koneko_maro @koneko_maro 字書き。好きな物をつらつらと。取り扱いCPFGO→シャルぐだ♂︎、サンぐだ♂︎プロセカ→冬弥受け ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 8
koneko_maroDONE転生サンぐだ×シャルぐだ生まれ変わった藤丸立香とシャルルマーニュとサンソンの話(微不穏)俺のじいちゃんはその昔カルデアというところのマスターだったらしい。俺が物心つく頃にはじいちゃんはこの世にもういなくて。その話を聞いたのは人伝でしかなくて、実感が湧かなかった。でもその話はとても一言で言えるものじゃなくて、じいちゃんがサーヴァントと守ってくれた過去があるから今があるんだって言うのはなんとなくだけど分かる。 そんな俺、実は容姿がじいちゃん譲りらしくて、名前までじいちゃんと一緒。写真で見たじいちゃんと俺の容姿は瓜二つで。なんて言うか妙な気分になる。だけどたったひとつだけじいちゃんと違うところがある。じいちゃんの目の色、深い海の色って聞いてたのに片目だけ水色なんだ。以前それを聞いたらじいちゃんの知り合い、マシュちゃんは「それは贈り物です、多分」なんて笑ってたけど、どこか浮かない表情で。 1972 koneko_maroDOODLE精神崩壊サンぐだ←シャル精神崩壊サンぐだ←シャル「ストレス、ですか」 「は、はい。ドクターが言うには今回の特異点は先輩の心に大きな傷を残したとか。」 だからか。最近彼を見ないのは。彼はいつも忙しくしてて見かける時と言ったら特異点に行く合間の時間だったり、何も無い時だけだから。いつもだったら特異点から帰ってきて一週間もすれば見掛けるのに今回は見ない期間が長いせいか、僕を含めた英霊達もどこか落ち着かない。 心の傷は外傷と違って治ることは無い。応急処置をしても瘡蓋が取れればまた血を流す。彼は優しい。その優しさゆえに何度傷付いただろうか。いつも上手に彼はその傷痕を隠す。それが僕にとってはもどかしい。 「マシュ、会いに行ってもいいかな、心配なんだ」 「あ、はい、先輩もサンソンさんが会いに行ったら喜ぶと思います。」 940 koneko_maroMEMOショタおにサンぐだ俺の彼氏が小さくなってもイケメンなことについて「ますたー、ますたー。」 幼子の呼ぶ声がする。舌っ足らずで自分を呼ぶ声。それはとても可愛らしいが、なんだろう、このいたたまれなさは。 サンソンが小さくなった。原因は不明。第一発見者は俺。中身は大きいサンソンそのものだったから良いものの、ほかのサーヴァントから生ぬるい目で数日見られた。解せぬ。本人は一人で平気といっていたが見てる方はハラハラドキドキだ。何せ今の彼は何をするにも大人が必要だからだ。 「ますたー、デートの日でしたよね」 「…」 さすがサンソンと言うべきか。お国柄か。それはさておきこの状態デートするのはいささか難がありそうな気がしなくもないが、楽しそうなサンソンを見てるとダメだと言えるわけもなく。 673 koneko_maroDOODLEサンソンリリイが呼ばれた話一緒にご飯。サンソンリリイのいる世界 「すみません、マスター。」 「いいよ、大丈夫。っていうかどっちも可愛いな?」 そういう立香の言葉にサンソンは苦笑いをうかべる。今二人の間にはサンソンそっくりの小さい子供がいる。カルデアにはリリィと言われる存在がいる。彼もそのうちの一人だ。召喚した当時は怯えて近寄ることすらもできなかったが今ではすっかり二人に懐いた。この時期のサンソンは虐められ自分の空に閉じこもっていたんだとか。それが原因なのかどこか小さい彼は表情に乏しい。 時計を見ればもうそろそろ夕食の時間だ。今日の献立はなんだろう。彼の口に合えばいいが。そんなこんなで食堂に辿り着き見た光景は回転寿司だった。おかしい、つい最近までは普通の食堂だったはずなのに。 869 koneko_maroMAIKINGサンソン先生がマスターを監禁する話。サンソン先生がマスターを監禁してシャルルマーニュにバレる話マスターが大怪我をして長期療養になったのがつい最近のこと。全部とまではいかないものの、とりあえず大きなトラブルも今のところ特にない。当初はカルデアに一人のマスターに責任おわせすぎということで多数の英霊が所長に迫っていたものの、ある英霊が藤丸の意志を伝えたことで今はみな、大人しく彼の帰りを待っている。 そんなある日のこと。藤丸立香の部屋の前をウロウロする英霊が一人。喋れるまで回復したと医療班から聞いたものの姿を見せないことを心配した英霊が様子を見に来たのだ。一応土産の品は持ってきたし、後は入るだけなのだが、部屋から圧を感じるのだ。ここで帰っては騎士の名が折れる。シャルルマーニュは意を決して部屋をノックすれば懐かしい藤丸の声が聞こえた。入ってみたものは。 1102 koneko_maroMEMOサンソン先生が自分なしで生きていけないようにマスターに毒を仕込む話毒(あい)「あんた、マスターに何してやがる?」 束の間のひととき。お茶の用意をしていたらロビンフッドに言われた言葉に僕は笑って答える。 「今は何も。ただ僕が生きていけないようには少しづつしてるよ」 その答えに彼、ロビンフッドは深くため息をつく。この様子じゃ薄々勘づいてたんだろう。それでも今まで来なかったのは思うところがあったのかなんなのか。 「あんたが何をしようが勝手だが、言っておく」そう言ってすれ違い様に彼は僕に言った。 『あんたのしてる事、マスターは知ってる。それでもあんたに言わないのは信頼しているからだろう。あんたのしてる事は…』 その言葉に僕は笑う。分かっている。それでも辞めることは出来ない。 彼を僕は愛してしまったから。 321 koneko_maroDONE現パロ(転生)シャルルとサンソン先生とマスターの話あなたは俺(僕)のもの「立香、来たよ。」 俺、藤丸立香。20歳。大学生。そんな俺の目の前にいるイケメンは俺の前世の恋人だったって言うイケメンだ。名をシャルル=アンリ・サンソン。前世では処刑人としての生を経て英霊だった、らしい。ちなみに今の世の中では医者と弁護士の二足のわらじをしているんだそうだ。 俺に前世の時の記憶はない。だから恋人になれない、そう言ったらサンソンはそれで構わない、ただ傍に居させて欲しいと。聞いた話、前世の俺は今際の際にサンソンともう一人にこう言ったらしい。 『3人でもう一度…』 3人でもう一度ってなんだよ。前世の俺。時折話してくれる前世の話は本当に夢物語そのもので実感がわかない。俺は前世の俺じゃない。だから気持ちに答えられない。俺に縛られて身動きが出来なくなってるんだ。本当はもっと自由なのに。 1041 koneko_maroDONEシャルルマーニュとサンソン先生でマスターをサンドイッチする話めざめた気持ち「俺のいない間にマスターに何が…」 「自分もギリギリなのにサーヴァント助けようとしてああなったらしい」 久々に見たマスターは傷だらけで。今回はお留守番しててって言われて待ってたら怪我してて。そしてその傍らには当たり前のように彼がいて。 シャルル=アンリ・サンソン、クラスアサシン。人間だった頃の職業は処刑人。 対する自分は来たばかりのサーヴァントでようやく挨拶するようになった程度。特異点同行は未だ叶わず。初めて彼を見た時シャルルマーニュはその輝きにひかれた。昨今で人間の輝きは少しずつ失われつつある。そんなさなか見た彼の輝きは眩しくて手を伸ばしたらここに召喚された。まさか召喚された先で自分と同じ思いを持つサーヴァントが沢山いるとは。それでもまだ思いに名を付けられずにいるものも中にいた。シャルルマーニュもそのうちの一人だった。 464 1