ニコタミ エンド予想妄想一番上はカゴの中のタミヤ
二番目がこれで俺だけになったな
三番目俺がいいって言わせてやる
「俺だってお前だけだよニコ」
▶「カネダとダフと同じぐらいでお前も好きだよ!
ずっと一緒にいような」
「...」
エンド別れます
一番はニコタミ
タミヤくん囚われ、ハッピー同棲生活
二番目、血みどろの手でタミヤくんを捕まえるニコ
三番目
エロに入るかもしれない
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▶︎「俺だってお前だけだよニコ」
目が覚めてしまい、天井をぼーっと眺めていた。窓がないこの部屋は光すら入らない。どこをみたって一緒だ。
カネダやダフたち元気にしてるかな・・・
タマコやお母さんたちはどうしてるだろう…
ヒカリクラブはどうなってるんだろう?ダフたちやニコ以外にも何人かいたはずだが名前も顔も思い出せない…
「タミヤ、どうかしたか?」
声の方を振り向くとニコが、ご飯を用意してくれたらしく持ってきてくれていた。
俺を見るニコの目はどこか不安そうだった。
どこかに行くのかと捨てられた猫のような目でコチラをみてる。
「いやなんでもないよ、ご飯ありがとう」
そういうとニコはほっとした様子で、ご飯をテーブルに置いていく。こうして2人で食卓を囲うのも最初はどこか落ち着かなかったものの、今では日常の一部となっている。
食事を終え、再びベッドに戻ろうとした時ニコ腕を引っ張られた。
「なぁ、タミヤ。お前はここを出たいと思うか?」
そう言いながら、さっきと同じ目で俺を見る。
「そんなこと思ってねぇから、安心しろよ」
そう言って、俺の腕掴んだニコの手に手を重ねた。
俺はお前しかいないんだから、何をそんな不安がるんだろうか。
俺は前の日常を捨ててつつある。でも、後悔はない。
俺にはニコさえいればいいから
エンド1「カゴの中の恋人(タミヤ)」
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▶「カネダとダフと同じぐらいでお前も好きだよ!
ずっと一緒にいような」
「タミヤ」
そう呼ばれ振り返ると血塗れのニコがいた。
「ニコ・・なんだよその血!」
手は血でドロドロになっており、制服にも染み込み赤黒くシミがたくさんできている。
まさか、そんな出血するほどの怪我を?!
「大丈夫か?!怪我見せてみろよ!!」
ニコの手を掴み怪我を探した。
こんな出血しているんだ、早く治療しなくては…
しかし、掴んだ手を見ても傷口らしいものはない
ニコの血ではないらしい。よかった…怪我じゃないのか…
…じゃあ、…これは誰の血なんだ…
「ニコそ「これで・・」
俺が声をかけようとすると被せて何かを呟くニコ。目が合った瞬間、ニコがポケットから出したものに目が釘付けになった。それは血液で赤くなっている眼帯。
俺の…俺の親友の…まさか、そんなわけないと思いたかった。しかし、「なぁ、タミヤ..…これで俺だけだな」と血みどろの眼帯を床に捨てた。
「これで、ダフもカネダもいなくなちまったな…もうお前の中に俺以外いなくなったから、お前の愛は全部俺のだな」
そう嬉しそうに笑い、俺の親友の血で汚れた手で俺の頬に触れた。
嘘だろ
カネダとダフが…死んだ…?
嘘だろ…
なんでだ、ニコ
なんでダフたちを…
目の前にいるニコが怖い。なんで、そんな嬉しそうにしてられるんだ?なんで、俺の親友の血がついた手で俺に触れれるんだ?なんでだよ?俺たち友達じゃないのかよ…俺の知ってるニコじゃねぇ!!
そう思いニコを突き放し,距離を取る。
逃げなければ
そう本能が警告している。
この場から逃げようとしたが、腕を掴まれる。そしてその瞬間足をかけられ、転ばされる。受け身も取れなかったせいで、体を強打し痛みが走る。
痛みに気を取られているとニコに馬乗りになられてしまった。体は動かない…
ニコは勢いのまま俺の顔を掴んだ。
「タミヤ、俺のタミヤずっと一緒にいるだろ?逃げんなよ」
そう言って乱暴に唇を重ねた。
エンド2「これで俺だけになったな」
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▶︎「...」
ニコに好きだと言われて、俺はなにを言っていいかわからなかった。
「なんとか言えよ…」
そうニコが、きまづそうにしながら言った。
そりゃ告白した相手が何も話さなければ、どうしていいかわからないに決まってる。
ニコが真剣に伝えてくれたんだ…なら、俺だって今自分が思ってることを伝えないとフェアじゃない!
気持ちが整理できない。だけど俺は、今考えていることを全部ニコ言うことにした。
「ありがとう、ニコ。すごく嬉しいんだけど、俺お前になんで言えばいいかわからねぇんだ。ニコのことは好きだし、大事だと思ってる。でも、それがニコと同じものなのかわからないんだ」
もちろんこんなことを言われて、ニコが納得するはずもなく「それは結局どういうことなんだ?」と言われた。
「ニコのことは友達だと思ってはいるんだけど…ダフたちとはまた違うというか…ダフたちが他のやつと仲良くしててもなんも思わないけど、ニコが俺以外を見るとなんかもやっとするし…
ニコが俺から離れるとちょっと寂しいとも思っちまう。俺思ってるより、めんどくさいやつなのかも。
悪いな…なんで返事したらいいのか」
そう伝えると、ニコはぽかんとした様子だった。
何を言っているんだと呆れさせてしまったのだろうか…
そう思っていると、「タミヤ」とニコに呼ばれ、そっちを向くと襟を掴まれ引き寄せられる。
ニコ…と名前を呼ぼうとすると唇に何かが触れた。
ニコの唇だ。ってことは、今俺はニコにキスされている?!脳の処理が追いつかず焦っているとニコは唇を離した。
「接吻されていやだったか?」
そうまっすぐ言われた。
驚きはしたが、全くいやではなかった。むしろ、名残惜しかった。
「…いやじゃない」
そう答えるとニコは嬉しそうに笑った。
「ハハっ!それなら、俺のこと好きだろ。わかんねぇっていうなら次は俺がお前に愛を教えてやるよ」
そういいながら、ニコはもう一度唇を重ね、俺のシャツのボタンを外した。
エンド3 次はニコがタミヤに愛を教える物語