koji_033☆quiet followDONE燐ひめアンソロに寄稿させていただいたお話です!マフィア燐音×殺し屋HiMERUのマフィアパロです。高校卒業前を含む18歳未満の方の閲覧は禁止です。パスワード:18歳以上ですか?y/n Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow koji_033PROGRESS5月の新刊で出そうと思っている探偵パロの冒頭部分です。燐ひめ要素は薄め。書きかけなので色々手を入れる可能性があります。こんなような話を3本くらい入れられたらいいな〜と思っています。(5月新刊予定)燐ひめ探偵パロ※登場する地名、人物名は実在のものとは一切関係ありません。現実にはあり得ないような気候・立地などが出てきますが、そういうものだと思ってご覧ください。 ※今回公開部分には一人だけですが、話全体としては大量のモブが出てきます(被害者や犯人をネームドキャラにしないため) 目の前に広がるのは、快晴の空と一面の雪景色だ。昨夜の大雪が嘘のように、朝のひんやりとした空気の中、どこまでも突き抜ける青は雪原に眩いほどの光を落としている。 まるで宝石を散りばめたかのような輝きを放つその雪野原からは少し離れたところに小さな湖があって、湖面には厚い氷が張り、そこにも薄らと雪が積もっている。ほとりを囲む針葉樹からは時々どさりと雪化粧が剥がれる音がして、この静かな雪景色に冬の音色を添えた。 11452 koji_033PROGRESSいずれ燐ひめになるノンケの燐音×HiMERUが見たいなと思ってプロローグだけ書いてみたもの。筆が乗れば続きを書くし、乗らなければこのままかも知れないし…という感じです。ノンケ燐音×HiMERU「え、何? もしかしてメルメルって俺っちのこと好きなの?」 どんな話の流れだっただろうか。たまたまレッスンルームに二人でいる時、唐突にそんなことを言われた。いや、別に唐突でもなかったか。何かしら天城がそう思うようなきっかけが前後の会話の中にあったんだと思う。ただその時の俺は頭が真っ白になっていたから、奴が半笑いで冗談めかして口にした言葉以外、何も思い出すことが出来なかっただけで。 「……、」 そんな状態じゃ当然自分がどんな顔をしていたかなんてことも覚えていない。“否定しなければ”と脳は指令を送っていたけれど、唇はぎこちなく開閉を繰り返し、細い息を吐くだけだった。ニヤニヤと意地の悪い意味を浮かべてこちらを見ていた天城は、そんな俺の様子に気付いてか、次第に笑みを引っ込める。その時僅かに奴の頬が強張ったのが分かってしまって、冷や水をぶっかけられたような気分になった。まぁ、そのおかげで却って冷静になれたんだろうけど。 1052 koji_033MOURNING利き小説で最初に書こうとしてやめた話。めちゃくちゃ書きかけの供養なので急に終わります。「これが最後になるとしたら、普段は言えないような大胆なことも言えてしまう気がしませんか?」 浜辺の静寂を唐突に破ったその言葉に顔を上げると、煌々とした月明かりのもと、薄らと笑みを浮かべる男と目が合った。人を夜の散歩に誘っておきながらここまで一言も発することなく、こちらからの呼びかけにも砂を踏みしめる音で答えていた不遜な男が漸く口を開いたと思ったら、藪から棒に何なのだろうか。 砂の入り込んだビーチサンダルを波打ち際でじゃばじゃばと洗いながら、燐音は溜め息混じりに質問を返した。 「ンだよ急に。いきなり部屋に来て“散歩でもどうですか”なんて柄でもねェこと言うなと思ったら、だんまり決め込んだ後にそれかよ。おっきなライブが終わって、メルメルはおセンチになっちゃったんでちゅか〜?」 1729 koji_033DONE2024/6/30新刊 燐ひめカジノパロのサンプルです。数年前に公開したお話を一部変更・続きを書いて本にしました。今回公開する範囲は以前あげた時と変わりませんが、設定が若干変わっています。カジノ要素は最初だけで大体は治安が悪い感じです。キャラクターがモブを殺傷するシーンがありますが、グロはありません。カジノについての描写は全部適当なのでご容赦ください。パスワード:18歳以上ですか? 10768 koji_033DONE燐ひめアンソロに寄稿させていただいたお話です!マフィア燐音×殺し屋HiMERUのマフィアパロです。高校卒業前を含む18歳未満の方の閲覧は禁止です。パスワード:18歳以上ですか?y/n 19227 koji_033DONEますずしさんとの共作で書いた探偵パロの続編です。物語の設定等は前作をご覧下さい。ホウェア・イズ・ザ・ブラックラビット?. 「……、ぅ……んん……」 呻き声と共にもぞりとベッドの上で身動ぐ体。開け放たれた窓から直に降り注ぐ日差しに眉を顰め、それから逃れるべく布団を頭から被る。 「……」 そうして暫くじっと丸まっていたが、ふと日光の差し込む位置が普段よりも高いことに気が付いて目を開いた。億劫に手を伸ばし、懐中時計を布団の中に引き摺り込む。 「……もうすぐ九時か……」 さすがにこれ以上は寝過ぎだろう。昨夜は深酒をしてしまったためにまだ頭は鈍く重い感じがするが、事務所を開けることを考えればいい加減起きなければ。 ヒメルはベッドから体を起こして大きく伸びをした。昨日帰ってくるなり着替えもせずにベッドへとダイブしてしまったために、白いシャツは皺くちゃだ。まずはシャワーを浴びて、シナモンで遅めの朝食をとり――いや、その前に、ヒメルが飼っている黒うさぎのイナバさんにごはんをあげなくては。 20251