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    Marion20180210

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    Marion20180210

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    10年付き合って結婚するまでのリョ三その①
    なんでも許してくれる人のみ読んでください
    なかなか結婚しないし暗い
    三がずーっとよわよわ
    久々の創作で色んなことが心配 とりあえず誤字脱字はそのうち確認します
    パートナーシップ制度のこととかバスケ界のこととかは全然ガバガバななのでふわ〜と見てほしいし出てくるモノも時代と合ってなくてもふわ〜としてください
    続いたらいいな

    #リョ三
    lyoto-3

    10年付き合って結婚するまでのリョ三その①「リョーちゃーん!」

     入国ゲートを出た途端フロアに響き渡った声に、思わずプッと吹き出すと、宮城リョータは久しぶりに顔を見る妹アンナに向かってスーツケースを引いていない方の左手を軽く上げた。
     その隣には母親のカオルが立っている。コーヒーのカップ片手にこちらへ笑いかける姿に、随分慣れたもんだなぁ、となんだか嬉しく思う。
     駆け寄るアンナが、スーツケースの大きさに今回も新鮮に驚き、宮城の手から持っていく。重い!と体全体を使って転がしていく様を見ながら後ろを着いていくと、おかえりリョーちゃん、とカオルから肩を撫でられる。
    「うん、ただいま。昼飯食った?」
    「まだだよ、今回も寿くん外で待ってるから」
     あぁ、そうだった。空港内には決して迎えには来ないが、空港まで母と妹を自らが運転する車に乗せ、必ず迎えに来てくれる恋人。
    「みっちゃんが最近見つけた美味しいラーメン屋さん連れてってくれるって!」
     早く行こう!とどんどん進んでいくアンナ。時折スーツケースの重さに引っ張られてフラフラしているが、一直線に進んでいく。出口の自動扉の真ん前に停まった乗用車。いや邪魔だろ、と思いつつも、長旅で疲れている自分には有り難かった。バンっと勝手にトランクを開ける。何とかして持ち上げようと必死なアンナを見兼ねて運転席から降りてきたのは、宮城の恋人である三井寿だ。ほら貸してみろ、と一言言うと軽々トランクにどデカいスーツケースを引き上げる。そっちは?と宮城が背負うバックパックを指差すので、んじゃこれもお願いします、と手渡す。
     恋人達に気を遣ってか、カオルは後部座席のドアの前で待っている。宮城に助手席へ乗るよう促すと、アンナと共に後部座席に乗り込む。
     高校卒業後アメリカの大学に進学し、順調にプロバスケットボール選手になった宮城は、大学卒業後そのままアメリカでプレイを続けている。一方三井は、日本の大学に進学し、度々アメリカのバスケ界にも挑戦しようと試みたのだが、いつもタイミング悪く膝が言うことを聞かない。大学在学中に再度故障をし、遂に膝の手術をした。アメリカへの気持ちは諦められるが、バスケへの気持ちは諦められない、という理由での決意だ。そのためにまたコートに立てない期間があり、そんな大事な時に隣にいてやれないことに、宮城は唯一渡米への気持ちが揺らいだ。しかし無事手術は成功し、忍耐強くリハビリに励んだおかげで、大学卒業後は日本のプロバスケットボールチームで活躍している。

     アンナの言葉の通り三井が最近通っているラーメン屋で昼食を摂り、三井の運転で宮城家まで辿り着く。重たいスーツケースを持って団地の階段を上がろうとする三井を、宮城は思わず制止する。
    「さすがにそれは重てぇから、俺が持つよ」
     パンパンに隙間なく色んなものが詰まっているのであろうバックパックを手に取り、宮城の胸にドン、と押し付ける。
    「お前はこれ持ってってくれよ、俺だってこんくらい持てるわ」
     幸いなことに今まで怪我という怪我をしたことがない宮城は、イマイチ怪我についての知識や経験がないために、どこまでなら三井の膝に負担がかからないのかをよく理解していない。手術もしたんだしあれだけ激しく運動もしているのだから、よっぽどの事じゃなければなんともない、と言われるのだが、どうも無理して言っているのではないかと疑ってしまう。三井にもまた、疑われるような前科があるのだ。
    「んじゃ、また明日な」
     帰国初日は実家で過ごす。これは宮城がアメリカに渡ってからずーっと変わらないことだ。家族との約束、でもあり、三井との約束でもある。宮城のスーツケースを本当にここで大丈夫か?と狭い玄関に置き、アンナやカオルが通れるように身を引いた。
    「うん、じゃあ明日、ちゃんと準備しといてね! 一番いいスーツで!」
     おー、とのんびり返事をすると、柔らかく微笑み手を振って帰っていく三井。みっちゃーん!また来てね!とその後ろ姿にアンナが声をかけると、パッと振り返りニコと笑う。あーあ、俺がいない間にこんなにアンナと仲良くなっちゃって。妬けるなぁ、と微かに宮城は笑った。

     ビシッとスリーピースのスーツを着込んだ三井が、約束の時間より少し遅れて宮城家の団地の下に着く。宮城に直接連絡が入り、んじゃ行ってくんね、とカオルに声をかける。アンナは昼頃恋人と会う予定をしていて夕方になった今もまだ帰ってこない。自身もスーツに身を包み、いつも以上に丁寧にヘアセットをしていた息子を見て、何があるのかなんてカオルは聞かない。高校時代まではお互いにすれ違うことも多かったが、それ以降宮城が渡米してからは積極的に話をして、お互いの気持ちや状況をよく話し合うようになった。そのおかげで、今日息子が何を予定しているのか、雰囲気だけで察せるまでの関係になっていた。
     カオルのいってらっゃい、を受けて、団地に場違いなスーツ姿の宮城は階段を降りていく。階段下に停る車の助手席側に回り中を覗く。思っていたよりしっかりとヘアセットまでしてくれていることに嬉しくなる。アンナがいなくてよかった。自分の今の格好をからかわれるのも嫌だし、こんなに色気のある恋人を見られて騒がれるのも嫌だ。
    「おー。お前気合い入りまくりだな」
     そう言って笑う恋人に愛しさを覚えながら、助手席に乗り込んでドアを閉める。
    「んじゃ、ナビ入れるね」
     今回は宮城のセッティングのため、運転するのは三井だが行き先を知らない。スマホを片手に住所で検索をかけ、目的地に登録する。ポーン、と音が鳴り、ナビが案内を始める。あとはお願いします、とふざけて敬語でお願いすると、はーいメーター入れますねーとナビを軽く叩きふざけ返される。ふふっ、と笑い合い、ゆっくりと発車した。

     高校卒業と同時に渡米した宮城は、日本の店をあまりよく知らない。学生時代に通った店なら記憶があるが、それも時の流れによって移転したり、閉店したり。あの時分に通えなかったような高級レストランともなれば、知識なんか全くない。今日予約を入れている店も、なんかいいとこないかな?と日本にいる親友の安田靖春に聞き、なんとかして選んだ店であった。電話予約も、時差の関係で上手くいかず、安田に協力してもらった。
     案の定店に着くなり、本当にここか?お前がここ予約したのか?と何度も聞いてくる三井に照れと恥ずかしさでイラッとしつつ、そーそーと適当に返事をしながら入店する。正直、宮城もこのレベルの店はプライベートでは初めてで、自分の少し前を歩く三井に気付かれないようにキョロキョロと店内を見回した。安田がこのような店を知っているのも、来たことがあると言っていたのにも若干驚きながら。
     予約していた個室に通され、最初の飲み物を聞かれる。アルコールだけでも相当数あるメニューを広げながらもうなんでもいいけど……と適当に注文をする。これから先の展開を想像して、少し居心地が悪く、モゾモゾと何度も座り直す。意外にも三井は落ち着いており、自分だけが若干ソワソワしているのが恥ずかしい。でも今日は、仕方ないのだ。
    「お前がよう、一番の正装で、っつーからこれ着てきたけどよ、これ明後日も着るんだよな」
     へへ、と笑う恋人に、緊張感なんか微塵も感じられなくて、フッと短く息を吐くと、知らずのうちに肩に力が入っていたらしく、ふわりと体が軽くなるのを感じた。
    「てかさ、寿さんワイシャツもう一枚ある? 俺見つけらんなくてさ、実家に一枚くらいあるかと思ったけどなかったわ」
    「だよな、俺も一枚しか見当たらなくてよ。これって洗濯機で洗ってもいーんか?」
    「いや、寿さんちの洗濯機はダメでしょ」
     おいどういう意味だよ!と突っかかる三井に、個室とはいえ声でか……と懐かしさを覚えながら、だってあの洗濯機古いし、と宮城が唇を尖らせると、じゃあ明日手洗いかぁ~めんどくせ、と三井は頭を搔いた。
     
     前菜、スープ、魚料理、と続き、遠距離中のお互いの報告や、たわいもない会話が続く。運ばれてくる料理の皿を覗き、ちっせ!ひと口じゃん!なんて言う様子は学生時代の三井を思い出す。先輩後輩というよりは、歳の違う友達のような関係だった二人が今の関係になったのは、三井が高校を卒業し、大学生として忙しい毎日を送り始めてからだ。わかってはいたが、約束をしないと会えない状況に、無自覚だったところから急に恋心を自覚した宮城の方が先に限界が来た。三井から宮城に向く感情に、実は宮城は気付いていた。宮城は幼少時代に地元でよく外国人を目にしており、男所帯の軍隊の基地近くに行ったこともあるため、そういう仲なんだろうな、という人達を見たことがあった。そのためにそういう選択肢があることをわかっていて、あまり違和感や抵抗を抱いたことがなかった。ただ、自分がそちら側になるかと言われればそれはノーだったので、身近な人間がそうであり、ましてや自分がその相手になるだなんて思ってもみなかった。なんなら三井への恋心を自覚するまでは、女子に対して恋愛感情を抱いたこともあるし、三井も知っていた通りバスケ部マネージャーの彩子のことを本気で好きだった。
     付き合う時は、あ、この人自分のこと好きだなという気配があったので、確信を持った上で宮城から気持ちを伝えた。墓場まで持って行くつもりだったらしい三井からは、何度か断られ拒絶され、よく考えろ、と諭された。こんだけ感情をダダ漏れにさせておいてそれはないだろ、と思いつつ、断る時にその度見せる苦しそうな表情に、この人は自分を愛してくれている、という自信が消えることは無かった。自分に関することへの自信がとりわけない宮城だが、この件に関しては自信を失うことがなかった。それが三井の答えだろう、と宮城は諦めなかった。
     だが、結婚に関しては、三井がどう思ってるのか全くわからない。ここまで一緒にいるのだから、今更別れる気があるとは思えない。じゃあこのままの関係を続けるのか?いやいや、先に進んだっていいよな、と宮城は自問自答を繰り返してきた。そして、遂に親友である安田の結婚報告があり、つい最近も所属するチームでゲイであることを公表しているメイトが、同性のパートナーと結婚することを報告してきた。それが全てとは言わないが、そういう選択肢もあるのだ、と改めて宮城は納得して帰国したのだ。勿論、日本では今のところ同性同士の結婚、というものは法的に認められていない。制度としてパートナーシップ制度、というものがあるため、今の段階の結婚に相当するものがそれだろう。それでもいい。適切な表現が宮城は見つけられなかったため言葉にしたことはないが、あの人を自分の人生に繋ぎ止めておけるなら、それでも充分いい、と思っていた。

     弾む会話は尽きないが、今日の一番の目的はそこにはなかった。メインの肉料理が出てくるまでの間、若干の待ち時間があり、宮城は今しかない、とテーブルの下でスラックスのポケットに右手を突っ込んだ。話の途中にウエイターが来たらやだな、と思いつつも宮城は努めて何気なく、しかし三井の顔は見られないまま切り出した。
    「あの、さ。俺達、もう付き合って10年くらいになるじゃん。そんで、ヤスも結婚するし、ってのでちょっと考えたんだけどさ、俺達も、そういうのどうかな、って思ってるんだけど」
     本当は、かっこよく一発で決めたいと思っていた。一生一緒にいたいという気持ちには自信しかなかった。ただ、三井の返事に関しては自信がなかった。どう思っているのか、どんな気持ちなのか、全くわからないのが怖かった。歯切れは悪いが万が一のことがあった場合のことを考えて、予防線を張りまくった。
    「そ、れは……結婚するとか、そういう、話か?」
     あらゆるシュミレーションをした中で、一度も宮城の脳内に出てこなかった台詞を呟かれ、一瞬何を言われたか理解が出来ずに顔を上げる。快くイエス、茶化されながらイエス、泣きながらイエス、キッパリ断られる、遠回しに断られる、はぐらかされる。色々と想像はしていたつもりだったが、まさかこんな風に質問で返されるとは。しかもそこ聞く?え、俺そんなわかりにくい言い方したんかな……。頭の中で高速で色んな考えが巡る。一人脳内会議は白熱する。
     「え、うん。いや、そういう話のつもりだったんだけど、俺は」
     思わず三井の顔を見つめたが、対面に座る宮城からつむじが見えるほど俯いているため全く表情が窺えない。
     「それは、結婚、という形を取らないとダメなのか?」
     消え入りそうな声だった。店内のBGMにかき消されそうなほど小さな声。待ってくれ、それはどういう意味だ。聞き返したかったが、とてもじゃないが声が出せなかった。嫌だったのかな、俺だけがこの人を好きで好きで堪らないというのか。「今の状態でも十分、事実婚みたいなもんだし、それじゃダメか。そりゃ公表はしてねぇから公に関係がバレちまうようなことは出来ねぇけど、それなりに二人でやれてるよな」
     相変わらず小さな声だったが、一気に捲し立てられて耳が熱い。確かに、二人の関係は公表していない。友人達の中でも、知っているのはごく少数の人間のみだ。別に人前でどうこう出来ないことに窮屈さを感じているわけではなかった。ただ、何の不安も感じたくないし、感じさせたくなかっただけ。
     「俺と結婚すんの、そんなに嫌?」
     宮城はポケットの中の右手で、今日のために用意していた指輪の入った箱を握りしめた。
     「そんなわけない、そんなわけないけどっ……」
     泣きそうに震える語尾。三井は案外泣き虫で、感情が昂ると涙を零す。宮城がそれに良いことを知っているので、本人はなるべく出さないように気をつけているらいいが、なんせ生理現象なので、自分ではなかなかコントロール出来ない。今もまた、俯いたままで宮城からは見えないが、唇を噛み締め落ち着こうと鼻で深呼吸をして必死に堪えている。
     「宮城っ……」
     三井が言いかけ顔を上げるのと同時に、個室のドアがノックされ、メインディッシュが運ばれてくる。ウエイターとやりとりしている宮城を盗み見ると、何事もなかったかのような顔色だ。あぁ、やってしまった。これはもう宮城の中で終わったということだ。この話は終わり。弁解の余地を与えてくれない時の態度だ。普段は取るに足らないどうでもいいような事で言い争う二人だが、本気の言い争いを宮城は嫌う。感情のままに思ってもないことを言ってしまう気がして怖いから、と。そんな宮城が、二人の間に不穏な空気が流れ始めた時に、言い争いを避けるための態度だった。
     
     その後もう一度呼びかける勇気は無く、会話もないまま食事を終え、二人で三井の一人暮らしの家に帰った。宮城は日本に滞在中、主に三井の家に居候している。そのために三井は大学卒業時から今まで、一人で生活するには少し広く、だが二人で生活するには少し狭いという微妙なラインの家を借りて、宮城の帰りを待っていた。
     家に着くと宮城はすぐにスーツを脱ぎ、明後日のためにそのままハンガーにかけ、シャワーを浴びに浴室へと消えていった。宮城は銭湯や温泉を好むが、アメリカでの生活のために日常での入浴をシャワーで済ませるのに慣れていた。一方三井はとりあえずジャケットだけを脱いでソファーの背にかけ、そのままソファーに座り込んだ。宮城を怒らせた、悲しませた、傷つけた。いかなる場合でもいかなる理由でも、もう二度と、自分のせいで宮城にネガティブな感情を抱かせることはしたくなかったのに。微動だにせずぐるぐると一人で考え込んでいると、風呂場のドアの開く音がして、宮城がリビングに戻ってきた。今お湯貯めてるよ、と一言言って寝室に消えていく。湯船に浸かるのが宮城と同じく好きな三井のために、出る際に準備をしてきてくれていた。振り返れず、特に返事もできず、暫く動けなかった三井だが、給湯器からのお湯が沸いたとのアナウンスにハッとなり重い腰を上げた。
     湯船に浸かっていても、何も考えられなかった。ただ、あんな無礼な仕打ちをした自分をこんなにも愛してくれている宮城にが自分を気遣って入れてくれた湯の中は居心地が悪く、小さく脚を抱えて湯船の中に座った。気付くとその湯も冷たくなりかけていて、慌てて風呂から上がる。先に宮城が入っていった寝室をそっと覗くと、部屋同様一人には広く、二人には若干狭いサイズのベッドの奥で、既に宮城は横になっていた。その隣に並んで眠るのはなんとなく気が引けて、ソファーでグルグルと考えているうちに、三井は眠りに落ちたのだった。
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    なんでも許してくれる人のみ読んでください
    なかなか結婚しないし暗い
    三がずーっとよわよわ
    久々の創作で色んなことが心配 とりあえず誤字脱字はそのうち確認します
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    10年付き合って結婚するまでのリョ三その①「リョーちゃーん!」

     入国ゲートを出た途端フロアに響き渡った声に、思わずプッと吹き出すと、宮城リョータは久しぶりに顔を見る妹アンナに向かってスーツケースを引いていない方の左手を軽く上げた。
     その隣には母親のカオルが立っている。コーヒーのカップ片手にこちらへ笑いかける姿に、随分慣れたもんだなぁ、となんだか嬉しく思う。
     駆け寄るアンナが、スーツケースの大きさに今回も新鮮に驚き、宮城の手から持っていく。重い!と体全体を使って転がしていく様を見ながら後ろを着いていくと、おかえりリョーちゃん、とカオルから肩を撫でられる。
    「うん、ただいま。昼飯食った?」
    「まだだよ、今回も寿くん外で待ってるから」
     あぁ、そうだった。空港内には決して迎えには来ないが、空港まで母と妹を自らが運転する車に乗せ、必ず迎えに来てくれる恋人。
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