あるいは嘲るように、だらりと下がったまま揺れていた。
     戦う者であれば一度は経験したことのある、〝恐怖〟という洗礼だった。恐怖は常に人間のそばで息を潜めている。そうしていつの間にか背後から両の手を伸ばして目隠しをし、思考も、理性も、努力も、知識も、全てを無へと変貌させる、まさに魔的な存在……。その冷たさに、源志郎は身動きが取れなくなってしまったのだ。
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