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    いちろ。

    @ichiro1107_1

    赤安。
    書いてるのはわりと暗めが多いかも。

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    POIPOI 17

    いちろ。

    DONE夢の中の登場人物
    ・ライバボ(純組織しゅ×ハムれいくん)
    現実の登場人物
    ・「僕」:元店員、現在「大家さん」の元で療養中。
    ・大家さん:「僕」が働く店の常連。医師らしい。療養が必要な「僕」を自宅に住まわせている。
    夢に焦がれた小夜啼鳥は。③バーボンがライを殺した。夢から跳ね起きた僕は今までにないくらい背中がびっしょりと濡れていて、僕の体は恐怖でしばらく震えが止まらなかった。バーボンが浴びた返り血の感触が残っているのも恐ろしかったが、何より恐怖したのは拳銃を発砲した時の反動が寝起きのはずの僕の手にしっかりと残っていることだった。

    「夢、なんだよな……?」

    誰かに肯定してほしくて寝起きのかすれた声で呟いてみる。当然その問いに答えてくれる人間はいなかった。実在する部屋を舞台にした夢の中の殺人事件。あの時撃っていなければ、バーボンがどうなっていたかわからない。ライの言葉を信じるとすれば命までは奪わないと言っていたが、どんなに特殊な関係を築いていたとしてもあいつは組織側の人間だ。裏切られ拷問されていた可能性もあったと考えると、バーボンの判断は正しかったと思う。彼はあの後どうしたんだろうか。古巣に戻ったのだろうか。それとも、そのままライの死を偽装して潜入を続けたのだろうか。 
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    いちろ。

    DONE怖いさん、念願のれい君との対面。
    (れい君は面識ない)
    れい君視点。
    怖いさんがお隣に引っ越してきた!②この街に潜伏して数ヶ月。組織の情報を掴む為、僕は偽名を使いながら日中はバイト先の喫茶店で過ごし、夜は本業の任務と二重の生活を送っていた。
    そんな慌ただしい日々の中でも、今日は久しぶりのオフ。
    さて、朝から何をしようか。たまには惰眠でも貪ってみようかなんて思いつつ、カーテンの隙間から差し込む陽光になんだかそれでは勿体ない気もして。結局、寛ぐのもそこそこに軽く朝食を済ませるとひとまず捨てるためにまとめたゴミ袋を手に外へ出た。

    一日のスケジュールを脳内で組み立てながら見上げた空は真っ青で。あちこち錆びついた階段を降りていくと劣化の激しい鉄製のそれは、一歩踏み出す事にカンカンと甲高い音を立てた。
    ふと、階下を見ると見慣れない男がこちらを背に立っているのが目に入った。忙しなく左右に視線を移しているが何かを探しているのだろうか。ふいに振り向かれ視線がばちりとぶつかった。切れ長の鋭い眼差しに、灰色がかった深緑色の瞳。目鼻立ちは整っているのに、目元を飾る濃い隈の存在がどこかミステリアスで近寄りがたい雰囲気を醸し出していた。黒のニット帽を被った黒服という出で立ちが空気の澄んだ早朝に見かけるにはあまりに不釣り合いで。加えて辺りを見回しているのだからどう見ても不審者にしか見えない。正直職質にかけたいところだが安室の立場ではそれは不可能だ。
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