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    tsukumoans

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    tsukumoans

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    甘えるメルメルって可愛くないですか?
    素直に甘えられない事すらも可愛いんだ(大の字)って感じです。
    体勢とかよく分からなくても勢いのまま読んで下さい。

    #燐ひめ
    rinhime

    メルメルの"ソレ"に気付いたのは、一緒に住み始めて少したった頃。

    そういう日は少しぼーっとしながら、メルメルから近寄ってくる。
    今も俺っちがソファに横になってスマホを弄ってると、腹部付近の少しの隙間のソファに座ろうとしてくる。少し奥にズレてやるも、流石にそれは叶わず、そのまま俺っちの体の上に乗っかってきた。モゾモゾと体勢を変えて胸元に頬を当てて大人しくなる。

    高飛車なにゃんこが気まぐれに懐いてきたかのようで、最初こそ軽口を叩いては逃げられたりもしたが、最近はこういう時の扱い方も分かってきた。

    胸元でぼーっとしているかわいい恋人の頭を撫でると、目元を細めて口元が緩んでくる。本当に猫のみたいな反応。かわいい。
    一時撫でていると、顔を上げて胸元に手をついて俺っちの顔を覗き込んでくる。視線を絡ませるとそのまま顔を寄せられ唇が重なる。
    ただ重なるだけを楽しんでいるかのように、ちゅっちゅと角度を変え、何度も唇が触れ合う。
    この時、メルメルの許可が出ないままに舌を入れたり肌に触れようとすると、そのまま逃げられる事は経験済み。
    俺っちはメルメルの戯れを、ただ受け入れる事しか許されないのだ。

    「ん、あまぎ、」

    キスに満足したのか、また胸元にゴロゴロと懐いてくる。また頭を撫でると、気まぐれに首筋に吸いつかれたり、服の上から乳首を擽られる。これで誘ってないんだから、ホント罪な男。

    「…っ!……メルメル?」
    「……ふふ」

    煩悩を排除しながら首にキスを受けていたら、メルメルの手が俺っちの股間を撫でた。

    「膨らんでる」
    「そりゃ、メルメルにチューされたら興奮するっしょ?」
    「ふふっ。興奮しちゃうんですか?」
    「…なぁ、メルメル?」
    「なんです?」
    「触ってもいい?」

    聞きながら頬を撫でる。親指で頬と目元を往復するとメルメルの手が重なってくる。そのまま顔をずらし、手のひらにちゅっとキスをされ、指の隙間から挑発的な視線を寄越すもんだからホントこの男は。

    「天城はどう思いますか?」
    「…なにが?」
    「HiMERUはどうして欲しいと思います?」
    「……」

    そっと体を起こして顔を覗き込む。蜂蜜色が瞼に隠れたのを確認して口付ける。なるべく優しく体を抱き寄せ、上唇に吸い付くとHiMERUの口が開いた。性急にならないよう気をつけながら舌先を差し入れると、直ぐにメルメルの舌先と触れ合った。
    触れ合うとそのまま吸われ、甘噛みされる。少し目を開けると、目の前の目線とかち合い、すぐに閉じられた。
    …もぅいいか。プツンと何かが切れる音がした。いつもの様に遠慮せず、舌どうしを擦り付け合う。口の中でんん!と声がするがキスしている顔を動かせない様に抑える。こんなに煽っておいてイヤイヤは許されない。

    「っ、は、…あまぎ!」
    「だぁめ。今日は逃がさねぇ」

    スルッと腕の中を抜け出そうとするメルメルをギュッと抱きしめて逃がさない。ジタバタと逃げようとするが、逃げられないと観念したのかスっと力を抜いて肩に寄りかかってくる。
    少し乱れた髪を撫でつけて、不貞腐れてるメルメルの頬にちゅっと吸い付くと、視線だけをこっちに寄越す。

    「メルメルがイジワルするからっしょ?」
    「…してません」
    「なぁ、好きだよメルメル」
    「ん」
    「好き」
    「…しってる」
    「大好き」
    「分かってる」
    「何回言ってもたまんないくらい大好き」
    「もぅ!分かってるって言ってるだろ!」
    「キャハッ!やっと顔上げたな。……愛してるよ」
    「〜っ!」

    目を見て囁いてやれば、赤くなった顔をまた肩口に隠されてしまうが、今度はギュッと首に抱きつかれる。腰を抱いて背中をトントンとあやしながら、耳元でエッチしよ、と誘えば、そのままコクンと頷かれる。
    膝裏に腕を通し背中を支えて、お姫様のようにこの気高いネコちゃんを寝室まで連れて行く。

    分かりにくいけど、これがメルメルなりの甘え方だと気付いた時には、頭が爆発しそうなくらい嬉しかった。可愛い恋人に甘えられたなら、その気持ちに応えてあげるのが彼氏ってヤツっしょ?
    さて、今日はどんな風に甘やかしてやろうか。


    ーfinー
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    tsukumoans

    TRAINING小話。ただ書きたかっただけ。801☆(今の時代でも伝わるのか?)

    ※以下言い訳(読まなくていい)
    書きかけが現時点で2本あり、燐ひめなんか書きたいんよ……ってnote開いたら\書きかけあるよ!/って主張されるから全然他が手付かない状況なう。燐ひめなんか書きたいちょっと健全なやつ。ドのつくエチしか書いてない。進まない。終わらない。ぴえん。
    ※ナチュラルに同棲
    (リビングのソファとかかなぁ)(ざっくり)


    「なァ、メルメル〜」
    「なんですか?」
    「今日一緒に寝よ?」
    「…嫌ですけど」
    「なんで?」
    「なんでとは?」
    「別にエッチしよって言ってるわけじゃねぇし、いいじゃん?」
    「ばっ!…黙るか死ぬかしてくれません?」
    「メルメルそればっかり!酷い!」
    「はぁ…」
    「なァ〜、たまには頑張ってる燐音くん甘やかしてくンね〜?」

    上目遣いでねだってくる。俺がこの顔に弱い事を知っていてやってくるからタチが悪い。

    「……。」
    「ダメ?」
    「……添い寝ですからね?」
    「やったー!メルメル愛してる!」
    「…安いセリフだな」

    ガバッと抱きつかれ、頬を少し赤らめながら言うセリフでは無い。それでも恋人を甘やかしている自分を誤魔化したくて、自分もしたいと思ってるなんて思われたくなくて、つい口に出してしまった言葉は戻らない。
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