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    Layla_utsusemi

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    Layla_utsusemi

    ☆こそフォロ

    過去に書いた、フォロワーの美優ちゃんとのうちよそ小説第3弾。
    妄想と妄想が加速制限吹っ切って脳内で衝突事故起こしたやつ。

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    作者からのリプライ

    Layla_utsusemi

    過去のを晒す一次創作【空蝉日記】のショートストーリー。本当はこの3人の間に更に月乃ちゃん(紅花サイドの人間)も入って四角関係になるんですけど、人数が増える=台詞が増える=文字数が多くなる=大変という問題がですね………………。
    【空蝉日記 短編】隠然と虫喰む「ねぇぇおーねーがーいー!」

    「嫌よ、あんたが寝てたのが悪いんでしょ!私は何回も声かけたのにそれでも起きなかったんだから自業自得よ。」

    昼休みの教室。持ち寄ったお弁当を広げて友人と談笑を交わす生徒や、学食へ向かいに行った生徒達の喧騒に紛れ、押し問答を繰り広げる男女が二人。

    派手な金髪ときっちり切り揃えられたぱっつんのショートヘアーは、一目で問題児と優等生のコンビだと分かり、説明も必要ない。


    「ちょーっとだけ!な!?次の休みには返すからぁ!あの先生怒るとこえーんだって!」


    今日の3時限目は世界史だった。窓際から差し込む暖かな日差しに完全敗北した望月英真は、特に抗う努力もせずに夢世界の住人となってしまった。

    お陰でノートは白紙。しかもよりによって今日の授業は次のテスト範囲も含められていたというので、彼は昼休みのチャイムが鳴るや否や白鳥紅花に救いを求めた。
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