カイ潔ネタまとめ２〇死にたがりカイザーとタイムリープ世一（微東リベパロ）
　「お前になら殺されてもいい」と潔に言うカイザーと「今度こそお前を助けてやる。待ってろよクソ王子！！」と何度もタイムリープしてカイザーを生かそうとする潔の話。

　自分たちの居場所を作ろうとして居場所がないもの同士集まっていたら、自分が思った以上の力をもってしまい、降りることもできるず皇帝として君臨し続けるカイザー。
　そんなカイザーのことを憎くて、倒したいと思っているのが潔。どんなに喧嘩で負かされようが、実力差を見せつけようが、必要であれば何度だってカイザーに喧嘩を売る。
　カイザーはそんな潔にどんどんと心が惹かれ、開いていく。いつしか潔が自分のもとに喧嘩を売りに来るのが楽しみで、ときには潔が来るように仕組んだりもした。
　文字通り宿敵で、お互いに殺し合うような関係であったのは間違いないのだけど、ある日、カイザーは潔にぽつりとこぼしてしまう。この皇帝の仮面が弱い自分を隠すための張りぼてだとしたら、どう思う？　問われた潔はどういう意図で聞かれているかわからず言葉を濁していれば、冗談だ、とカイザーは眉尻を下げて笑った。
　だが、潔には冗談には聞こえなくて、普段のカイザーを、自分と二人きりのときのカイザーをよくよく観察することにした。するとなんだ、この男は潔だけにわかるように、でも気づかれないように”甘え”を出している。どうして自分がカイザーにそんな一面を出してもらえているのかわからない。けれど、確かにそこにあるのはカイザーから潔への信頼だ。カイザーの腹心でネスに向けている信頼とも違う、お互いに対等に殴り合う関係高こそ生まれた関係。
　あのカイザーにそんな身の内を曝け出されてしまえば、見捨てるのも誰かに投げ出すことも潔にはできなかった。あのプライドの高さは潔も認める一級品のカイザーが友でもない潔に弱みを見せたのだ。

　から始まる潔が死にたがるカイザーの生きる理由になる話。


〇カイザー（α）×（α→Ω）なオメガバパロ
※潔モブ♀表現あり
　潔に片思いしている幼馴染（♀、以下モブ）とサッカーのために番になっている潔がカイザーにビッチングされてオメガにされちゃうお話。
　潔→モブは幼馴染への信頼程度の感情。
　
　青い監獄でだんだんと潔に惹かれたカイザーはアルファ同士で喰らい合う関係で当初満足をしていた。
　けれど、潔に番がいるという話を聞いて、自分以外の唯一を持った潔が許せずに、本人に許諾なしに少しずつビッチングをしていく。オメガへの転化にあたり体調に結構変化が起きるんだけども、潔はちょっと体調が悪いなぐらいの感覚。
　外出機会があって潔はモブに会いにいくけども、潔もモブもお互いの感じるフェロモンが少しずつ薄くなってきて違和感を覚え始めた。
　この違和感が潔がオメガにビッチングされているものと気づいたときにはひびオメガになっていて、カイザーに番されてしまっているという、
　潔はモブにめちゃくちゃ謝るんだけど、カイザーといる潔が自分といるときよりも幸せそうな顔をしているのに気づいてモブは絶望するし、カイザーはこれがNTRかと興味深そうに思案顔してそう。
　そして１回ちゃんとモブにこいつはお前のアルファじゃない。俺のオメガだという牽制はしにいく。


〇カイ潔♀のピアスの話
　カイ潔♀付き合っている軸。
　自分の青薔薇の刺青と対になるようなものを潔♀に刻みたいカイザー。
　でもほかの人間に潔♀の肌に傷を入れられるのも嫌だし、どうせ痕をつけるなら自分の手がいいと思ったカイザーはピアスを開けることを思いつく。
　カイザーからピアスを開けたいと言われた潔♀は痛いのは嫌だし、開けたところでピアスを付けたいわけではないので拒否をするんだけども、カイザーの中では決定事項なので嫌がる潔♀を押さえつけて、無理やり開けようとする。
　もちろん潔♀は抵抗するし、抵抗しながら「このクソカイザー！死ね！」と暴言吐くけど、言われているカイザーは嬉しそうに笑いながら「じゃじゃ馬なお姫様だなだぁ。動くと危ないぞ？」とニコニコしながら潔♀の頭を片手で固定し、ピアスを開ける。
　開けられた潔♀は痛みとピアッサーの音に驚いて涙が出るし抵抗もやめてしまう。
　その隙をカイザーが逃すわけもなく、もう片方の耳も開けて満足そうに潔♀の耳をなでるカイザー。
　
　穴が安定した１か月後、両耳に青薔薇のピアスをつけた潔♀の写真がＳＮＳで拡散されるし、わざと見えるように潔♀の髪をかき上げるカイザーはいる。
　なお、勝手に開けられて機嫌の悪い潔♀の世話を喜々とするカイザーと１か月間穴が安定するまで毎日耳の様子を見て、軟膏塗るカイザーがいる。



〇マフィアの跡取り息子なカイザー×怪盗一家の跡取り息子な潔
　怪盗一家の跡取りな潔は訓練を兼ねていろんなところに忍び込む練習をしていた。
　その一環で選んだ大きな屋敷に入り込むと、そこでひとりの少年に潔は出会う。
　光を帯びてキラキラとした金髪は毛先に向かうにつれ青みがかっている色合いは神秘的で、その合間から見えるサファイアの瞳。
　精巧に作られた人形のように整えられた容姿は潔と同じ性別であるはずなのに美しいという言葉が似合う少年だった。
　今まで色んな宝物、それこそ宝石や美術品だって見てきた潔だったが、この少年が一等綺麗だと魅入ってしまう。

　という出会いから始まるお話。
　カイザーも上から降ってきた潔を一種天使かと思って見惚れる。
　でも自分が惚れたのは認めたくないから煽るし突っかかるしで潔をキレさせ、逃げられてしまう。
　潔のことを調べれば有名な怪盗一家の跡取りだとわかりちょっかいだしたりなんなり。幼馴染のような腐れ縁のような仲に。
　血に濡れたカイザーに「やっぱりお前は綺麗だよ。血に濡れたってお前の美しさは濁らない。お前の中身は汚されないだろ」とか潔に言ってほしい。



〇血に濡れた潔が癖なカイザー
　サッカーがすべてで、サッカー以外に興味が薄かったカイザー。
　青い監獄を経て、バスタード・ミュンヘンにやってきた潔に対しても、サッカーでコイツを今度こそ喰い潰して自分の下に跪かさせてやるという気持ちが強かった。
　ある日、悪質なファールを受けた潔が頭から血を流すほどの怪我を負う。
　たらたらと潔の象牙色の肌から垂れる血の赤に、カイザーは食い入るように見つめていた。
　気づけが潔は救護室に運ばれてしまい、見続けることはできなかったが、潔の怪我をした姿が脳裏から離れないカイザーはその高ぶりのままハットトリックを決めていた。
　から始まるカイザーの自分の性癖の覚醒。
　最終的に潔が血に濡れている姿がいいので、血のりでも自分の血でもいいので、潔に血を垂らしてうっそり笑って潔を見る。


〇潔♀から産まれ直したいカイザー
　両親に愛されて育った潔♀なら自分の子供にも無償の愛を与えるんだと思うと、羨ましくてその愛が欲しくてぽつりとその気持ちを潔♀に零してしまうカイザー・
　言われた最初は何気持ち悪いことを言ってるんだとなる潔♀なんだけど、不安そうに揺れるカイザーの目をみて、ああこいつ愛されている自信がねーんだって何となく気持ちを察して、カイザーに「今のお前は俺からの愛はいらないわけ？」と珍しく素直に愛を伝える潔♀とそんな言葉になって「世一ぃ……！」と感極まりながら抱きしめるカイザー。
　産まれ直したいいうときは潔♀のお腹を撫でまわすか、見ながらしながら言ってほしい。