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    hazama1122

    @toyaHAZAMA

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    hazama1122

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    あけましておめでとうございます!
    Twitterで萌たぎった非処女⛅️君!⛅️君が🦌君の筆おろしする話の冒頭です。濡れ場はまだまだ先ですし筆おろしのシーンを書くこと自体私も初めてですがとにかくノリと勢いで頑張ります!
    最初はシリアスですが最後は甘々ハッピーに⛅️君には🦌君を筆おろして貰いたいです🤤❤頑張ります。
    今年もよろしくお願いします!

    #平空
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    #腐向け
    Rot

    非処女の⛅️君が🦌君の筆おろしをする話(冒頭) 「平蔵!」
    「相棒!久しぶりだね!稲妻に戻ってきてたんだ?」

    久しぶりに稲妻の国を訪れた空は自分を相棒と呼んでくれている友、平蔵の元を訪れた。花見坂でおやつ休憩をしていた平蔵を見付け、今回も無事に会えた事を讃えてお互い腕を伸ばしてハイタッチをする。

    「うん、遂さっき着いたばかりなんだ」
    「なるほどね。長旅で疲れてるだろうし、今日は無理せずゆっくり休みなよ?」

    平蔵は屋台の店主から持ち帰り用に包んで貰ったおやつを受け取り、夕刻であるにも関わらず奉行所へ戻ろうとする。その平蔵の姿に空の心は次第に元気が無くなっていくのがわかった。

    「……平蔵、仕事忙しいの?」
    「そうなんだよね〜僕は残業はしない主義なんだけど、今日は何だか奉行所内が立て込んでてね。仕方なく……」
    「そっか……」

    滞在期間は平蔵と一緒に過ごす時間が沢山あるといいな、と期待していただけに残念な気持ちが強く出てしまい声に覇気が無くなってしまった。そんな空を励ますように平蔵は肩を叩く。

    「そんな顔をしないでよ、相棒!明日以降だったらどこにでも付き合うからさ!」
    「……うん!」

    「じゃあ、また明日!」と互いに手を振って平蔵の背中を空は寂しげに見送った。
    平蔵は頭がキレるし他人を思いやれる良き友人だ。彼とはこの先も良好な仲を築いていきたい、と思っている。だが、そんな彼に言えない秘め事を空は持っていた。
    1つは、空が平蔵に好意を寄せている事。友愛ではない、空は平蔵に恋をしていた。切っ掛けは沢山あったが気が付けば平蔵の事を想うと胸が高鳴ってしまい、彼の事で頭がいっぱいになるようになっていた。しかし、この想いは平蔵に伝える気はなく、自分がこの世界から消え去るその日まで胸に留めておこうと決めていた。

    「……ッ!」

    彼の事を考えていると身体の疼きに空は息を呑んだ。平蔵と接した事で気持ちが昂ってしまったようで灯り始めた身体の熱はどんどん広がり始めている。このままだと流石にまずい、と感じた空は急いで荷物から塵歌壺を取り出し、自分の部屋に避難した。扉をしっかり締め切ると安堵するように大きく息を吐く。身体の疼きは治まらず、空の下半身は熱を持ち、硬くなり始めていた。このまま熱を吐き出しながら身体の疼きを鎮めても良かったが空はそれだけじゃ足りなかった。

    「はっン……♡」

    ズボンを脱ぎ下着姿になる。壁に手を付き逆の手で下着の上から孔に指を這わせ形をなぞるとしっとりと濡れ始めていた。
    空の身体がこうなってしまったのはこの世界で目覚めてすぐの事。当時は夜を野営で過ごすしか出来なかった所を暴漢に襲われた。500年眠りについていても身体の成長はゆっくりである空は見た目が10代半ばだ。金髪の柔らかな長い髪は緩やかに三つ編みにし、陶磁器のように白い肌と甘い蜂蜜色の瞳を持っているだけで美少女にしか見えない。しかし、襲ってきた暴漢は空が男だと気が付いた後も空を犯し続けた。それ以来、空は前だけの快楽じゃ満足出来なくなってしまったのだ。

    「ンっぁ……♡へいぞぉ……♡」

    本当ならこの腹の奥で燻っている疼きを平蔵の固くなった熱で最奥を突かれ、掻き回してくれたらどんなに幸せか。しかし、それは叶わない。それを分かっているからこそ、これからする行為に胸が締め付けられる。空はクローゼットからこっそり買っていた鮮やかな女物の着物に袖を通す。着付けは前にトーマから教えて貰い、大分苦労したが1人で着れるようになった。三つ編みを結わえていた髪紐を解き、長い髪をさらり、と揺らす。稲妻でも有名人である空は自分だとバレないように金色の髪に元素で色素迷彩を施して他人には金色に見えないようにした。頭から長い布を被って少しでも顔が見られないようにする。

    「はは……っ俺ってばサイテー……」

    自嘲気味に呟く乾いた声は誰にも届かない。今はただこの疼きを鎮める相手を探す為に空は夜の街へ繰り出した。
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    hazama1122

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    最初はシリアスですが最後は甘々ハッピーに⛅️君には🦌君を筆おろして貰いたいです🤤❤頑張ります。
    今年もよろしくお願いします!
    非処女の⛅️君が🦌君の筆おろしをする話(冒頭) 「平蔵!」
    「相棒!久しぶりだね!稲妻に戻ってきてたんだ?」

    久しぶりに稲妻の国を訪れた空は自分を相棒と呼んでくれている友、平蔵の元を訪れた。花見坂でおやつ休憩をしていた平蔵を見付け、今回も無事に会えた事を讃えてお互い腕を伸ばしてハイタッチをする。

    「うん、遂さっき着いたばかりなんだ」
    「なるほどね。長旅で疲れてるだろうし、今日は無理せずゆっくり休みなよ?」

    平蔵は屋台の店主から持ち帰り用に包んで貰ったおやつを受け取り、夕刻であるにも関わらず奉行所へ戻ろうとする。その平蔵の姿に空の心は次第に元気が無くなっていくのがわかった。

    「……平蔵、仕事忙しいの?」
    「そうなんだよね〜僕は残業はしない主義なんだけど、今日は何だか奉行所内が立て込んでてね。仕方なく……」
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