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    アルハイゼン×うちの子(ファラ)
    モブ視点で賑やかに書いた!!キャラ崩壊とかあるよ!!!アルハイゼンが夢主を激愛してるよー!!

    #gnsnプラス
    gnsnPlus
    #gnsn夢

    嫁バカという言葉を知った日私はしがない教令院の学者だ、今年ようやく卒業できた!少数派の知論派に所属してる私は今は恩師の助手として雇ってもらい日々新しい研究等している…のだが…!!

    「い、居ない…!」

    教授に頼まれた書類のサインが今後の研究費に関わる重要なやつで天然な教授だから学生時代からあって今回もで慌てて走ってサインを貰いに来たけど執務室に来て扉に「不在」と綺麗な字で書かれ張り出されていた

    「今日までに貰わないと」

    賢者不在の今この書類にサインできるのは限られている、どうしようと思っていると歩いてる人が居たから声をかけることにした

    「あ、あのすみません」
    「はい」
    「アルハイゼン書記官は…?」
    「あぁ、アルハイゼン書記官は本日から3日間お休みを取られると言ってました」

    アルハイゼン書記官…私の先輩にあたる方なのだがまずThe平均な見た目の私と違いアルハイゼン書記官は外見がすごく良い、妙論派に所属する同期が「あの筋肉の付き方!顔!!すごく芸術的!!」と豪語してた、銀色の髪の毛に珍しい色彩をした新緑色の瞳に日差しが強いスメールで珍しい色白の肌で長身で書記官という肩書きなのにも関わらず筋肉質な彼は物静か…と言うのか天才と何やらは紙一重というのか興味無い事にはとことん興味無いだし今は使用停止となったアーカーシャよりも本で調べ物するという変わった人で1部有名な人だ
    というよりも3日間休暇?私次の休みいつだっけ?な灰色の勤務なのにも関わらず…

    「あのアルハイゼン書記官のご自宅は?」

    このサインを貰わないと私の来月以降の給料に関わる…!!
    どうやら彼はマハマトラだったようで用事を伝えると少し考えた後に教えてくれてやって来た…のだが…

    「すごい好立地…」

    教令院から歩いて10分もしない距離にアルハイゼン書記官のご自宅があった…というか私毎朝目の前通ってたよ、え?ここめちゃくちゃ高いよね?私なんて下の方2DKの家賃9万モラを同期の友人とルームシェアで暮らしてるが

    「書記官ってそんなに給料が良いの?」

    いやアルハイゼン書記官は確か幾つか論文とか出てた、それの報酬金もあるのか?としてもかなりだ、天は書記官に2物も3物も与えてるの?私にも分けてくれ!

    「アルハイゼン書記官、お休みの所すみません!」

    扉をノックして声をかけてみる…が反応なし

    「すみません!!急ぎのやつでサイン欲しくて!!」

    さっきよりも強くノックして声を張ってみる、まだ日も高い内だから周りの視線が痛いが気にしても仕方ない!!
    何度かノックしていくと扉がキィっと音をたて開き

    「あの…すみません、アル今出ていて…」

    とんでもない美少女が出てきた、ふんわりとしたミルクティー色の髪にアクアマリンの大きな瞳に細いけど胸がかなり大きいけど身長が小さめな可愛い美少女だ…あれ?アルハイゼン書記官の妹とか?いや似てないな…

    「もし宜しければ家の中で待ってますか?」
    「え!?いいんですか!?」
    「はい、すぐに帰ってくるので立ってるのもなんなんで」

    そう言ってくれた美少女さんに案内されて書記官の家の中に入った、めちゃくちゃ広い…リビングで我が家がすっぽり収まるぞ

    「すみません散らかってて」
    「お構いなく!」

    散らかってるというが全く散らかってない、我々研究者の机なんてごちゃごちゃで教授の机の上なんて雪崩が起きそうなくらいの本とかの山があるから目の前にあるティーカップとポット、本が2冊に寝れるくらい大きなソファーが3つで美少女さんが居たであろう真ん中のソファーには大きなブランケットと書きかけの原稿用紙にスメールシティの子ども達の間で人気のアランナラぬいぐるみ(大)があるくらいだ

    「掛けてください、ハーブティーとかは大丈夫ですか?」
    「お構いなく…!ハーブティーは大好きです!」

    ハーブティーは大好きだ、趣味の1つと言ってもいいくらいハーブティーのコレクションがある

    「なら良かったです、どうぞ」
    「ありがとうございます」

    ポットは最新型の保温機能付きなようで注がれたハーブティーからは湯気がある、あのポット1つで私の給料3分の1は飛んでく…書記官の給料が本当に気になる所だ

    「すみません、すぐに帰ってくるので」
    「いえ…あの失礼ですが貴方は?」
    「あ、私…」
    「何をしてる」

    背筋が凍ったかのような冷たい声、横を向けばいつも見かける無表情だけど目がとても怒ってるアルハイゼン書記官…

    「あ、いや…あの…」
    「アル、この人急ぎのサインが欲しくて来たの」
    「俺は休みだと張り出してた筈だが?君は確か○○教授の所の△△では?」

    しっかり覚えられてる…書記官の記憶力は凄まじいと噂で聞いてたけど私のような一介の学者まで知っているとは…
    書記官は溜息を吐いて

    「大体の予想はつく、○○教授は物忘れが激しいのが欠点だそれで研究費の申請を忘れていた…そうだろう?」
    「ハイ、オッシャルトオリデス」

    片言になってしまう、めちゃくちゃ怖いのだ私は人生で今1番怖いという気持ちに支配されている

    「アル、怒らないで元々は私が体調悪くしてそれでアルが休まなくちゃいけなくなったのだから」

    え?書記官の休暇の理由が美少女さんの看病?

    「失礼な事申します、書記官その方は…?」
    「俺の妻だ」
    「アルハイゼンの妻でファラと言います」

    とんでもない美男美女の夫婦だ…

    「ファラは悪くない、今回の体調不良は事前に分かってたのだから休暇の申請はすぐにできた」

    どちら様だ…噂で聞いていた書記官とは全く違う優しく甘い声だ、元々が低音素敵なお声なのに破壊力がすごいっ!

    「身体を冷やすだろう?ほら」
    「ありがとう」

    慣れている…美少女さん…ファラさんの隣に座ってブランケットを肩に掛ける書記官、そのまま抱き寄せるのも流れるかのようにだ

    「それで書類は?」
    「あ、はいこちらになります…」

    はい、私は居てはいけないんです…分かります、体調不良の奥様優先される…夫の鏡です

    「ファラ、ペンを借りる」
    「はい」
    「ありがとう…○○教授に言っておくように次に忘れてギリギリになるならどのようなのでも却下すると」
    「は、はいっ…!」

    アルハイゼン書記官ならやりかねない!私はその時申請してなかったけど知り合いの学者達が一斉に却下されていて、その理由が「くだらなかった」との一蹴りだったから

    「アル、そんな職務乱用は…」
    「ファラこれくらい良いんだ、この教授の物忘れには俺も学生時代から苦労した授業が面白いからそこが加算点だった」
    「なるほど…」

    そういえばアルハイゼン書記官は学生時代に色んな授業を聞いていたと噂で1度聞いた事あるけど書記官の同じ派でも専門分野の違う教授の授業を聞いてたんだ

    「用は済んだなら帰ってくれ」
    「あ、はい!失礼致しました!!」

    学生時代にモンドのドラゴンスパインに行った時のあの寒さが止まらない、書記官の神の目は草だろ?氷の間違えではないだろうか?と思いながらも私は90度のお辞儀をして書記官の自宅を後にした
    その後は教授に書記官からの伝言を伝えると…

    「その言い方…彼の祖母を思い出す」
    「書記官のお祖母様ですか?」
    「ああ…」

    カタカタと震える教授にまたもや書記官の謎が増えた、だが今日分かったことは1つ

    「書記官は嫁バカだ」

    終わり

    補足
    ファラの体調不良は生理、アルハイゼンは周期を把握してるし毎日検温とかもしてるから事前に来る日が分かるので激重生理のファラを看病する為に3日間は休んで看病する。
    今回はたまたま歩けたけど普段は寝たきりでアルハイゼンが外出してたのは昼に食べる食材が足りなくて買い出しに行ってた、カーヴェは出張でアアル村に行ってたので不在
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