🌼💎
姫花「ね、花葉」
花葉「なんだよ?」
姫花「大事な話があって…今いい?」
花葉「いいけど…何?」
姫花「俺たちバディ解散することになった」
花葉「…そうかよ」
姫花「だからさ、俺たちお互い組みたかった人と組んで…」
花葉「…お前はそれでいいのかよ」
姫花「?花葉はしたくないの?」
花葉「俺は…お前がしたいなら…別にいいけど」
姫花「うん、そっか。…なーんて。ドッキリなんだけど」
花葉「…はぁ?」
姫花「だから、ドッキリ。大成功〜!」
花葉「こいつ…」
姫花「ふっふっふ〜。俺の迫真の演技どうよ」
花葉「…」
姫花「あれ、どうしたの」
花葉「はぁ〜〜〜…。マジで解散するのかと思ったじゃん」
姫花「へへ、ごめんごめん。解散しないって。俺だって解散したくないし」
花葉「お前俺が聞いたときなんも言わなかったじゃん!あ、こいつ解散したいんだなって思うだろ!」
姫花「あそこで俺がしたくない言ったらじゃあ解散しなくていいじゃんってなるでしょ!」
花葉「…マジで解散しないんだよな?」
姫花「大マジ。俺たちはこれからもバディだよ。2人で最強になるって目標、まだ叶えてないでしょ?」
花葉「お前まだそれ言ってたのか…」
姫花「まだって何!?俺はマジでやる気だからね!?」
花葉「はいはい、わかったよ。んじゃ、これからも2人で最強目指してがんばろーな」
姫花「もっちろん!全員ぶっ飛ばしてやろう!」
👑💫
成星「花依斗話がある」
花依斗「なんだ」
成星「バディ解散してくれ」
花依斗「お前にその権限はない」
成星「…」
花依斗「…」
成星「…」
花依斗「話は終わりか?」
成星「…あんた、反応超つまらないな」
花依斗「あ?」
成星「ドッキリしがいがない」
花依斗「…ドッキリ?」
成星「バディ解散ドッキリ。片方にバディの解散を申し出たときにどんな反応するか」
花依斗「くだらねえな」
成星「あんたがするつもりがないってことはわかった」
花依斗「俺はお前に申し出る権限がないと言っただけだ」
成星「だが今まであんたからこういう話が出たこともなかった。だからあんたにそういう考えはないってことだ」
花依斗「…今はな」
成星「それでいい。俺があんたに迷惑をかけていないということだ」
花依斗「…」
成星「どうした?」
花依斗「…迷惑だと思ったことは1度もない」
成星「ふっ、そうか。これからもよろしくな」
花依斗「…ふん」
🐱🧶
陽「梓白。今少しいい?」
梓白「やあ、陽。どーぞ?」
陽「僕と…バディを解散してほしいんだけど」
梓白「ああそう。どーぞ?」
陽「…え?」
梓白「バディ解散するんでしょ?どうぞ?」
陽「え〜〜〜〜…(・-・`)」
梓白「…君から言っておいて何その反応」
陽「みんな…他のバディはびっくりしたり、やだって言ったりしてたのに…」
梓白「そういう反応がほしかったの?ならもっと本気で言いなよ」
陽「あれ、バレてた…?」
梓白「それで?解散するの?しないの?」
陽「しない!」
梓白「そ。ならこれからもよろしく頼むよ相棒?」
陽「うん!…ところで…」
梓白「何?」
陽「僕が本気で言っていたら君はどういう反応していたの?」
梓白「さぁ。そのときになってみないと分からないね」
陽「はぁ…ここでも嫌だとは言ってくれないんだ…」
梓白「そうだな…君以上にいい相棒が見つからなければ解散するつもりはない、とでも言っておこうかな」
陽「!…ふふ、そっか」
梓白「なに、いきなりニコニコして」
陽「ううん、ありがとう。僕、これからも頑張るね」