王馬くんが学ランの中にパーカー着てるのが見たいなーと思ったとこから始まった妄想なのでプロロ制服ver.
絵を描く前に妄想暴走しちゃったので取り急ぎメモしたやつ
プロロ制服着てるけど中身は本編時と変わりない感じで(雰囲気で)
・王馬くんはイヤホンして曲聴きながらスマホ弄ってて、最原ちゃんは本読んでる
・お互い違う学校に通ってて電車通学
・同じ時間の同じ車両に乗ってることが多いけど別に知り合いではない 話したこともない
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ある日久々に満員だった電車から人を掻き分けて降りた時に「ねぇ」と声をかけられて振り返ると
「これ落としたよ」って、自分が鞄に付けてたはずのヤッチーぬいぐるみストラップを手に持って立つ見知らぬ男の子。
いや、もしかしたら電車で何度か見かけたことがあったかもしれない
「あれ?…ほんとだ、ありがとう。 さっきの混雑で引っ張られて千切れちゃったんだね… でも、これじゃもう付けられないな…」
「好きなの? それ」
「あ、うん… 昔、水族館に行ったときお土産に買ってもらったものだったんだけど、これはもう家に置いておくことにするよ」
「そっかー。 …じゃあ、代わりに他のものでも付けない?」
「え?」
「オレこれからちょっと買い物しようと思ってたんだけど、よかったらキミも一緒にどうかなって」
とくに用事もなかったのでその男の子の買い物に付き合うことに。
「そういえば名前言ってなかったっけ。 オレは王馬小吉ね」
「あ、僕は最原終一です。 よろしく…」
「よろしくねー、最原ちゃん」
会話の途中、相手の名前を呼べないことに気付いて今更な自己紹介をしたり、
ゲームショップや雑貨屋などを見て回って、僕も本が買いたいな、ってことで本屋にも寄ったり。
王馬くんはよく喋るひとで、何度も嘘ついてきたりして困惑させられたけど、なかなか面白い子だったな、
「王馬小吉くんか…」
お風呂の中で今日のことを振り返ってちょっと頬が緩む。
今日初めて話した人と一緒だったのにこんなに楽しい一日になるとは思わなかったな…
思わぬところから友達ができて嬉しい最原ちゃんでした。
一方…
電車を降りる人の波のどさくさに紛れてストラップ引き千切った王馬くんは、
大事にしてたものっぽいことを知ってちょっと申し訳なかったなと思ったり思わなかったり。
という感じ
ちなみに元ツイの自分、『初接触でいきなりデートしてるじゃんこれ😆』って言ってた