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    大型旋盤の除幕式とピザの話。艦これ。半分くらい行ったら、更新止めます。

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    3月5日bgm 私のリンゴ/叶



    この物語は艦娘と実在する自衛艦が同時に存在している世界線として作者の妄想を詰め込んで書いております。
    実在人物名、会社名はわざと少し変えてます!
    (大和ミュージアムは変えてないです)

    最後まで楽しんでいただければ幸いです。



    3月5日──
    今年は暖かく、そろそろ桜も早くも咲くだろうかという頃。
    俺たち提督たち、そして艦娘の間では話題になってた、大和の大型旋盤──15299機──の除幕式が、今日行われようとしている。

    他の皆は頼んでた任務に集中してもらうように伝え、秘書である赤城と一緒に鎮守府を出た。今回は一般で参加することになってる。終わったら、各自自由にとも言われてる。

    除幕式が行われる、大型旋盤がすでに収まっている透明なガラス張りの展示の場所に向かうと既にカメラを持っている一般参加者やメディアがやってきていた。まだ少ない方なので、これからもう少し増えるだろう。ちなみに少し前に見に来たときと違い、大型旋盤の展示は既に幕は外れているため大型旋盤が丸見えになっている。今日は各々の話とテープカットのみとなりそうだ。

    「やっぱり人多いな」

    「艦の大和さんの大型旋盤のお披露目と、大型旋盤さんの初仕事ですからね。期待してる方がいらっしゃったのはクラウドファンディングでもよく分かってましたが、改めて来てらっしゃる方を見るとグッと来ますね」

    そう言ってると更に人が増えてきた。
    司会、今回の大型旋盤を寄付した者、市長……と、言った面々も揃い始めた。マイクチェックもし始めている。時間もそろそろ始まろうかという時間だ。

    「後ろの人も見えるように、座ろう。地べたですまないが」

    「そうですね。大丈夫ですよ、最初は戸惑いましたが今じゃ慣れたものです」

    「そうか」

    マイクが入った音がする。始まりだ

    「おはようございます。ただいまより大型旋盤、除幕式を始めます。私は本日進行を務めさせていただきます、大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
    学芸課 松田と申します。どうぞよろしくお願いします。そして──」

    司会の挨拶から始まり、大型旋盤のこと、クラウドファンディングでおおよそ六千人からの寄付──海外からも寄付があった──により目標としていた金額を超え実現できたことなどが述べられていく。それが終わったあと、ご連席頂いている関係者の紹介をさせていただきます。と続く。

    株式会社きしの代表取締役会長、同じく株式会社きしの代表取締役社長、呉市市長、呉市議会 議長、呉市海事歴史科学館 小高氏と紹介されていく。
    大型旋盤ちゃんは、大型旋盤の近くでそっと佇んでいる。大和は、大和ミュージアムで今日限定で頒布されるメモリアルチケット(大型旋盤ちゃんをデフォルメ化したアクスタ付き)の整列や準備などの応援に行っている

    それから主催者代表である呉市長から話が始まった。

    「こんなにたくさんお越しいただきありがとうございます。大和ミュージアムの設置者でもあります。グラウンドファンディングをされた方もこちらに来られるかと思っています、いろんな形でメディアにも取り上げられました──」

    続けて来賓、関係者、支援頂いた方、今日お越しになってくださった方ありがとうございます。とお礼の言葉が続き拍手で溢れる。俺達もありがとうの気持ちを込めて、拍手をしていた。

    「色んなメディアから、この大型旋盤について取り上げていただきました。日本中から、また海外からも注目されていると感じています。このあと大型旋盤については、世界的に有名な呉市海事歴史科学館の小高館長から説明があるかと思いますのでそれを聞いて頂きたいと思います───」

    大和ミュージアムは、世界中の知識を集めてきて日本の国産化、ものにする。そしてそれが戦後、科学技術、社会を進めることになったことを研究し展示するところ。世界ではユニークな、優れた博物館だと思っていること。
    最後にリニューアルを進めていることを述べて市長は拍手に包まれながら降りていった。

    その後株式会社きしの様からのお話、館長のお話と続いていきクラウドファンディングの返礼品のデザインとして選ばれた実際のデザインとデザインを発案、提供したお二人の紹介、そして大型旋盤さんとその妖精さんの紹介があった。

    司会の案内で、テープのところまで関係者が並び……

    そして、テープカットされた。


    大型旋盤さん達は、このあと行われる展示の中に入って見学できる時間のあとに一緒に記念撮影などできる時間でいるとのことだ。

    自然と列ができ、列の整理をするスタッフもでてきている。


    「さて、今回のことを記念した大型旋盤イメージのピザを作るお店が開くまで時間があるけど……どうする?」

    「せっかくですから、入口にいらっしゃる大和さんに挨拶して大和ミュージアムの企画展などを見ていきませんか?」

    「そうだな。ちなみに記念のミニアクスタ付チケットは買うのか?」

    「せっかくですし、並んでみたいです。SNSで見かけたことがあることをやってみたいですし」

    「?そうか。じゃ、並ぶか」

    体感40分ほど並び、無事ミニアクスタ付きの特別チケットを手に入れた。一般の方も並んでる中、手に入れるのはなんだか忍びない気がするがミニアクスタ可愛くて全部吹き飛んだ。気がする、

    チケット受け取りの近くで記念撮影をしていた大和に軽く挨拶をして、中に入っていく。

    海軍を描いた作家、うち3人についてとりあげられており映像では有名な声優さんが丁寧に資料を読み上げるなどしている。

    中にはうち一人の実際の執筆部屋を再現した部屋などもあった。

    そこで40分ほど鑑賞したあと、通常展示は見たことある為さらっと見ているうちにいい時間になってきたので、大和ミュージアム内にあるショップで今回の大型旋盤関連のグッズを見て少し買ったあとに出た。

    バスに乗って店の近くまで行ってから歩くでも良かったが、なんとなく歩いて行こうという話になった。

    30分ほど歩いたところ、開店前にすでに並んでる列が見えてきた。
    自分たちを含めて2、30人程だろうか。
    皆談笑しながら並んでいる。

    「思ったより並んでいますね……楽しみです!」

    「この日だけのピザで百枚限定だもんなー、なんとなくさっき大型旋盤の除幕式にもいた人たちがちらほらいる気がするな」

    「自転車でここまで移動してきた人もいるみたいですね」

    一般の方を失礼ながらも観察しつつ、楽しみにしていると続々とまた一人、二人、3人と後ろに増えてきた。
    開店も今されたようで、少しずつ進んでいく。
    前に艦娘をイメージしたピザが期間限定で出るとなったときに来たことがあるが、今回も注文が入ってから焼いているようで多少時間がかかっている。1時間程して、注文する手前のところまで来た。

    メニューが入口入ってすぐのところに、スタンドに貼ってある。
    今回は大和の大型旋盤のピッツァのみの扱いで、テイクアウトもOK。飲み物の一覧にはお酒もある。お酒に合うのかもしれないが、ここは無難にノンアルコールの他のものを頼むとする。

    「赤城は飲み物どうする?俺はジンジャエール」

    「そうですね、それならブラットオレンジにします」

    「分かった」

    会計のところで、ピザ2つとジンジャエール、ブラットオレンジを頼むと代わりに番号のプレートを渡される。待ってる間、また食べるところはその番号のところで座り帰るときに番号のプレートと食べ終わったお皿などが乗ったトレーを返すという流れになっているようだった。













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