ゆうや☆quiet followDONEワードパレット Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow ゆうやDONEチムレcgkn/rokn 未来捏造、同棲済み 國神を褒め殺すお話 この遊びはいつ終わるのか… 玲王の「この間國神が出てた試合見よーぜ」から始まったのは確かだ。 シーズンが始まって3人とも休みが重なった久しぶりの休日、習慣付いた時間に目が覚めて筋トレをしてシャワーを浴びれば、リビングにはコーヒーを飲みながら新聞とタブレットを見ている玲王がいてはよ、と軽く挨拶を交わす。 プロテインをシェイカーで振りながら玲王の手元を覗き見れば経済だとか株だとか小難しい単語が見えて朝から眩暈がする。 「千切は?」 「まだ寝てる」 「だよな…」 玲王の向かい側に座りながら寝室のある方に目を向ければ玲王が、分かってるだろと言いたげに返してきて思わず笑ってしまう。 6092 ゆうやDONE第6回ngbrワンドロワンライ3お題 (無意識) 馬狼にはいくつか癖がある。 暇だったり考え事をしてたり、自分の思い通りにならなかった時に唇を尖らせてムッスリとする。 この癖は俺たちがまだ青い監獄にいた時からあったもので、ツンっと尖った馬狼の唇は案外柔らかいと知ってからは毎回摘んでみたい気持ちを押し留めるのに苦労する。 そして馬狼と同棲するようになってから、最近唇をふにふにとの指で触る癖も追加された。 同棲し始めの頃はしてなかった筈で、いつからなのかは分からないけどふと気づいた時には触るようになってた。 きっと無意識のうちにしているだろうその行動をぼんやりとソファに身体を預けながら眺める。 今もダイニングテーブルに肘を付いて、手のひらに顎をのせむにむにふにふにと自分で自分の唇を触っている馬狼はぼーっと壁にかかった時計を見てる。 2526 ゆうやDONE第5回ngbrワンドロワンライ3 3012 ゆうやDONE第2回ngbrワンドロライ3お題 (メイド) 罵り系メイド馬狼とか面白いかも、なんて言わなきゃよかった。 カメラマンの前で王座に座ってメンチを切る馬狼を眺めながら内心で愚痴る。 照明に照らされ、苛立ちを隠さず青筋を浮かべてカメラを睨みつける馬狼を煽るようにカメラマンが声を掛けてシャッターを何度も押していく。 嫌々ながら仕事だと割り切ったのか、文句を言いながらもポーズの指示に従う馬狼が着ている薄いメイド服は馬狼の体にピッタリと張り付いていて、パンツが見えそうなほどスカートが短い。 スカートが揺れるたびに思わず覗き込むように顔を傾けてしまう。きっと馬狼にバレたら顔を歪めて変態だと罵られるかもしれないけどそれも仕方ないと思う。全部を馬狼のせいにしながら、モヤモヤとする気持ちがなんなのか分からず、隣で撮影待ちをする潔のあげる悲鳴を聞いて少し心を落ち着かせる。 2637 ゆうやDONE第3回ngbrワンドロライ3お題 (バレンタイン、洗濯物) 頭がぐらぐらと揺れるせいで、バランスが取れず、何度か壁に肩をぶつけながら溜まった熱を身体から追い出すように深く息を吐く。 気持ちばかりの対策に余り効果を感じられず、頭の先から足の先まで茹だっているように熱くて思考がままならない。 ぼうっとする頭の重さに煩わしさを感じて舌打ちしながら、床に放り投げられた服をわざわざ拾い集めている自分にも腹が立つ。 この時期はいつもイライラとする。 自分がオメガで発情しているという事実も、クサオがかってでる家事の後始末も、落ち着かない身体を何とかしようと巣を作るためクサオの服を掻き集めている事も、クサオが近くにいない事にストレスを感じている事も、思うように動かない身体と理想としている自分の生活が出来ない事も。 3303 ゆうやDONE第16回ngbr1DWお題 (ヘアアレンジ、ダズンローズデー) 未来捏造、同棲済み 「ん…、あげる」 「?」 同棲し始めて改めて思ったことはこいつ何考えてるか分からねぇ、だった。 突然ずいっと目の前に差し出された花は真っ赤な一本のバラで、多少なりとも気恥ずかしいのか、首の辺りを片手で擦りながらもバラの花を差し出す手は下ろさない。 受け取らなければずっと差し出していそうな様子に意味も分からず仕方なく手を伸ばせば、クサオは満足そうにさっさと離れていく。 似合わない男から似合わないものを渡されて、唖然としながらも手の中にある綺麗に咲いたバラをみれば茎にタグが巻いてあることに気付く。 小さく"感謝"と書いてあって、日頃の感謝を込めて、なんてまるで母の日のようで、とうにすぎたイベントを今更?なんて思いながら仕方なく使っていなかったコップを引っ張り出して一輪だけのバラを生ける。 3436