そこから更に少し経って、(今日は弾も壮太も遅いから晩飯1人か。外に飲みに行くか)と普段使わない道を通ってたら酔っ払いに絡まれてる数馬ちゃん発見。
すぐに間に入ったら酔っ払いは逃げたけど数馬の様子がおかしい。
「数馬ちゃん?俺だよ!わかる?もう大丈夫だからね!」って声かけるけど
数馬はいきなり絡まれた恐怖と知ってる人が来てくれた安心感で訳がわからなくなって真っ青になって震えと涙が止まらなくなってる。
「怖かったね。警察に連絡するね」って言った途端
「いや!それだけはやめてください!!お願いします……」って服を掴まれる勘介。
手が白くなるほど強く掴まれて色々察するけどこの状態の数馬を1人で帰らせるわけにはいかないので家に連れていって「ここは安全だからね。帰りは送るから安心して」って落ち着かせてから話を聞くことに。
以前も似たようなことがあり警察に相談したけど「そんな大きな胸をしていたら絡まれるのも仕方ない。あなたも悪い」と言われて、それ以来警察には相談できないと打ち明けられる。
勘介も言葉を失ってしまい「数馬ちゃんは何も悪くないよ」と声をかけるのが精一杯。
本当は抱きしめたいけど数馬にこれ以上辛い思いをさせたくないから我慢。
しばらくして、さっきよりだいぶ落ち着いて周りが見られるようになった数馬。勘介は1人暮らしだと勝手に思ってたけど明らかに1人暮らしではない広さの家に「誰かと住んでる?もしかして同棲してる人がいるとか?結婚とか?」ってさっきとは違う意味で顔が真っ青に。
勘介もそれに気付いて「俺ら男3人でルームシェアしてるんだよね。今日は2人が遅いから大丈夫…」って言った瞬間、弾と壮太が帰宅。
数秒後には声にならない叫びをあげた後に
「おい勘介!何やってんだ!三反田さんから離れろ!三反田さんが汚れる!」
「数馬さん!そいつのそばにいたらダメです!勘介臭くなる!早くこっちに!」
「え?は?なんでお前らが数馬ちゃん知ってるの?もしかして年下の先輩って…最近通勤で一緒の子って…」
「「数馬[ちゃん]!?」」
ってワーワー言ってる三忍と
「え、反屋さん!?五条さん!?どうして!?
それよりもう遅い時間ですからご近所の迷惑になっちゃいますよ!」って言ってる数馬ちゃんがいると妄想。
で、その後誰が数馬ちゃんを送るかで揉める。
「三反田さん、バイクあるので乗っていってください!」
「こんな時間にバイクなんてうるさくて迷惑だろ。数馬さん、私が送ります」
「2人がバイクに乗って俺が送ればいいよ」みたいな感じで永遠に決まらない。