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    koji_033

    @koji_033

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    koji_033

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    2024/6/30新刊 燐ひめカジノパロのサンプルです。数年前に公開したお話を一部変更・続きを書いて本にしました。今回公開する範囲は以前あげた時と変わりませんが、設定が若干変わっています。
    カジノ要素は最初だけで大体は治安が悪い感じです。キャラクターがモブを殺傷するシーンがありますが、グロはありません。
    カジノについての描写は全部適当なのでご容赦ください。
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    koji_033

    PROGRESSいずれ燐ひめになるノンケの燐音×HiMERUが見たいなと思ってプロローグだけ書いてみたもの。筆が乗れば続きを書くし、乗らなければこのままかも知れないし…という感じです。
    ノンケ燐音×HiMERU「え、何? もしかしてメルメルって俺っちのこと好きなの?」

     どんな話の流れだっただろうか。たまたまレッスンルームに二人でいる時、唐突にそんなことを言われた。いや、別に唐突でもなかったか。何かしら天城がそう思うようなきっかけが前後の会話の中にあったんだと思う。ただその時の俺は頭が真っ白になっていたから、奴が半笑いで冗談めかして口にした言葉以外、何も思い出すことが出来なかっただけで。

    「……、」

     そんな状態じゃ当然自分がどんな顔をしていたかなんてことも覚えていない。“否定しなければ”と脳は指令を送っていたけれど、唇はぎこちなく開閉を繰り返し、細い息を吐くだけだった。ニヤニヤと意地の悪い意味を浮かべてこちらを見ていた天城は、そんな俺の様子に気付いてか、次第に笑みを引っ込める。その時僅かに奴の頬が強張ったのが分かってしまって、冷や水をぶっかけられたような気分になった。まぁ、そのおかげで却って冷静になれたんだろうけど。
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