君が大好きだ 1「なぁなぁ、この汽車にあの有名なハリー・ポッターがいるらしいぜ。」
偶然聞こえてきたその言葉に興味がわいてきた。
(ハリー・ポッター、、あの有名な、ねぇ)
ドラコはゴイルたちをつれてハリー・ポッターがいるというコンパートメントに向かった。
扉を開けた瞬間、視線を一人の男の子に奪われた。その男の子はロンと一緒に座っていた。その子は女の子みたいな可愛らしい見た目をしていて、緑色の透き通った目は何でも吸い込んでしまいそうだった。しかもとても小柄で、女の子が男装をしているんじゃないかと疑うようだった。
あれが有名なハリー・ポッター、、、
ハリーは視線に気づいたのがドラコのほうを見た。
ドラコに見つめられたハリーはとても不思議そうな顔をして首をかしげてくる。そんなハリーをみてドラコは顔があかくなるのを感じた。
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