何となく書いた萩松やっと激務から開放されるはずだった俺は陣平ちゃんと一緒帰ってそのまま呑みにでも行ってあわよくばする事したいと思ってたのに…なんでかは分からないが俺だけ仕事が入ってしまった…
陣平ちゃんは待っててくれるはずだったのに先輩達に連れられ飲み会に行っちゃったし…
ため息をつきながら仕事を終わらせた。だが、もう既に10時を回ってしまっていた。
とりあえず、陣平ちゃんが潰れても何とかできるように水とかその辺のものと自分の夕飯をカゴに入れてそのまま帰り道を車で走った。
夜中の1時を超えた辺りで俺の携帯に電話が掛かって来た。
「はい。萩原ですが。」
電話に出ると上司の声が聞こえたので会話を続けた。
『すまんな〜萩原。松田が潰れちまってよぉ迎えにきてくんねぇか?』
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