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    @ansyu09

    @ansyu09

    雑多。CP厨。気が向いたら創作したものをポイ。最近はバルシャスで頭が締められてる。
    よろしくお願いしますー!

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    @ansyu09

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    フォル誕生祭。はいギリ遅刻。
    フォルを見守るキメリエスとフォル。
    前にあげたふせったーの花言葉がテーマ。
    実はあれ、後で知ったんだけど怖い花言葉で『復讐』の意味もあった。
    めっちゃフォルじゃんってなって、実は一度書いてみたかったんだ。
    視点フォルにしようとしてたのに何故か保護者視点になった。あれ?
    フォルちゃん、お誕生日おめでとう!
    みんな、あなたの幸せを願っているよ。

    #まどめ
    #魔奴嫁
    #フォル
    fol
    #キメリエス

    幸福今日は天気が良いので、キメリエスをお供に散歩している。フォルには知らされていないのだが、ザガン城ではフォルの誕生日の準備で慌ただしくしている。キメリエスはザガンにフォルを連れ出し、気を逸らせと命を受けている。こんな可愛くて優しい命ならいくらでも受けて良いとさえ思う。するとフォルが何かに気が付いたのか、その場でしゃがみ込む。

    「どうしたんですか?フォルお嬢さん。」

    キメリエスもその場でしゃがみ込み、彼女の視線の先に目を移す。クローバーとその花が群生している場所なのか、辺り一面クローバー畑だ。クローバーがどうしたのだろうかと、眼を凝らすキメリエスはこの少女が何に気を取られているのかに合点がいく。可愛らしくてふふっと…自然と笑みが溢れる。

    「よく見つけましたね。」

    「うん、四つ葉のクローバーは幸福をもたらすと聞いたことがあるから。」

    「あと、もう一本ほしい。キメリ手伝って。」

    「はい。」

    一緒になって探すが群生しているため、葉と葉が重なり、更には花まで咲いていることから、なかなか見つからない。ふとフォルを見ると、その表情は真剣で。あっ!と彼女が声をあげる。見つかったのだろうか。

    「違った…。」

    「もう少し探してみましょう?」

    「……うん!」

    気を取り直して、探すとそれらしいものが目の端に移った。キメリエスほどの巨漢が慎重に慎重にクローバーを摘む姿は滑稽だが、どこか愛らしかった。

    「ありましたよ。フォルお嬢さん。」

    四つ葉のクローバーを傷付けないように、注意しながらそっとフォルに手渡す。

    「ありがとう!キメリ。」

    パァァと花が咲くような笑顔を向ける少女にほこほことしながら『さぁ、帰りましょう。』とモフモフとした漆黒の背に乗せる。
    ウキウキと上機嫌のフォルは、四つ葉のクローバーを受け取ったあの2人がどんな反応をしてくれるのか楽しみで仕方がなかった。
    だって、今日は自身の誕生日。大事なふたりと出逢って、復讐しかなかった己に幸福を教えてくれた大切な両親だ。今度は、自分が幸福を渡したい。

    end
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    @ansyu09

    DONEフォル誕生祭。はいギリ遅刻。
    フォルを見守るキメリエスとフォル。
    前にあげたふせったーの花言葉がテーマ。
    実はあれ、後で知ったんだけど怖い花言葉で『復讐』の意味もあった。
    めっちゃフォルじゃんってなって、実は一度書いてみたかったんだ。
    視点フォルにしようとしてたのに何故か保護者視点になった。あれ?
    フォルちゃん、お誕生日おめでとう!
    みんな、あなたの幸せを願っているよ。
    幸福今日は天気が良いので、キメリエスをお供に散歩している。フォルには知らされていないのだが、ザガン城ではフォルの誕生日の準備で慌ただしくしている。キメリエスはザガンにフォルを連れ出し、気を逸らせと命を受けている。こんな可愛くて優しい命ならいくらでも受けて良いとさえ思う。するとフォルが何かに気が付いたのか、その場でしゃがみ込む。

    「どうしたんですか?フォルお嬢さん。」

    キメリエスもその場でしゃがみ込み、彼女の視線の先に目を移す。クローバーとその花が群生している場所なのか、辺り一面クローバー畑だ。クローバーがどうしたのだろうかと、眼を凝らすキメリエスはこの少女が何に気を取られているのかに合点がいく。可愛らしくてふふっと…自然と笑みが溢れる。
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    @ansyu09

    DONEザガネフィ ザガン誕生日記念 ザガン視点

    ザガネフィお初。基本原作沿い。13巻、14巻がザガン誕生日ならその翌年くらい。
    ザガン誕生日って毎年のように、城のみんなで盛大にお祝いしそうだよね。それが恒例になっていってなかなか2人きりで、祝えない。
    誕生日の前祝い的にデートくらいは行くかもしれない。
    少しのイチャイチャともだもだとザガンの食レポ創作。
    ピクニックというものらしい。「ほう…!これがピクニックというものか!ネフィよ。」

    太陽が眩しいお昼頃に魔王の歓喜の声が響く。
    そこは北の聖地ーーエルフの里である。
    ーーー珍しく嫁からデートに誘われたのであれば、それに応えずして何が王か!
    この隠れ里はネフィの育った故郷だ。忌まわしい記憶しかないだろうに、彼女はそれすらも強さに昇華しこの場所を選んだ。
    ーーーネフィは本当に強くなったなぁっ……!
    ネフィの成長に、恋人としても、師としても感動を覚える。

    「お気に召したようで、何よりでございます。」

    蕾が花開くように、微笑むネフィに悶絶とする。
    ーーーくぅ……!この破壊力っ!魔王の力を以てしても堪え切れん……!
    膝を屈しそうになるがなんとか堪える。
    深呼吸して気を落ち着かせると、視線を下へと移す。そこには可愛らしい小花柄のレジャーシートの上に、豪勢な弁当、水筒にグラスや小皿カトラリーといったものが並んでいた。
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